九鬼山周辺、過去に取りこぼしているピークを今日も回収しにかかる。
駐車場所がこの界隈は少ないので悩みどころだが、何とか田野倉駅の近くに駐車。
2台くらいならば許容内と思われる。
さて、まずは、植野山へ延びる尾根取付へ向かう。道路を歩いて適当に尾根に取付こうと思う。送電線?のところをショートカット。
取付には車道が来ており、社が大小あった。
取付始めは笹薮だが、目印が付いており踏跡もあるので問題なく。
笹はすぐになくなり、枯れていく。下にはフデリンドウがたくさん。
そして、紅葉が中々良い!植林が続くと思いきや、そんなことはなかった。
ナラなども結構多い。初冬らしさあり。
徐々に枯れ模様へ。目印もたまに見る。
いや、まだ紅葉してる鮮やかなものがあった。嬉しい。
樹林越しに富士山も見えている。
九鬼山も見えている。
まずは、植野山。ここは二度目か。割と近年登っているので、よく覚えている。この先は歩いている区間だ。
ほぼ植林の印象しかなかったが、まだ今日は紅葉しているのも見えて良い。
たまに富士山も見ながら登ることができる。
主稜線に出た。ここから南も初めての区間となる。中々、勾配が少々きつい場所もあり、ゆっくり確実に歩を進める。
紅葉も再度出現。全然足が進まない。
あれ?九鬼山まで結構あるように見える。
紅葉の無い植林はさっさと進む。
札金峠。四方向全部歩けそうな様子だった。『やまなしハイキングコース100選』のサイトでは、礼金峠や礼金沢となっているが、間違いなのだろう。
その先の分岐も地図通り。
午後の柔らかい日差しになってきて心地よい。
橙色に輝く紅葉にまた目を奪われる。
富士山にかかっていたいた雲が無くなっていた。
かつての送電線か何か?
その先、紺屋の休場。ひらけていて、展望もあり、休憩には良い場所。
東は特に素晴らしい。大菩薩から手前の三ツ峠辺り。
その後、尾根を外れる道にすっかり入ってしまった。普段は直登する道一択だが、今日はこれで良い。トラバースにもロープが張られ、整備も十分。
トラバースはここで終了。九鬼山の北東尾根に乗る。
味のある標識が2つ。好きだ。
トラバースした割に、この尾根にも岩があって少し急な場所があった。
九鬼山に到着。逆光な上、レンズが曇ってしまっていたらしく、まともな写真でなかった。二等三角点、点名『遅沢山』。遅沢は読みが似ている猿橋町小沢に由来するのか?しかし、南東871mピークが別称多いものの、遅沢山とされているようだ。
先客が一人いらして煙草を吸い始めたので、写真だけ撮ってさっさと移動する。
奥の稜線、左が飛竜山、右は雲取山か。そのやや手前が尾越山で向きを変えて大峰がある尾根だから、目立つ谷は小俣川ということか。右腕が上がらないので、岩殿山が木に殆ど隠れてしまっている・・・。奥多摩は細かい尾根にもマイナーピークが幾つもあるので、丹沢同様にピークハントが進まないなと思う。
九鬼山から西に200mばかり進んだ場所は、富士見平とのこと。富士山は見えないようだが。南の久美山まで僅かなので、そちらへも足を延ばす。
分岐になっている。標識の類が多いが、展望は無い。南西へのルートは、杉山新道というらしい。突坂峠までの東の区間がまだ未踏。
今回複数見たこれらの植物が花を咲かせる時期、歩きに来るのがいいかもしれない。
富士見平まで戻り、池ノ山のある北西尾根を下る。
植林でつまらないなと思っていたら、天狗岩の標識。過去、このルートは歩いているが、見てみたいところだ。
強い逆光。三ツ峠くらいまでも良く見えた。
もう今日は紅葉の日か!?見事な色づきに午後の日差しでより引き立つ。
今回、最優先だったピークの池ノ山。四等三角点、点名『池之上』。ほぼ通過点で展望も無論無し。
その後、リニアの展望地。看板があって、なるほどという景色。
日没までは30分くらいありそうなので、ほどほどにして下山する。
植林になるが、広葉樹が混じるので最後まで紅葉を楽しめた。
沢を渡って、車道歩き。周辺も紅葉が良い。
高川山もリニア路線が貫通しているのがよく分かる。
これ沿いに歩いて駐車地点へ戻る。振り返って一枚。
今日は完全に紅葉の日となった。近くで手軽に来られるので、時期を変えて楽しめればと思う。
植野山・九鬼山・富士見平・久美山・池ノ山 / Argonさんの九鬼山・池ノ山(山梨県)・久美山の活動データ | YAMAP / ヤマップ