高座山では目的を達成したが、流石に、未踏峰に行かずにこの日を終わらせるわけにはいかない。
鳥居地峠を挟んで、西側へ向かう。
トレイルランニングのコースにもなっているらしい。
きっと歩きやすいのだろう。
植林と雑木林が混在しているよう。
300mほどで、四等三角点、点名『鳥居地峠』。
稜線の肩にあり、通過点である。
樹林で日差しは遮られ、僅かに風も通る。最も暑い時間帯だが、苦痛が少ない。
1078mが、金毘羅山らしい。祠がある。展望は無い。
キンミズヒキなのか?日陰なので、矮小な株になっているのだろうか。
20m程度高度を下げて、再度登り。
1120m高点が、忍草山東峰となっているらしい。
トレランコースは、ここから北へ向かっている。
最高点はその西、1130m地点であり、そこへも向かう。
変わらず歩きやすい道で到着。東側を見ている。
手製山頂標識がある。『春の小川はさらさら行くよ』とある。
おおよそ忍野八海が春の時期に訪れたのではないかと推測する。麓の地名も忍草であるし。その時期は確かにベストと思われた。
何度か歌が併記されたこの標識は見ている。設置者は、マイナーな大菩薩や御坂山塊などで活動しているようだ。東峰で見た、アルミ缶で作られた山頂標識より、情緒的で風情があって断然好きだ。設置者の内面が垣間見れるよう。
この先の1076m高点は、ヤマレコでは西峰となっているが、全く興味はないので割愛。
地図上、この南の1094m高点、もしくはその300m手間の北を南峰とする方が、余程しっくりくるように感じる。それとも、祠など何かあるのだろうか。
東峰まで戻って、権現山へと北進する。
横からツユムシが飛び出してきた。中々に美しい。
40mほど高度を落とすと、車道に合流。
右手に車道は続くが、鳥居をくぐり、歩道を行く。
権現山の西をトラバースして、北まで回り込む。
そこには拝殿。手入れは十分されている。
右の道から歩いてきた。
拝殿の裏に社。高座神社と下の社号標にはあった。
更に登って、権現山へ。
角が丸くなった三等三角点。点名『高ザス』。
展望無く、山頂標識はアルミ缶のものが、マツに打ち付けられていた。
若干藪っぽいが、そのまま尾根を南下して、道路に出る。
これで他に用はないので、東峰を経由して鳥居地峠へ戻った。
金毘羅山・忍草山東峰・忍草山西峰・権現山 / Argonさんの権現山(山梨県富士吉田市)・金毘羅山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ