富士山周辺の植生を把握すべく、今日も探索。マイナーピークを凝りずに絡める。
林道終点。結構車の往来が多くて驚く。皆何をしに来ているのか?
ゲートから舗装林道歩きだ・・・。面白い植物や景色が見られれば良いが・・・。
何度も見たことがあるのだが、分からない・・・。
ショートカットできる場所では迷わず突っ切る。それに、どんな林床になっているのか気になる。
針葉樹で苔は余り多くはない。草の類は殆ど見られない!たまに、イワセントウソウや知らないキノコを見るのみ・・・。ラン科の植物を楽しみにしていたが、全く見つけられない。再度、林道歩き・・・。
トモエシオガマはかなり多い。
アキノキリンソウか。ちらほら見る。
カワラマツバはそれほど多くないようだ。
コゴメグサはそこそこいるよう。
ヤマホタルブクロはたくさん。高さがないのが富士山での特徴だ。
フジイタドリ?これも珍しくはない。オンタデっぽいのもいる。
ミヤマハタザオは砂礫地に幾つもいた。フジハタザオではないようだ。上では見られるといいのだが。
オトギリソウは早く、開花しているのを見つけるのは難しかった。
イワアカバナは湿り気がある場所に散見。ガードレールの脇にも。
アザミはたくさん。ハチやチョウが惹かれていた。
ヤマオダマキは、キバナも両方見られた。少し遅いらしく、散ったものが多かった。
ヤハズヒゴタイか?これも違いが分からない・・・。
キンレイカか? これにもハクサンオミナエシとか、コキンレイカとかあって同定が私にはどうも難しい。
トモエシオガマが多い箇所が幾つもあった。
やっと吉田登山道に合流! 何人かと会う。
そこが佐藤小屋。ベニイタドリ等咲き誇る。小屋のつなぎ区間にも花が結構いる。
トリカブトはとても鮮やかなものがいた。
コウモリソウ?
他にはシモツケがいたが、一番の目当ては今年はいないのか、見つからず。
無一文で来ているので、小屋で情報収集するのも声を掛けられない・・・。
まだ時間があるので、経ヶ岳まで足を延ばす。
雲の中に一時は入る。涼しくて良いが湿度が上がる・・・。年季が入っており、中々趣深い感じ。
少し上では倒壊している建物も。
イワオウギはちらほら。この前にも見たけれど。そして、トモエシオガマはとても多い。色が赤で目立つ。他にはハナイカリも結構いる。
そして、経ヶ岳に到着。少し上で入山料を徴収しており、声を掛けられた。ここで引き返すことを話たら怪訝な顔をされた・・・。
経ヶ岳には三角点があるはずだが、溶岩で埋もれてしまったのか見つからない。もう後は用済みだ。今日はピストンで楽しくはないが・・・。
林道途中でも、ご来光が見える場所となりそう。
フジアザミ。開花には少し早いものが多かったな。一応、撮影しておく・・・。
未練がましく帰りにも樹林内を観察したが、全く気になる植物はなかった。そこそこありそうな感じはするのだけれど、そう甘くないようだ。富士山麓でまだ見たい植物が幾つかあり、来年かな…。一人で行くと見落としも多くありそうなので、観察会などあれば参加したいものだ。