遠流日記

登山・滝見・花見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

楮根川 四ノ沢 篠井山 廃道満喫

先日、雨や増水で敗退した楮根川のリベンジ遡行。今日は余り舐めたことはせず、9時過ぎに到着して出発できた。それでも遅いよね・・・。

状況は一ノ滝までは勝手知ったものなので、手早く進む。

入渓
小滝

一ノ沢 倒木にまみれる

8m滝と前衛

8m滝

前日も降雨だったが、今日の方が水量が少ない。左を軽く登る。

二ノ沢

本流の滝 5mほど

サワガニ

こんにちは。入渓時も見たな。

20m滝

左支流・ルンゼからさっさと巻く。

一ノ滝 最下部

ここからが楽しみだ。

ハング20m

日が差す
中段

今日は左から巻くことにした。

バンドから

巻き途中から見ると、水流から右壁と登れそうだな。水量がそこそこあるので、吹き飛ばされるリスクはあるだろうな・・・。

多少急ではあるが、問題なく上段へ。左岸を巻くより楽な印象。だが、ここまで殆ど今回はヒルを見ることがなかったが、たくさん湧いた・・・。

上段

美瀑

展望

富士山はもう少し。待つが、見えそうで見えない。

四ノ沢出合

右が本流

前回見なかったが、10m程度の滝が更に奥にいたようだ。そちらも迷うところだが、やっぱり四ノ沢を遡行しよう。

少ないシャワークライム

最上段 5~6m

屈曲先。ここが最も濡れた。右Ⅲ~Ⅲ+。

30mほど先に、更に大き目の滝。

20m滝

中々の美しさ。

シラヒゲソウ

四ノ沢出合から、ホトトギスやシラヒゲソウが見られ始めた。

この滝を登るのはとても困難な様子なので、右岸巻き。

手の入った植林

目印もある植林帯の尾根。トラバース気味に落ち口へ降りる。

4mほどの滑滝

わざわざ滝下に降りず。横目に見ながら通過。

15m程度

シャワークライム上等なら登れそうな感じだな。下部をひやかしてみたら、登れそうな感じだった。黒光りしているのに、水流近くはぬめりが殆どない。だが、少し離れるとやべー感じ。大人しく、左岸巻き。

モミジガサ?

3~4m滑

約800mの二俣

揺れるホトトギス

この滝は、右から水流を登ることができる。
ここからの滑は中々の癒し系。

左:6m滑滝  右:上下で10m超

左の滝は水流ど真ん中を何とかハイステップで上に上がって登る。ぬめりが余り無いので、フリクション頼りのスラブ登りが通用する。

右の滝は左のシラヒゲソウに釣られた。

シラヒゲソウ

花の盛りは過ぎたものの、まだ何株も咲いていた。何という癒しでしょうか・・・。来て良かった!

水流に復帰は、ぬめりに注意。少しヒヤヒヤした。

苔、イワタバコ、ホトトギスが沢を彩る。

癒し系

ホトトギス

たわわなホトトギス
イワシャジン

去年の10月は、一ノ滝下でも咲いていたな。この後、散見される。

5m滑

Ⅲ-で、全く通過に支障なし。

ツルシロカネソウ?

こんな時期にまだあるか。狂い咲きというのが正しいかな。

花探しと花見を楽しみつつ気分よく進んでいく。先日見た黄色のホトトギスはいるような雰囲気もあったが、見ることはなかった。

そして、御堂の廃道へ出た。

標識

道標はまだあった。また春に訪問したい場所である。

時間をたっぷり使ったが、一応山頂を踏んでも問題ない時間なので、御堂登山道を登り、馬込登山道で下山という廃道満喫コースを採ることにした。沢は二股になっていて、右は流れがまだあるので、それを暫く辿る。

左岸に上がる

確か、前もここは通ったはず。上にも少々悪いトラバースで進めそうだが、水量も僅かなので、沢は離脱。

コフウロ?

うーむ、ゲンノショウコではなさそうだが。花はこの一輪のみ。

アザミ

種類が全く分からない・・・。勉強不足だ。

ホトトギス乱舞

ここのホトトギスは見事であった。

タテヤマギク?

イワシャジンも混じって咲いている。嬉しいな。

ミヤマウズラ

これは流石に散っていた。この尾根の高度で見るのは予想外。

沢を離れたので、やっとヒルが出なくなった。沢手袋は普段殆どしないが、念のためと使用していたら、入り込んだヤツがいて指の間を吸血されていた。やれやれである。

素敵な樹林

この自然林はいいなー。

落ち込む急峻な沢型に、黄色の花を探したが、高度としてももういないようだ。

問題なく神社と山頂の間の登山道に合流。

ツルリンドウ

ここのツルリンドウの開花は、まだまだ先のようだ。

篠井山

好展望

やったね。富士山を見ることができた。去年から、一体何回この界隈に来ただろうかと顧みる。篠井山の沢も、まだ鯨野川や御堂川が残っているしな。

まったり休憩してしまった。

記帳した!

馬込登山口まで3時間かー・・・。途中までは歩いたことがあったが、どんなもんかね。

折角なので、記帳しておいた。

篠井大明神

ありがとうございました。また参りますぞ。楮根村と記載があって、ここは北から登るのが本来メジャーだったのかも。

厳か

寺跡。ここの雰囲気が大好きだ。

碑

信仰の山ですね。知見を広げていきたい。

あすなろの道

ここもいい雰囲気だ。

行者平展望台

北東の展望

富士川俯瞰。中々良い場所だ。

この先、馬込へは廃道区間となる。楽しみな区間だ。

マイヅルソウ

どこにでもいる植物だが、南部で見るのは初めてかも?食害に負けないでほしい。

樹林

気持ちの良い樹林。

展望

高度が落ちたのが分かるな。

標識

ここに道標が転がっていた。この辺が割と急だが、ロープもまだあって、使用しないもののルート取りの参考になる。岸壁があるらしく、尾根右から回り込むように下る。

その岸壁には、複数の花がいた!

イワシャジン、シラヒゲソウ

リンドウ

何か大きめの青い花がゆらゆらしていると思ったら、リンドウだった!へー、こんな所にねー。

ジンジソウ?

沢の中では咲いていなかったが、ここは開花していた。ホトトギスも混じる。

この場所は、こんな様子で興奮した。

美しい尾根道

歩く人はごく僅かなのが見て取れる。

朽ちた橋

使用に耐えない橋の右下にロープが張ってあるが、そのまま尾根上を通過できる程度。

道標

平坦に近い場所。振り返っての一枚。標識は破損している。

大田切

なるほど、ここの深く削ぎ落ちるような谷には相応しい。

四等三角点『一ノ森』

手前920m高点が一つ森山と名があるらしい。ここには、2.3kmプラ標識あり。これまでも、しばしばこの標識はあった。

権現島へは、ここを北進することになるな。東尾根が今回正解だが、ボケっとしているとそのまま進んでしまうに違いない。トラバースで崩壊気味なその尾根に乗る。

境界標柱があるので、それに倣っていたら急で歩きにくく、どうやら左の尾根に早く乗った方がいいらしかった。

急峻な谷

楮根川右俣支流の源頭か。こちらも探索してみたいところだ。

703m高点は、一つ頭山というようだが、やはりただの通過点。

アオイ2種を観察したところ、花が全く見られなかった。

尾根離脱

標識通りに、馬込登山道で戻る。ピンクテープがあるので、それに従い、適当に下る。下部はガシガシ直線的に。こんなに分かりにくかったっけ?

作業小屋など見るようになって、もう林道を気を抜いて歩くだけ。終了。

今回の収穫は・・・。

タマゴタケ

この前もたくさんあったのを見たが、土砂降りで採るのは避けた。今回は2本だけ頂戴した。

エビネ

花穂が残っているのを発見。うーむ、この青さや枯れたものも1本だけの花穂の様子を見るに、もしかするとナツエビネなのかもしれない。今まで見ていたものも、どれかはナツエビネの可能性が出てきた。特に、キバナノショウキランを探した場所のものはそれかも。来年4月・5月に一度見に行こう!!8月には、今年行けなかった南部町のナツエビネを探してみよう。

 

さて、楮根川から四ノ沢をやっと遡行できた。登るのが難しい滝は無いし、登れなくても簡単に巻けるし、一ノ滝を筆頭に見栄えの良い滝も複数、四ノ沢の滑は超癒しだったし、大満足だ。

水量が少ないと見栄えが激減すると予想される。まとまった降雨後の晩秋あたり紅葉狩りしながらまったり遡行するのが最適と思われた。ヒルも落ち着いている頃だろう。

今回は指、首、背中と3ヵ所をヒルに吸血されてしまった。写真撮りまくりだったので、察知が遅れたのが原因だろうが、意外なほど手に付いていた。30匹以上今回も駆逐したが、シカは見たし減ることはないんだろうな。

南部町の杜鵑草

楮根川では黄色のホトトギスは見られなかったので、確実に見られそうな場所へ。

とは言え、初めての場所なのでどうか・・・。

沢靴にヒル対策も施して、それらしい場所を探る。

日当たりが良すぎず、悪すぎずといった箇所を集中的に覗くと・・・。

いた!!

群生というほどではないが、思ったよりも多く咲いている!!

まだ蕾もあった。じきに咲くか。

全体的に、群生ではなく点在している感じかな。よく目を凝らすと、近付けない岸壁にも見ることができた。嬉しい限り♪

滑滝

この先にももしかしたらいるかも。傾斜が緩そうだが、どうだろうか。

イワユキノシタ?

たくさんの葉があるのはこれまでもこの界隈で見ていた。通常5~6月に開花するそうだが、狂い咲きか?

トンボソウ

花穂を見たのは2株だけ。

何とかハグマ

この植物は分からない。

カヤラン

県南部では珍しくない。

カメムシタケ

ミヤマウズラ

ヤマジノホトトギス

同日、滝見も。

こちらも、それなりに満足。今日は水量が多めのはず。

全くヒルは見ることがなく、快適に楽しめた。

篠井山 楮根川探索

南部町の楮根川を探索。

去年秋に行ってから、ずっと気になっていたのだ。

増水していても、まぁ、そんなに濡れないで行けるでしょと思ったが・・・。

3~4m滝

2~3mの小滝を越える・・・。

8m滝

この手前が深くて腰上になった。怯む。

同8m滝を観賞

この8m滝は左を水を浴びながら登る。Ⅲ-~Ⅲ。上下ともにラッシュガードも装備していないので寒い・・・。

8m滝

これも左から登る。Ⅲくらいで快適!水は浴びるけど・・・。

さて、今回特に気になっていたのが、前に見た植物だ。

ホトトギス

こういう場所にあるのだから、期待していたのだが、どうやら黄色のアレではないらしい。まだ硬い蕾って・・・。

二ノ沢出合?

一ノ沢は倒木で酷いものだったが、二ノ沢は序盤の渓相は悪くなさそうだ。右が本流。

7~8m滝

今日は左から取付き、水流を渡り右から落ち口へと登ったが、水浴び過ぎて寒い・・・。黒光りしてヌメりがきついかと思ったが、そうでもなくⅢ+くらい。

ベニシュスラン

沢沿いでも流されずに健気に生きているのは見たが、ここが最も多かった。それでも大したことが無い。

ここまで沢通しで来ているので、余りヒルには付かれずだったが、それでも小さいながら10匹未満を駆逐。

20m滝

去年も来ているので、サクッと左岸支流・ルンゼから巻き。

タマムシ

巻いた際にいた。この辺、オモトやキノコが幾つも。

一ノ滝

うーむ、やはり見事である。

ハング滝のは横から眺めて、その上へ。

中段?

美瀑

ここの滝も良かった。

ポツポツと雨が落ちてくるが、大したことはないので、上段へと左岸を続けて巻く。

目印があるが、参考程度で適当に上がる。

四ノ沢出合

何と、ここが二俣であった。

左:四ノ沢  右:本流

左が本流っぽいように感じるが、右が本流。屈曲して5mほどの段瀑っぽいのがかかっているようだ。

四ノ沢 上部

上までだと50m近くあるのでは?上では右に屈曲して滝が続いているのだろうか。本流希望だが、やはり四ノ沢を遡行する方が面白そうかと悩ましい。

展望

四ノ沢出合からの展望もまた良い。今日は富士山は見えず・・・。

この辺りでゆっくりしてたら、雨が強くなってきた。沢水が徐々に増えてくるので、上部はもっと降っているのだろう。御堂登山道まで詰め上がる予定でいたが、今日の装備では低体温になりかねないので撤退。

一ノ滝下に降りた際には、本降りになり、濁る沢水となったので、左岸のテープを辿り戻る。一般登山道クラスではなく、倒木や微妙なトラバースはあるが、沢下りより遥かに歩き易い。途中道がよく分からなくなったが、問題なかった。

小雨になったかと思いきや、最後には土砂降りになる一幕もあり、撤退が正解だったと思う・・・。沢離脱の際、ヒル退治。装備解除すると、当然まだ潜んでおり、帰りでも20匹以上を駆逐した。上部はそれほど多くは無いような気がするのだが。

エビネ

今回の収穫。スルガジョウロウホトトギスは見られなかったが、倒木の陰にエビネがたくさん!ただ、花を咲かせた様子はないような?

また行かねば!

破間川 大雲沢 守門岳 2日目

昨日にも増して風が吹きつける。吹き飛ばされないように装備を仕舞い、朝食を食べて出発!!

余り濡れなさそうだし、日差しも出ているので、ネオプレンは下だけにして、上はやめておく。

左のほぼ伏流した沢から巻き。

滝下のニガナっぽい花はどれだろうか。

トラバース

草付きをトラバース。落ち口近くにロープ無しで問題なく降りられた。

5~6m程度の滝

この辺は、まぁ楽かな。

花見ー

ゴルジュ

3mほどの段瀑。結構濡れそうなので、上もネオプレン装備。簡単で特に問題なし。

最後は10m超滝

登れそうな感じもするが、上部悪そうで、Ⅳ+はありそうだな。

左岸巻き。少し時間がかかるが、問題なく最後は10mくらいの懸垂で沢に復帰。

左から懸垂

小滝

3~4m程度の滝の先に、10mほどの滝が見えている。

10m超あるか

ぼろい。堆積した岩で滝壷はない。右岸大きく巻くか、左岸バンドっぽい場所を小さく巻くか。W氏に先行してもらい、簡単そうに見えた左岸から巻く。様子を見てもらっている最中、滝を見ていたが、下部は難しそうだが、右→水流→左へ登れそうな様子ではあった。

ところが、この巻きが2日目の核心となった。バンドと思っていた場所がまぁまぁ悪い。そこよりもっと大高巻きなら行けるかもだが、W氏が壁にぶつかったそうで戻ってこられた。空身で登って、荷揚げで対応する。灌木に中間支点は取れ、落ち口すぐ上の見下ろせるやや安定した場所でハーケン2本がしっかり決まり、ピッチを切る。荷物あったらまず不可能だったので、Ⅳある感じ。M氏に登ってきていただき、2ピッチ目、ビレイしてもらいクライムダウンして上部の寝た水流沿いを6mほど登って終わった。1時間以上かかったが、皆で滝上に出ることができた。右岸大高巻きが早かったか…?

振り返る

もう核心は過ぎて、あとは藪の様子を見ながら詰めあがるだけだ。

二俣?

本流っぽいのは正面だが、左が水流もまだ多めで登りやすそうだったので、そちらを選択させてもらった。沢地形は藪っぽい中に向かうが、左に藪が無い岩メインの枯れた水流痕を登る。これが快適でぐいぐい高度を簡単に上げられた。

暴風

最後は草付きとなった。暑くないのは助かるが、かなりの強風が吹いており、思わず耐風姿勢をとるような場面もあった。

北西

雪がある時期は楽しいのだろうか。大した藪には捉まらず、押し出されるように山頂直下の登山道に飛び出した。

守門岳

二等三角点『守門岳』。日本二百名山でもあるそうだ。

北西の展望

おー、日本海が見えてる。これだけ展望が見られれば十分だ。

集合写真をタイマーで撮る際も、強風でカメラが動いてしまうほどなので、早々に下山にかかる。

シオガマ

爆風なので、せいぜいこの程度の花の写真しか撮れず。まぁ、他にはママコナくらいだったので構わないか。

守門岳

楽しかったな!

草原

気になる滝

大雲沢の右俣っぽいような沢に、ハングした滝がいくつも落ちていた。興味深い。

また来ることがあるかなー…。

下部は暑くなったが、順調に下山完了。温泉、食事もできて満足。帰路はノンストップであったものの、雨でハンドルを取られる感覚もあり、事故渋滞も捕まり30分遅れ。

大雲沢は、軽量化して日帰りが適していることは分かった。小難しいポイントが複数あり、はまると時間切れになること必至。自分が上級とは言わないが、中級以上の力がないと辛いかも。絶景に加えて、楽しい沢だった!!

破間川 大雲沢 守門岳 1日目

渓谷登攀で存在を知り、是非とも行きたかった大雲沢。W氏からお誘いがあり、即決。4人パーティとなり、時間を要するのは必至で、余裕をもって1泊2日の行程。

前夜発は不可能だった。土木作業などで疲れ果てており、深夜出発。高速道路での事故をすり抜け、雨に心配になりつつ、集合場所の道の駅おくひろせに到着した。

気温が低めで10月初旬との予報もあった。

登山口に到着すると快晴。

守門岳 登山口

泊まり装備で重いが、先日の大畠谷よりは軽いはず。

ブナ

布引の滝への道を行く。ブナが下部は中々良い。

適当な場所で下降していく。

布引の滝

途中、布引の滝が見えた。あれの滝壺はどうなっていることか。

W氏先行してもらい、急な下降やトラバースで、最後は懸垂20m超で沢床へ。

遡行開始

青空が見えている。沢日和。

どこも側壁は高い。水量少ない沢に架かる虹など見ながら。

左岸滝

早くも見事な光景が目に入る。

布引の滝は、これか?

いやー、見事というほかない。超広角でないと滝の全景が入らない。

もう、ここに来るだけでも価値がある。

右:8mくらいの滝

正面には巨瀑が落ちる。右に屈曲した先、奥行がある8m程度の滝。

右からW氏トップでロープを引く。安定した様子で楽しそうに登って行かれた。

ネオプレンを上も装備。時短も兼ねてフリーで続く。

左:50m超? 右:滝上先

凄いゴルジュだ。顔が緩みっぱなし。

取水堰堤?

坑道

端正な小滝と思いきや、右岸側に取水らしき坑道あり。よくこんな場所に・・・。

高さは2~3mほどだが、上がるのが意外に大変。左から登る。大したオブザベしなかった私は、一度水流に叩き落された。

左支流上部の滝

あれも結構な高さがありそう。30mは優にあるか。

2m滝

悪そうに見えるが、近付くと難なく登れる。

3m程度

これも特に問題なし。腰上にもしばしばなるので、寒さを多少感じる。

すると、再び左岸から巨瀑が2つも落ちている!

見事・・・。語彙力が無さすぎる。敗退してもいいレベル。滝屋としても申し分ない。

今日は水量は多めと思うが、どうだろうか。

何とも言えない美しさもある。

2つの易しい小滝を越えて、二俣。

二俣

左へ向かう。まさかこれで終わりじゃないよね・・・。と少しばかり気を抜いていたが、この先がしっかり核心だった。

下段8m程度

右からロープを付けて空身で登らせてもらう。下部のボロさは見た目通り。半分上がるまでが核心か。ハーケン一本を中間支点に取り、落ち口へ。核心は下部だけなので、体感はⅣ-。

中間から俯瞰

上段は右に向かって樋状になって落ちている。ここでピッチを切らねば、意思疎通もできなければ荷揚げもできない。ハーケン2つで支点構築。左から多くは無いが、水飛沫となり小沢が落ちている場所で寒さに耐える。

ビレイと荷揚げしている間、W氏が上段を攻める。自分の見立てでは、水流突破一択と思いきや、見るからに悪そうな右壁を登っていき、滝上へ。お見事!これは緊張したと思う。上からロープを流してもらい、水流を震えながら登らせてもらう。水流は強いものの、Ⅲ+といったところか。

5m滝

これは、右から簡単に越える。

花

ちょっとした癒し。

6mくらいの滝

W氏先行で問題なし。Ⅲ+くらいで、皆フリーで抜けたような。

核心10mほどの滝

滝の左右は細かく、見るからに悪いよね。

そして、一般的には左からトラバースして滝上に抜けるそうだが、そちらは自分にはもっと悪そうに見える。渓谷登攀ではⅤとなっていたな。W氏とどうしましょうかねー、とお互いに伺う(笑)よし、クライミングシューズも持ってきたし、用を足して軽量化・気合を入れて水流右を登るかーと思って戻ったら、W氏が右岸トラバースをされるとのこと。僅かにほっとしたのと心配なのと残念なのと、3つの気持ちが混じる。

緊張のトラバース

見ている方も手に汗握る。トラバースの中間はハンドホールドが乏しい様子で慎重にしていたが、中間支点2つを取り、見事に突破!!これには痺れた!すげー!拍手喝采!

ロープがあるとはいえ、M氏は重荷でここを問題なく登って行かれた。これも凄い。

置いてけぼりを食ったような私は、トップロープで水線を登らせてもらうことに。ゴボウになるか苦戦するかと思ったが、何と適度な難度でサードが登っている間に数分でサクッと登れた。少なくともⅣはあるが、中間支点も取れるし、かなり登りやすいと感じた。絶対に水流お勧めだ。

(トップロープなので、言いたい放題なのは存じております・・・。)

もう一つ上に4~5mくらいの滝があり、空身でリードさせてもらう。Ⅳないくらい。

俯瞰

このゴルジュも素敵だ。

5m滝

その上の5mほどの簡単な滝を左から越えると・・・。

中俣

二瀑

圧倒的な規模でひらけた三俣へ。

無事に核心を抜け、この幕営地に到着!!

振り返る

展望もそれほど悪くない。

情緒

風がかなり吹いており、薪が乾いて焚火は問題なし♪

天然の水風呂に入ってすっきりしたが、逆に寒さを感じる。乾杯し、夕食を作っていただき至福の時。

寝床は一応整地してタープを張ったものの、バタつきが煩く顔を叩き、余り快適ではなかった。他2人のように、岩影にごろ寝が一番快適だったかも・・・。

シュラフにして本当に良かった。シュラフカバーだけだったら、ネオプレンも全部乾かして着てザックに足を突っ込んで寝ないと駄目だったかも。

夜は流れ星が幾つか見られ、それも本山行を忘れられないものとしてくれた。

ジンバイソウ探索

前日に振られたジンバイソウの花を見に。他の植物も見ながら山に入る。

錦滝

ここでは、年間通して色々な花が見られる。岸壁にはビランジ、滝壺付近にはシラヒゲソウかウメバチソウの白い花が見られた。

雨ではないものの、濃霧が一部かかる。

素敵な樹林

白砂

八ヶ岳

こんな天気にもかかわらず、他にもハイカーがいた。

さて、目当ての花は・・・。

ジンバイソウ

開花していたのは3株のみだが、やっと見ることができた!

ヤマジノホトトギス

全般に多かった。特に中~下部。

ミヤマモジズリ

見頃は過ぎてきたが、まだフレッシュな株もあった。

他にもまだまだ花を楽しめた。

キノコも多くなってきた。

これに似た、寄生植物を探したのだが、今回は見つからず・・・。落ちた枝葉が多いこと、とても暗くて探すには条件が悪かった。

ひとまず、今回はジンバイソウが見られただけでもいいか。

帰路、ツルボを見て今日は終わり。

富士北麓

ジンバイソウ目当てに、富士北麓で手軽に見られる場所へ。

ジンバイソウ

ところが、葉はあるものの、一つも花穂が出ていない。今年は咲かないのだろうか。

ミヤマウズラ

こちらはたくさん。ピークをやや過ぎた感はあるが、十分に楽しめた。

ジンバイソウの花には縁がないな。思い当たる別のところに行くか・・・。