引き続き、大月市のピークハント。百蔵山から扇山までは過去に歩いているので、今回は、扇山から北の権現岳辺りを拡張する。
浅川から出発。
バス停があり、時刻表を見てその本数の多さに驚いた。廃線になってしまった運行区間も多い中で。利用者が多いか、重鎮がお住まいなのか。登山者の方が利用頻度が高いような気もするが。未舗装の林道が続く。ゲートは無く、一応通行可能。
歩き始めて数分で、右手に神社記号のある場所。社は荒廃し始めてきているように思う。上は墓地になっていて、そちらは手入れされている模様。建物横にあったヒイラギはかなりの大きさ。幹回り80cmくらいありそう。
ユリのどれか。コウヤボウキくらいありそうな雰囲気だが、花は見られず。
大きな切り株が道を塞いでいたが、軽であれば通れそう。さて、浅川峠まで登山道で歩くのは余り気が乗らない。というのも、地図上では植林であるからだ。838m高点付近に突き上げる支尾根は広葉樹のようなので、それを行くことにした。
林業用と思われる踏跡を利用して右の尾根に取付く。左の尾根はより整備されて階段になっていたのを確認した。序盤、植林だが、少し登れば自然林に変わっていく。
歩き易くは無いが、かと言って困難でもない。
ミズナラ、コナラが多い模様。時々、紅葉あり。
また植林となった。木の種類が異なる。
838m高点の尾根に合流。少し下と変わらない様子だが、尾根の右側は明るい広葉樹になってきて良い。
秋ならではの尾根歩き。この先が、今回最も紅葉が見事だった。
同じような写真を何枚も量産してしまうものの、やはり楽しい。まだ青いものもあり暫くは楽しめそうだ。
落ち葉で踏跡はあるのかどうか。目印が幾つも見られるようになり、いつの間にかその辺りで登山道に合流したらしい。また植林の勢力が強くなった頃、曽倉山。
左はピークの手前にあった標識。なぜそこに? 右が正規の場所であり、達筆標識あり。別名は、マルガ頭とのこと。左の写真の標識に記載もあった。
扇山へ向かう。風は穏やかで日も穏やか。
ここにも鮮やかな紅葉あり。しばしば足が止まる。
つい何枚も撮ってしまう。今回、腕の影響を考慮してもノロノロペース。
正面に扇山が見えてきた。結構登りそうに見えるが、高度を上げるのは200mに満たない。
扇山が近づくにしたがい、枯れ模様になってきた。
頂上直下に紅葉。さて、展望はどうか・・・。
今日は富士山が見えた。雲の影響はあるが、今日はこれで満足。
ベンチは多数あり、腰掛けてゆっくりする。過去には、東側の展望も幾らか見えたはずだが、ほぼ見えない。さて・・・、余りに紅葉を楽しみ過ぎて時間が無くなってしまった。権現岳も往復するつもりだったが、これで良しとして浅川峠から下山しよう。
大き目のブナの木を一枚。やはり権現岳までは結構あるな。
尾根上、東の展望はすっきりと見られなかったので、樹林越しに・・・。
また植林が混じってきた。落ち葉で踏跡がよく分からないが、迷いもしない。
浅川峠。振り返って一枚。すぐ北東にある870mはノンダ沢の頭というそうだ。次は、東から攻めることにしよう。ここからは植林で薄暗い。
手入れは良好に見える。間伐の処理も十分のよう。
登りで見えた堰堤二つを俯瞰。登山道はここを通っていたか。
権現岳から奈良倉山も歩きたいところだな。今回みたいに、ちまちま歩くのも悪くないが、中々捗らない。
ここまで林道が来ている。終点は広場になる。ぬかるみあり。
昭和44年とな。状態はかなり良い。
最後に紅葉が見事な場所も通過。無事に周回完了。
権現岳まで届かなったのはいただけないが、その分特に登りで紅葉を堪能できた。地図から読み取れる情報は、多大なものだと再認識した。
曽倉山・扇山 / Argonさんの扇山(山梨県大月市)・曽倉山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ