今日も山梨未踏の低山巡り。
大菩薩・小金沢連嶺の東。恵能野から出発。
この先、ちょっと路面が怪しい感じなので、ここから歩き始める。
車一台分の道で、この駐車が正解だった。
道の左に家屋。
住んでいる様子は無いが、それなりに手入れはされているようだ。
恵能野川を渡る。堰堤があって、遡行してもこの山域は面白くはなさそうだ。
地図にある通り、建物が見える。
ただし、もう骨格だけが残るのみ。
造林小屋でしょうか。
まずは、鞍吾山に向かうべく、植林を適当に尾根に取り付くことにした。
下草、枯草もなく、倒木も気にならない程度なので、どこでも適当に歩ける。
尾根に乗るとすっきり見える。
ところが、落ち葉がこの辺は注意が必要で、ずるずると・・・。
飛ばされているところはいいが、吹き溜まりのようになっているところもある。
ほぼ一息に、鞍吾山に登り上げた。
四等三角点、『恵能野』。
あるものは、手製標識、三角点、境界標石。展望無し、と。
里山然とした地味な山の様子である。←こんな文面ばかり書いており、語彙力が足りない。
その50m程度先。
こちらの方が、山頂らしい雰囲気だ。
火の用心の札がある。
そのまたすぐ先、1057m地点の手前。
こちらは遠くに富士山が一応見える。
樹木の間からなので、この程度が限界だ。
1057mには標石。いまいち展望が余り良くは無い。
この尾根は緩いので、サクサク進める。
送電線を通過。
巡視路を兼ねているのだろう、歩きやすさは一級。
1090mの辺りで、主稜線は外れて、北に尾根を下る。
急な場所はあるが、境界標石もあったり、危険は感じない。
左に転べば、大怪我間違いなしだが、そんなことにはならない様子。
地図にある、点線の道に合流すべく、沢に降りてから尾根を回り込む。
もう1本先の沢は、左岸に乗り越えにくい柵があって、尾根に取り付けない。
僅かに下って、柵の切れ目から尾根をまたいで、再度沢へ。
作業路らしき道型はあるが不明瞭に感じる。植林を登っていく。
何の残骸でしょうか。
ここから岡松ノ峰へと伸びる尾根を辿る。
はじめはやや急だが、それでも所詮は植林。難なく高度を稼げる。
歩きやすい尾根だ。
アセビが咲いていた。これは儲けものというほかない。
特別変わり映えのしない尾根である。左手の主稜線を木の間から見ながら黙々と高度を稼ぐ。
そして・・・。
岡松ノ峰、到着。 もっと山頂っぽいかと思っていたが、意外と地味。
こんな細長い頂上。展望も無論、無し。
この、お手製の山頂標識は、笛吹市の大積寺山と同様のものと思う。
『サンタ・ルチア』の歌詞でしょうか。
小沢ドウミやホリヌキドウミも行きたいが、今日は生憎、午後から所用があるので行くことはできない。
さて、ここから下山。
尾根は落ち葉が所々堆積しており、非常に歩き難い場所が多かったが、展望は多少あった。
左の送電線、鉄塔の尾根が下っていく尾根だ。
デクゴヤを俯瞰する。
山頂よりも、手前の送電線の下を通過する箇所が展望良さそうかな。
植林ではなかったが、古いケーブルがあった。
送電線、着。振り返る。
岡松ノ峰を手前中央左に、左奥は大谷丸、右の草原っぽいピークがハマイバ丸かな。
送電線の基部に座って、休憩。
コーヒー淹れて、まったり。
送電線でいまいちだが、展望は一番良かった。
郡内地域は未踏が多いので、何度も足を運ぶしかないか。
ちょっと登った先が、デクゴヤ。
三等三角点、点名『出来萱』。
こんな山頂。のっぺり。展望は、先見た通りで無し。
今日の目的は達成したので、あとは下山すべくさっさと下る。
今日も門限があるので、これ以上長居できない。
途中に立派なブナ。
お手製標識。よくも、このようなマイナー山域にと思う。
植林だし、地面の状態も良い。
人工物。こんな所までご苦労なこと。
816m高点手間の峠から、道があったので、それを辿って沢へ降りる。
適当に往路の林道もどきに復帰した。
行きでは見落とした、この『鎌倉街道』の標識。どのような由縁があるのでしょう。
これにて周回完了。
時間に追われており、さっさと帰宅!
鞍吾山・岡松ノ峰・デクゴヤ / Argonさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ