遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

向山 小焼山(笹畑ノ峰) 神楽入ノ峰 三頭山 入小沢ノ峰 ヌカザス山 イヨ山

やっと右腕の拘束が解けた!可動域が著しく狭かったり、痛みが多少あったりはするが、この日を待ちわびた。先日、奥多摩湖の深山橋から道の駅たばやままで歩いたが、当然そんなことはしたくない。何とかして自転車を車に積み込み出発。

奥多摩湖畔の川野駐車場から自転車で小菅川沿いに、オマキ平ハイキングコースへ向かう。

いつまで営業されていたのだろうか。

何度もバイクで走って知っているが、意外に登り勾配が最後を除いて多くない。しかしながら、向かい風で下り区間もスピードが乗らない・・・。

最後は自転車を引いて、登山口に到着・・・。徒歩では1時間かかるが、30分もかからずに来ることができた。

入口には碑。二十三夜塔とある。ここからは林道っぽい道。

古くは水場だったのか。そのすぐ先で山道となる。

過去の遺物を見ながら進む。社も今は移された模様。

序盤、つづらで高度を上げる。傾斜が殺せるのはいいが、ここの距離は長い。

ツルリンドウを幾つか見る。緑をたたえていると目立つな。

分岐のすぐ先、東屋は潰れてから久しい様子だ。奥に写るトイレ棟がまだ原型をとどめている。右に道があったようだが、通行止となってロープが張られていた。

強風で落ち葉の堆積具合が凄い。トラバースでは脛まで。ギシギシとしなる木が折れて落ちたり倒れたりしないかと心配になる風の強さだ。風での寒さは逆にメリットもあり、ペースを落とさずにガシガシ登れる。ストックもまだ使えないので、それほどペースアップはできはしないが。

年季の入った標識。下と同じ設置時期かな。休憩所とあるが、展望も何もなく通過。

向山直下は巻き気味に道が付く。植林が薄暗い。

向山に到着。立派な展望台があるが、近付いて眺めると、とても登ろうと思わない朽ち具合。こちらも立派な案内板があったようだが、土に還りつつある。

三等三角点、点名『發沢』。落ち葉で埋もれていたのを足で探り当てた。

先はまだ長いので、ほどほどにして進む。

向山のすぐ先、シャクナゲがあった。意外。振り返っての一枚。

再度植林で面白味は無い。密度は薄くないので、風が遮られて良い。

トラバースでは全く道が分からないほど落ち葉で覆われている。

笹畑川への分岐。マイナーな雰囲気は感じる。

尾根上、中々ブナが良い箇所あり。雪を踏みながら歩いたら気持ちが良いだろう。

階段でしっかり整備されている場所が、断続的に鶴峠分岐までにある。

階段を登り切って、鶴峠からの道と合流。

15年も前になるが、ここから三頭山までは歩いたことがある。

相変わらず、トラバースでの落ち葉にはストレスを感じる・・・。

サクサク進んで、小焼山(笹畑ノ峰)へ。登山道は北を巻いているが、尾根を直登で簡単に上がることができる。

凝った手製標識だ。先が神楽入ノ峰でしょうか。

そのまま直進して下って登山道に合流。

分岐。過去、どちらも歩いている。今日は当然稜線を行く。

ちょっとしたコル。ここも立派なブナがある。

神楽入ノ峰。展望もなく、通過点だ。

こんな区間は、どんどん足が前に出る。

三頭山もあっという間に近づいてくる。

が、その手前に展望地で足止め。そういえば、こんな場所があったような。

富士山がばっちり。南側なので、吹き上げてくる風も勢いは無く、ゆっくり楽しめる。

やや引いて・・・。

大菩薩嶺まで見えていた。歩いてきた稜線は、木に殆ど遮られる。

軽食取って小休止もしたので、最後のひと登りで三頭山へ。

日曜日だし、流石に誰かいるかと思ったが、誰もいない!驚き。

雲取山は寒そうだ。

御正体山と鹿留山の間には、愛鷹の越前岳らしき山も見えている。

一応、中央峰と東峰も踏みに行く。右のトラバース道から。保護区画になっており、グリーンシーズンはどんな花が見られるのだろうか。

東峰の展望デッキに上がる。

都内も向こうに見えている。

大岳山のようだ。

街をズームで。スカイツリーも見えるらしい。

三等三角点、点名『三頭山』は東峰にある。

中央峰。北に休憩所あり。展望は良くは無いけれど。

一周して、北へ下山にかかかる。

トラバース気味の出だし。ここから奥多摩湖まで1000m近い高度を落とす。

直下の北面は、雪がまばらに残っていた。凍結前で全く支障とならない。

西。登ってきた稜線かな。

すこぶる歩き易い。この辺、落ち葉が吹き飛ばされており、吹き溜まりになる場所が少なくてサクサク。ピュンピュン飛ばされていく落ち葉に負けないように軽快に行く。

トラバース道の分岐。過去には歩いたはずだが、ここは全く記憶に無い。

入小沢ノ峰手前の標識。玉川から入ると高度上げずに済むのだろう。

入小沢ノ峰。これまでと同じ設置主らしい山頂標識。

頂上は展望無し。山林は手入れがされているようだ。流石、東京都。

強風で落ちたヤドリギ。もっとたくさんあったらクリスマス用に飾りたいが、そこまで多くない。

割と快適に下ってきたが、この注意書きを見たすぐ先、中々歩きにくい。

一部、ロープが設置されていた。ザレの斜面で落ち葉が被さり地面の状態が分からない。浮石や枝に警戒せねばならず、ペースダウン。右手は使えるレベルに無いので、慎重に・・・。

尾根なのに、吹き溜まりがある場所も。やれやれ。

この分岐標識、中々年季が入っている。

間もなく、ヌカザス山に立つ。展望は無い。さっさと北進する。

そろそろ植林地帯に突入か。

急だったのはせいぜいその辺までで気を抜いて歩ける。

1020m高点。左の尾根に引き込まれそうな感じもあるが。

イヨ山。三等三角点、点名『伊予山』。長細い山頂だ。

この辺から、強風が和らぐ。枯れ葉が吹き飛んだり、砂埃が舞い上がる光景も見ない。

奥多摩湖が一時見えた。もうすぐかと思いきや、まだ400m程度高度を落とす。

植林地帯は見るものもこの時期は無いので、無心になる。

洗堀という感じの道が一部。強風で折れた枝葉が落ちていて回避しつつ。

ここ、一番の吹き溜まり。膝上まで埋まる!10m程度だが驚いた。過去最高。

植林地帯も最後は右寄りにジグザグに高度を落としていき、奥多摩周遊道路に出る。

予想に反して、山中誰にも会わなかった。

大寺山の目立つ建造物や奥多摩湖を見つつ、10分ほどで駐車地点へ到着し終了。

奥多摩は平日や冬場を狙って行くに限るかな!?沢登りでは行くことがあるかも・・・。

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