遠流日記

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岩崎山(日蔭雁ヶ腹摺山)

懲りずに軽く山を歩くことにした。バリエーションでも、短距離ならば問題ないことを前回確認したので、同じ山域を攻める。行先はこの前の達沢山の北、岩崎山の稜線だ。

国道20号線に架かる橋の袂に停めて出発。望月ドッグスクールの入口になっていて、橋を渡った先は、その敷地と思われたため。橋を渡り、高速道路の巡視路みたいな梯子が法面にある。そこは立入禁止となっているので、東寄りに尾根に取付くべく登る。

獣道が錯綜する。有刺鉄線に沿って横目に見ながら登る。勾配が割とあるが、たまに片手が使えれば問題なし。

尾根に乗った。これなら問題ないだろう。途中から電柱が立ち始めてきた。その先、送電線の柱。

中央道を俯瞰。音が常に聞こえるので、クマにも遭いにくいかな。それより、山の頂上付近は雲の中であり、天気の方が気になるところだ。

植林や広葉樹で交互に。

約740m地点、トラバース道との分岐には、大きなツガがあって、その根元に祠があった。御神木のような感じなのかな。この暫く先、830m辺りまで電柱が続いていた。黙々と登って、三角点峰へ。

四等三角点、点名『長柿』。ここは、岩崎山前山とか言われるそうで、実際の岩崎山は、この先1155mピークではないのか?日影雁ヶ腹摺山との別名もあるそうだ。この辺のことはよく分からない。左に折れた尾根は下り。

あれが1155mピーク。

ヒノキ植林が殆どだったが、カラマツも入ってきた。その後、50mくらいは勾配がきつい。足だけ使っても登れるが、手も使って安全に登る。

山梨市辺りの街が見えた。ここで、子熊が斜面を駆け下っていくのを見た。風が多少あり、音が消されるのはまずいな。

尾根上、余り変わらず。紅葉は黄色か茶色が多くいまいちだ。

ここで直角に尾根を折れて進む。ヒノキ植林地帯。反対側の西尾根も植林で暗い。見えている辺りが、1155mピークだが、どこも似た高度で横長。

最も南に手製標識があった。地面に転がっていたので、撮影後、木に掛けた。標石はあるが、三角点ではない。さっさと北進。変わらず植林が殆ど。

林道が右下に見えてくる直前の小ピーク。

右下に林道が見えているが、尾根を直進。

境界見出標と紅葉。紅葉は曇天の影響でくすんだようになってしまう。

平地になっている。左に林道ゲートが閉ざされており、登山口になっている場所。だいぶ荒れてきている印象だ。京戸山林道が手前で通行止になっているので、無理もないか。更に進む。少し前から僅かに雨が落ちてきて、登山道に入ったはいいが、足元も濡れてきた。今日は雨具は持ってきていないし、下りでの雨はややリスクが高い。上部はこれだと霧雨の可能性が高いと判断し撤退。300mほど戻り、東尾根経由で笹子沢川へ下る。

下り始めて序盤、大きなツガがいた。こちらは、植林の気配が薄い。境界見出標や目印はあり。

あれが、岩崎山か?歩いた稜線。

紅葉を楽しむというのには不十分ではある。

970m尾根分岐辺りは多少あった。林業用のケーブルがこの辺には見られた。歩きやすそうな東尾根を選択した。

最後は、カラマツ?が多いが、結局はヒノキの薄暗い植林となった。

問題なく、沢に出た。一応、道らしきものはあるので、右岸→左岸→右岸と進んだ先で簡易舗装の林道となった。

左の道から出てきた。少し上に、作業小屋があった。ここから退屈だが、舗装路歩きで戻る。

ぼちぼちと・・・。正面の山は何だろう。歩いたことがある山域のはずだが。

この辺で、撮り鉄がたくさんいた。ご苦労様なこと。自分の風体を隠しながら・・・。人通りの少ない道を選択して戻る。

武田勝頼公腰掛石の裏手を跨いで・・・。冷遇されているように感じる場所だ。ここからは逃げ場所がなく、大人しく国道を歩いて周回完了となる。

岩崎山は、京戸山同様に、ピークの同定がすっきりしない。もう来ることもあるまい。今回、京戸山~カヤノキビラノ頭の区間を残してしまったが、新たにピークが踏めるわけではないのでどうしたものか・・・。

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