遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

サイマル山 高取山 焼室山 高岩 大タビ山 高畑山 大桑山 突坂山

登る山が徐々に自宅からは離れていくが、今日も都留市で小賢しく歩く。

県道35号線を走り、石船神社へ。サイマル山の尾根末端のここからスタートと考えていたが、通行量はあるし、駐車余地が上手くない。巡視路も兼ねているであろう北西から取付くことにした。

ここから沢沿いへ下る道へ。しかし、民家の敷地を通らねばならない様子であり、気が引けてしまった。上から送電線の巡視路へ適当に合流することにした。

里の紅葉も終盤になってきたようだ。今年はこれが最後かもしれないな。

リニア路線の手前から山側へ向かう。富士山も振り返って見えていた。

建築資材か何かの置き場を横目に、植林に突っ込む。稜線に出るが、右が草藪になっているので、植林の左寄りに上がる。

距離が僅か。送電線へ至る。獣道もあり、苦労はしなかった。

有刺鉄線で囲われているが、傷みはあって簡単に移動はできる。登ってきた方面が一望できる。巡視路はどこを通るのかよく分からないので、稜線に乗ってサイマル山へ向かうことにした。

歩かれている様子は殆ど無い。落ち葉と少々の岩があって、そこまで気を抜いて歩けるわけではないが、特段危険でもない。

狂い咲きのツツジを見る。それももう散ってきていた。

上部になるにしたがい、岩が多めだが、ゆっくりならば手の制限があってもこなせる。

サイマル山頂上付近から振り返って。九鬼山の稜線の向こうに、大菩薩連嶺まで見えるようになっていた!

サイマル山頂上は、手製標識あり。頂上は木があって展望が優れているわけではない。

東へ進む。向かう先も同じような感じだろうか。

四等三角点、点名『和田』。送電線の支柱があるので、巡視路が使える。そして、展望が良い。

西もかなり見えるようになってきた。

富士山も何とか。今日は寒々しい。

刈払いされているので、トラバース道も問題なし。

菜畑山、大桑山と下のゴルフ場の展望が良い。

植林に突入するが、それほど大規模ではない様子。

登りの尾根上でも見たが、ウメバチソウが僅かに見られた。これは最も勢いが良い。

その後、尾根左が大規模伐採地となる。

バッサリとやりましたな。

巡視路で楽々と進み、支柱のすぐ先が高取山。

古い木製標柱あり。写真奥は高畑山の付近。

最も奥は毛無山のようだ。

過去にほぼ歩いた赤鞍ヶ岳の稜線などもあるものの、よく分からない悲しさ。

歩いてきた稜線の奥には、大菩薩。

アップで。どうやら、雁ヶ腹摺山や大樺ノ頭の辺りのようだ。

予想を遥かに上回る展望に暫く見入る。

その後も、巡視路を行く。ここも整備されている。振り返って一枚。

途中からは稜線伝いに行く。全く問題なし。やや風が強く吹く場面があり、寒い・・・。

お次のピーク、焼室山。地味なピーク。展望もない。

ゴルフ場に続く北北西の尾根も歩かれていそうな様子だった。

東へ向かう稜線を行く。焼室山を振り返る。

下り始めだけは枝打ちが不十分な植林だったが、その後は良好。古そうな狩猟の注意標識を見る。偽ピークに騙されて、高岩へ立つ。

二度目の訪問となるが、一片たりとも記憶に無い。そもそも、標識があったのかどうかも今となっては不明だ。

高取山周辺でゆっくりしてしまったので、ここからは巻き気味で行こう。予定通りに高畑山方面へ北進。

まず下った先が、イヤゲ峠というらしい場所。

50mばかり高度を上げた先、大タビ山。長細い山頂。達筆標識もあり。

この先の下りが、ザレて中々歩きにくい。転倒御法度なので、確実に・・・。

見た目では大したことが無いんですけどね・・・。早くストレスなく歩けるようになりたいな・・・。まだ、歩けるだけマシか。

楢峠には案内図あり。東西はどちらも歩かれているような感じがしない。図に道の記載が無い通り、西のゴルフ場へは特に。

倉岳山から先は樹林越しに見る。この周辺、今倉山の辺りと同じような記憶で混乱してしまう。

さあ、もうひと登り。100m切ると、つづらで高度を上げるようになる。

一気に登って、主稜線へ乗る。悪くないペースで登り上げることができた。

数分、西に進めば、高畑山。

山頂はそこそこ広い。

富嶽十二景ではあるが、この通り大したことが無い。これは、過去にも全く同じことを感じたことだ。正に、今は昔・・・。

ここから西の一部だけは初めての区間だ。

少し痩せ尾根となり岩があるものの、特別問題なし。

さて、北に見えるあの遠くの山は・・・。

歩いてきた稜線も見ることができた。富士山も一応見える。

大桑山までの登り。植林でそこそこ勾配がある。

二度目の訪問。達筆標識は2つあった。古い方は昭和57年らしい。

鈴ヶ音峠まで進んで、下山だ。

重複区間ではあるが、夕暮れを感じながら歩くのは悪くない。前回より1時間早い時間帯ではある。

同様に、突坂山から振り返って一枚。

突坂峠。NTTの道路を辿り、鈴ヶ音峠へ。落ち葉が多いものの、舗装路と未舗装が交互にあるような。

マユミや紅葉の赤が嬉しい。僅かではあるけれども。

チェーンゲートを越えて、そのまま直進。

数分で、鈴ヶ音峠。標識はある。ここは通年通れる道路なのだろうか。

木が少し邪魔をするものの、ここでも歩いた稜線が見られて満足だ。

さて、舗装路歩きは嫌いなので、ここから地図にある歩道で下山にかかる。落ち葉でどのみち良く分からないだろうから、最初からトラバース気味に獣道を拾って進む。

問題なく、道型に合流。左は振り返って、右は進む下方。かなり明瞭で生きているような感じを受けたが、暫くすると、植林保護のネットが現れ左を下っていく。この辺は不明瞭だが、適当に下れる斜面ではある。

眼下に何か見えていると思ったうちの一つ。捕獲檻でしょうか。

もう一つ見えていたのは、作業小屋だった。右には水田。左には池があり、鯉と鮒らしき魚が何匹も泳いでいた。中々、心地よい場所に感じる。

ぼちぼちと車道を歩くことになるが、メインの道路に出る手前に散り際の花を見る。

リニア路線の奥には三ツ峠か。夕暮れの空は殆ど見えない。富士山も見えるが、近くの雲は焼けるが山が焼けないのは何故だ。ほぼ予定通りに無事に周回が終わった。

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