遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

経ヶ岳

富士山周辺の植生を把握すべく、今日も探索。マイナーピークを凝りずに絡める。

林道終点。結構車の往来が多くて驚く。皆何をしに来ているのか?

ゲートから舗装林道歩きだ・・・。面白い植物や景色が見られれば良いが・・・。

何度も見たことがあるのだが、分からない・・・。

ショートカットできる場所では迷わず突っ切る。それに、どんな林床になっているのか気になる。

針葉樹で苔は余り多くはない。草の類は殆ど見られない!たまに、イワセントウソウや知らないキノコを見るのみ・・・。ラン科の植物を楽しみにしていたが、全く見つけられない。再度、林道歩き・・・。

トモエシオガマはかなり多い。

アキノキリンソウか。ちらほら見る。

カワラマツバはそれほど多くないようだ。

コゴメグサはそこそこいるよう。

ヤマホタルブクロはたくさん。高さがないのが富士山での特徴だ。

フジイタドリ?これも珍しくはない。オンタデっぽいのもいる。

ヤマハタザオは砂礫地に幾つもいた。フジハタザオではないようだ。上では見られるといいのだが。

オトギリソウは早く、開花しているのを見つけるのは難しかった。

イワアカバナは湿り気がある場所に散見。ガードレールの脇にも。

アザミはたくさん。ハチやチョウが惹かれていた。

ヤマオダマキは、キバナも両方見られた。少し遅いらしく、散ったものが多かった。

ヤハズヒゴタイか?これも違いが分からない・・・。

キンレイカか? これにもハクサンオミナエシとか、コキンレイカとかあって同定が私にはどうも難しい。

トモエシオガマが多い箇所が幾つもあった。

やっと吉田登山道に合流! 何人かと会う。

そこが佐藤小屋。ベニイタドリ等咲き誇る。小屋のつなぎ区間にも花が結構いる。

トリカブトはとても鮮やかなものがいた。

コウモリソウ?

他にはシモツケがいたが、一番の目当ては今年はいないのか、見つからず。

無一文で来ているので、小屋で情報収集するのも声を掛けられない・・・。

まだ時間があるので、経ヶ岳まで足を延ばす。

雲の中に一時は入る。涼しくて良いが湿度が上がる・・・。年季が入っており、中々趣深い感じ。

少し上では倒壊している建物も。

イワオウギはちらほら。この前にも見たけれど。そして、トモエシオガマはとても多い。色が赤で目立つ。他にはハナイカリも結構いる。

そして、経ヶ岳に到着。少し上で入山料を徴収しており、声を掛けられた。ここで引き返すことを話たら怪訝な顔をされた・・・。

経ヶ岳には三角点があるはずだが、溶岩で埋もれてしまったのか見つからない。もう後は用済みだ。今日はピストンで楽しくはないが・・・。

林道途中でも、ご来光が見える場所となりそう。

フジアザミ。開花には少し早いものが多かったな。一応、撮影しておく・・・。

未練がましく帰りにも樹林内を観察したが、全く気になる植物はなかった。そこそこありそうな感じはするのだけれど、そう甘くないようだ。富士山麓でまだ見たい植物が幾つかあり、来年かな…。一人で行くと見落としも多くありそうなので、観察会などあれば参加したいものだ。