遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

鹿倉山 オオヤマト山 タナグチ山 大寺山

集中的に歩くエリアを少しずらしたくなった。今回は丹波山村奥多摩町の境界付近へ。自転車の積み下ろしもまだできないので、バス利用を考えていたが、出発直後に到着したらしく、帰りも微妙な時間なので期待できない。道の駅たばやまからスタート。

民家の前にホトトギスがいた。12月にも見られるとは。

丹波川を渡る。丹波山城が威厳を示す。標識があって、鹿倉山まで整備されているかとうかがわせる。

タバスキー。あちこちに。愛嬌あるな。

新旧の祠。丁度、丹波山城への分岐の場所。上の山道には行かず、車道をまだ行く。

里の周囲では、紅葉が見頃を過ぎつつあるな。

マリコ川を渡る。漢字では鞠子と書くことをこの橋で知る。押垣外(おしがいと)という地名や響きも山間部集落に良く似合うと思う。

荒れているが一応利用はされている資材置場のような。犬のシールがあって、かつては居住していたのか。その上、山葵田があり、こちらは今も栽培されているようだ。

いよいよ山道。最初からワイルド。朽ちた梯子だったりロープがある道になった。目立つ目印で沢を渡る。余程増水しない限り大丈夫だろう。

植林。殺風景。ケマンの類が少しいた程度で植物は楽しめ無さそうだ。

紅葉が僅かに残っており、華やかさを演出してくれた。

道は歩き易く、つづらで勾配を殺している。全く変わり映えがしない。

丹波峠に到着。南と西は以前に歩いており、これで四方向の様子が把握できる。

林業用と思われる車が通れる作業路・林道が続く。ふと、標識が。

遊歩道とあるぞ。ほぼ林道と並走し、歩道区間が短い。

1257m高点は、シロヨシ山というらしいが、ピーク感に欠ける。

鹿倉山が見えてきた。風が少々あって寒い・・・。登山に適さぬ綿の肌着を着なければならず、汗冷えして嫌な感じだ。この辺から、人数様々だが、3回歩いている人とすれ違った。

まずは、鹿倉山。三等三角点、点名『獅子倉』。鹿と獅子、どちらも”しし”。

達筆標識や行政のものか古い標識もあって賑やかな印象。展望は無いけれど。

林道はピークを巻いていたが、また近づく。この辺、一時暴風。枯れ葉が舞い上がる。寒くてたまらんぞ・・・。小菅方面にも道があるようで、資材置場のように整地されているのが見えた。

お次は、オオヤマト山。ここにも達筆標識。手前から柵で囲われていて林道を離れてピークに乗る。今回、最も展望を得られたのは、ここだった。

奥多摩湖を俯瞰。存在感のある右の山は、御前山か。これから向かう大寺山の白い建物も見えている。

東京の街も遠望。

雲取山なども見ることができた。

オオヤマト山を振り返る。この伐採が無ければ、今回殆ど展望が無かったのではないかと思う。この辺で、作業路は終了し、完全に歩道。

500mもすれば、タナグチ山。分岐点みたいな小ピーク。それにしても、この稜線では目印がべた付けされている。

南の展望は樹林で遮られて、ずっとこんな感じ。

変わり映えのしない道が続く。

鴨沢への分岐標識は、地図より西にあった。一応、目印は付いている。

そして、一際目立つ存在の白さが迫ってくる。

立派だ。市川三郷町の日向山と同じ匂い。南から道が来ているようだ。これは、東から見ている。

解説を見て、一通り散策して、ここを後にする。

その後も植林だが、途中から少し植生も変わる場所あり。

見覚えのある標識だ。東京都の水源領域だと感じる。調べ見ると、844m高点はババアサマというそうだが、ここを小寺山とするのが適切かと思う。

山の神でしょうか。少し南が急になっているが、展望はすっきりとは見られない。

高度を落として、やっと紅葉が出始めた。今まで、本当につまらなかったので嬉しい。

この植林標識が複数あったな。

標識に導かれ、奥多摩湖畔へ。古タイヤが階段替わりになっていた。

陣屋の裏に出て、深山橋を確認。奥多摩湖畔の道を歩くことにする。

整備はまぁまぁされている様子。途中に荒れた山葵田があったな。

さて、吊橋は利用できるのかと思いきや・・・。

何と!?5日から通れない・・・。湖畔に続く道も、崩落で通行禁止と控えるような標識があり。無駄に2kmも余計に歩かされる羽目になる。まぁ、湖畔の道が通行できないような状態ではないだろうが、トラブルは御免なので大人しく戻る。

はぁ・・・。バスの時間も、17時台と歩いた方が早く戻れるので、諦めて歩く。

紅葉を見ながら・・・。日が陰っているので、いまひとつだが。

長い。バイクでは数えきれないほど走っている道であったが、歩くとなるとね。

いやいや、まだ8kmもあるのかー。へばりつくように建っている古い建物などを見て、気を紛らわせる。サルがたくさんいたな。

あれが、鹿倉山かな。稜線歩いた分だけ、しっかり舗装路を歩くことにもなり何だかなという印象。山の区間も植林と林道もどきの道で、歩いて面白味は薄いし、植物としても特別はものはなく、再訪する可能性は限りなくゼロに等しい。

植物は、この3つくらいで、ここでなくても見られる。

すっかり夕暮れ時になったが、問題なく道の駅に戻った。

高尾周辺に比べて、奥多摩の方は歩きがメインとなり、面白味は薄いかも・・・。

鹿倉山・オオヤマト山・タナグチ山・大寺山 / Argonさんの大寺山(山梨県北都留郡丹波山村)鹿倉山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ