遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

鶴寝山

R6で走り、小菅村大月市の境界、松姫峠へ向かう。

流石、大型連休で、バイクも含めて交通量は多い。

今は小菅村からしか松姫峠まで車で上がることはできない。

さて、今回はニリンソウが咲く時期に合わせて、未踏区間だった松姫峠~鶴寝山を歩くことにした。

車は3台あった。

松姫峠からは、歩いた楢ノ木尾根が一望。

標高差は無く、散歩の感覚で出発。

新緑が気持ちいい!!

フモトスミレ? ピンとしており凛々しい。

鶴寝山の巻き道を2つ見送り、山頂へ。

前回通りで、変化なし。当然でしょうか。

今日も富士山には振られた。

手前が楢ノ木尾根のようだから、奥は権現岳とか見ている?

何人かとすれ違い、ここでもお一人休んでいた。

私も、コーヒー淹れてゆっくりする。

写真撮りつつ、満喫。
その西、大ブナ。

冬に歩いた時は、枯れていると思っていたが、そんなことなかった。

カシノナガキクイムシにやられてしまったように感じられたが、生きていてくれた。

木を一周。

その先、稜線には保護柵があるので、その辺から目をこらして進む。

そして、ニリンソウ発見!!

葉はたくさんあったが、花をつけているのは僅かで、早かった。開花しているのを見つけられたのは5株ほど。

森林浴しながら、気分は最高!

巻き道で周回する。

この時期ならでは。足が進まない。

途中、小菅側に下る作業路?を見つけた。

尾根を回り込むと、植林となり、ガラッと変わる。

更に次の尾根には、祠。 御神酒は新しいようだ。

ここから小菅に延びる尾根は、道が無い旨の注意書きがあったが、確実に下れるような植林が続いていた。

再度、雑木林となり、トラバースが続く。

ヒトリシズカはたくさん。フデリンドウもあったものの、まだ蕾で咲いていなかった。

ホウノキの葉で白く埋め尽くされた沢地形を挟んで・・・。

さて、柵があるということは・・・。

緑の植物は、有毒植物のハシリドコロのようだ。

その中に混ざって、ニリンソウがあった。

咲き始め! 可憐。

日陰になっている場所が多く、まだ開花には早いようだ。

それでも、幾つもあって楽しめた。

そして、一周。分岐に出る。

トラバース道は一部、落ち葉が深かった。

これで、牛の寝通りの稜線は、大菩薩連嶺から奈良倉山まで繋がったことになる。

松姫峠に戻って・・・。

大月側からは、今後来られそうにないし、バイクで再訪するかも分からないので、R6と一緒に写真に残しておく。

道路状況についても、木の枝や落石の小さいのはあるが、ストレス少なく走れる楽しい道だ。

時間もまだあるので、次の大月のマイナーピークに向けて、松姫峠を後にした。