遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

村山六ヶ村堰疎水

八ヶ岳までの移動途中に気になった場所。

『村山六ヶ村堰疎水』

川が綺麗で、白い花がたくさん咲いていたので、これは!と思って。

新緑に川の流れが涼やか。

花畑と言えるほど群生している。

風が少しあって、撮影が中々うまくいかないが。

花弁7枚の花が多かったのが印象に残る。

少し下にはチゴユリがいた。

ヤマブキやムラサキケマンも多かった。

車横づけで気楽に来られるので、害虫が発生しない今の時期はとても良い♪

世界かんがい施設遺産登録施設の1つらしい。調べると、山梨ではここだけ。

静岡県は5か所と多いですね。興味深い。他にも行ってみたくなった!

八ヶ岳山麓

八ヶ岳東の麓で花見に興じる。

少し離れた防火線の頭は唯一残ったピークであり気になるところだが、それはまた。

到着時、空模様は既に下り坂の気配があった。

それでも、この景色を楽しみながら花見ができて嬉しい。

ハウチワカエデが鮮やか!!

紅葉だけでなく、花も綺麗で素敵だ。

クリンユキフデは多く見られた。個人的に、忌々しいギシギシに似ている気がして、そんなに好きなわけではない。

スゲのどれか。これもたくさん。

エイザンスミレ?群生も見られて満足。

ごく一般的なタチツボスミレ? これもいた。

他にもスミレは見た。

ヤマエンゴサクは一部で群生していた。

ん!?エイレイソウ? まだ早いよう。殆どいなかった。

ネコノメソウのどれか。

ヒゲネワチガイソウですね。開花しているものは多くないが、株数自体は多かった。

沢を2度渡る。この周辺も中々。

ウスバサイシンも発見!!

花付きが良い株も複数。

カンアオイ属は、秋~冬というイメージがあった。それより、名前にサイシンとあるので、先に知ったスミレサイシンの方のイメージが強い植物だよ。

私には生薬でお馴染みのサイシンの原料だから、諸々の理由で見られて嬉しい。

ヒメイチゲ。これは1株だけしか花を見つけられない。

個人的には、キクザイチゲやアズマイチゲを見る方が難しいと思っている・・・。

ダンコウバイかね? とても花付きが良い。流石に旬は過ぎたようだ。

前座だけでも、とても楽しんだ。

さて、今回の目当ては・・・。翁。

4月9日 ー 誕生花として私には特別な花となり、どうしても見たかった。

まだ早いと思われる株が複数いたが、咲いている株が1つだけ。

場所を変えて・・・。

こちらは、大株というのか? いいタイミングだった!

俯いておられて、その鮮やかな赤と黄色が上手く写せないもどかしさ。

確かに、我が家の一角にいたはずなのだが、家の建て替えとともにいなくなってしまった・・・。思い起こせば、そこはこの植物が好むような場所だったな。当時は全く知らず、綺麗な雑草だなー、程度の印象だった。

容易に見られて、更に、富士山とのショットも収められて満足♪

稲山 春日沢ノ頭

ふらっと里山へ探索。

山梨県八代町、稲山ケヤキの森を中心に周回。

ヤマブキは前回以上に咲き誇る。

八重咲?

ルートを外して沢地形を行く。

ナルコユリにしか見えない葉。至るところにあり、それとは違うのかな。

ヒトリシズカは多数。大小個体差も楽しむ。

これは、キツネノカミソリか・・・?

ヤマエンゴサクはどこにでも。

少し日当たりは悪い場所なので、背が高くなっている。

この青は美しい。

沢地形には他にはめぼしいものは無かったので、登山道に復帰。

ニリンソウは群生とはいかないが、花はちらほら。

大きいサンショウを発見。花付き良さそうで、実を収穫したら結構ありそうだ。

そろそろ新芽を頂戴するには適した時期になってきた。

767.3m、四等三角点、点名『八反林』も踏む。藪っぽい。

頂上付近、オトコヨウソメが多かった。

さて、この辺の主稜線まで500m無い程度。花見や撮影に夢中にならない限り、1時間もあれば行けるだろうと踏んで、春日沢ノ頭を目指す。

トレッキングコースらしい。

特に問題ないが、木が育ってきた感は否めない。

山桜も見られていい感じだ。そして、若葉の瑞々しい緑が美しい。

花でなくても、この葉の展開前の様子は良い。生命力を感じる。

イチヤクソウは、割とたくさん見た。

送電線の巡視路と同じようなプラスチックの階段で整備されている。

ミツバツツジばかりかと思ったが、ヤマツツジもいた。

赤がとても鮮やかだ。

モミジイチゴも旬だった。結構見た。

アケボノスミレっぽい。葉は落ち葉で隠され分からない。

先のモミジイチゴかと思いきや、様子が違う。マメザクラなのか?

丈は高くない。

まずは稲山に到着。

山頂標識があり、年期はそれなりに入っている。

南面は伐採されており、展望が得られる。

見慣れた景色だ。今日は八ヶ岳まで。北アルプスも見えるはずだが、春の霞に消える。

南アルプスも一部見られる。

一息入れて、先へ。

標識はたまに。目印は非常に豊富。

傾斜が緩むので、春日沢ノ頭まで一息に。歩きやすい。

朱塗りの三等三角点、点名『岡村』。

恐らくは、八代町岡に由来するのだろうと思う。

この北尾根末端に四等三角点『岡』があり、すっきりしない。

クサボケが僅かに花を咲かせていた。

花は好きだが、この木を美しく作るには剪定が難しいように思う。

あとは用済みだろう。

春日沢ノ頭から、北に500mの場所はゆっくり休憩したくなる。

途中まで戻り、四ツ沢右岸尾根といえる道を下る。

東は植林も見えるが、悪くない尾根道。

振り返って一枚。スミレを足元に見つつ。

下部、二重稜線。ここで主尾根を外れる場所にはロープと標識がある。

そこを振り返る。カタクリでもありそうな場所だったがいなかった。

トラバースしてからつずらに下る。これまでと異なり少々歩きにくい。

また、巡視路用でよく見るプラ階段があった。

ここも尾根を鋭角に外れる。

フデリンドウを今回やっと見る。

どこでもありそうなもので不思議に思っていたので、安心するような気持ち。

ここに出る。

時間もそれなりに使ってしまい、園内を探索しようという気にはならず。

何じゃろ?

ホタルカズラを発見!

蕾のものも。珍しくはないが、好きな花だ。

青い花は何だか惹かれる。

この木は・・・? この写真ではラン科の花のように見えてしまう。

テンナンショウは花も含めて幾つも見たが、興味が沸かないので、写真もほぼ撮らない植物だ。

エンレイソウは遅かった。気温が低いと思われる場所でこれでは、他も散っていることだろう・・・。

ムラサキケマンはたくさん。撮りあぐねる。

石仏が途中におられた。大正かなと予想したが、平成の時代であり、まだまだ新しい。

もう何もないかと思ったが、ちょっと気になった小さい花。

キュウリグサでしたか。

ツクバネウツギが咲き誇る。

これにて今日は終了。

花は特別なものは見なかったが、新緑も相まって楽しめた。

不振

日曜日午前の比較的早い時間に少し探索。

御坂山塊の一角。

毎度飽きないなというくらい今年はカタクリを集中して見ているが、ここはどうか?

ヤマブキは元気。とても嬉しそうに日を浴びていた。

エンゴサクも何株か発見した。道端にすぐいた。

時間制限があるので、狙った場所だけ・・・。

ニリンソウは結構見た。だが、時間が早く開花していないものばかり。

カタクリもいそうな条件だったが、今日は見つけられなかった。

違う沢筋や斜面もまた見てみたいと思う。

こんな短時間の探索ができるだけ幸せというものか。

膝立の天王桜

膝立の天王桜へ今年も訪問。

日曜日午後の訪問で、条件が良くなかった・・・。

何とか沢沿いの枝に付く花に日が差しているかどうか期待したが、ダメ。

このくらいの当たり具合。

まだ数日はもちそうなので、日中に行ければいいなと思う。

沢沿いのミツバツツジは悪くなかった。

過去、神社の参道に咲くチゴユリを見たが、全く今日はいなかった。

 

玉宮

玉宮ざぜん草公園へ。

ザゼンソウからは時期が外れており、今ここを訪問するのはそれが目的ではない。

今回もカタクリを目当てに。

午後も15時を回る頃。他には1台しか車がいない。独占して楽しめることが嬉しい。

キケマンを早速見つける。何株もあるので、見つけるのはたやすい。

スミレも多い。

白花もいた。

やっぱり、スミレの同定は私には困難・・・。

神社は時間があれば、休憩・滞在にはいいかもしれない。

さて、ここから先が見どころとなるだろう。

ニリンソウはそこまで多くは無かったが、ちらほらと花があった。

目当てのカタクリは・・・。

うーん、遅い・・・。何となく、この標高と陽気ではそうかと危惧していたのが的中か。

それでも、まだ見頃な花が幾つもあった。

午後の日差しをいっぱに浴びて輝いている姿はいいものだ。

葉の数は多いが、花をつけているものの群生というにはやや寂しい感じもある。それでも、30株ほど咲いているのを見られて満足。

一部で落ち葉の堆積が気になるものの、今後も安定して毎年楽しめることだろう。

新緑も瑞々しい。カラマツ植林もこの新緑と紅葉の時期だけは良いなと思う。

スジグロシロチョウなのかな?

他にもチョウはいたが、手持ちレンズでうまく収められたのはこれだけだった・・・。

手軽に花見ができる場所で、これは再訪したい。

意外にメインを外しても楽しめるところが、他にもあるのではないかと考えされられる。

北杜市

徐々に北上してきて、ついに北杜市に花見に向かう。

歩道になっている場所なので、まったりと楽しむには適している。

植栽のカタクリでしょうが、その開花した佇まいは、変わりなく素敵だ。

そういえば、近くの山高のカタクリも数年来見ていないな…。

今年は、カタクリを十分に見た気になっているので、来年かな。

シュンラン。花を見つけるが、葉も刈られてしまったようで、痛々しい・・・。

この子は、ラン科の中でもドSだと思う。

その後は・・・。

受けやすい場所だと思いつつ、自分もそれに流されている(笑)

キムジロなのかな?

スミレもたくさん。アカネスミレ?

お!? ヤギがいた。寄ってくる。

モクレンのどれか。

湿地には・・・。

リュウキンカが既に咲いていた。

重厚感というほどではないが、存在感は十分だ。

ミツマタもあった。終盤ですね。

桜もまだ見られて、今日の隙間時間は充実した♪