小金沢連嶺南部、大谷丸から南部の山を掃討する。今回もR君と共に。
R君には、おまけが多数で申し訳ないが、もうこの界隈には来ないでも済むよう、片っ端からマイナーピークを踏む。
岡松ノ峰は、またの機会にて、小沢ドウミとホリヌキドウミを交えてやっつけるとして…。
稲村神社の先、桜森林公園のすぐ先、大鹿川を渡る所に駐車して出発。
車道をそのまま少し上がると、右に林道っぽい道、そして消えかけた標識がある。
寂ショウ尾根っぽい内容が書いてあるのかな。
そのまま数分進むと廃屋。
普通の民家っぽいのが左にある。
数年放置されている感じ。
右の建物には、寂廠苑って書いてある。山小屋みたい。
調べてみると、どうやら個人所有の別荘らしい。
直進していくと、送電線が現れる。
東を見ると、最初の獲物、峰ノ山。
少し登ってトラバースする薄い踏跡があったので、それを辿り鞍部へ出る。
太陽が眩しい。そして綺麗だ。
再度、送電線の下を行く。
間も無く、峰ノ山へ。
展望はないが、お手製の山頂標識があった。
三角点も発見。四等でした。
すぐに戻る。
下山は、お坊山・東峰から派生しているあちらの尾根だが、だいぶ遠いようだ。
林道に降り立つ。正規の取り付きはもう少し先だが、ここが尾根末端に見え、ここから取り付いた。
まさかの先行者がいた。つかず離れずを保つ。
尾根はとても歩きやすく、気持ちがいい。
雪はあるが、全く大したことはない。
上部になると岩が出てくる。
一ヶ所鎖があったが、危険な感じはない。
結構上がってきたことを実感する景色だ。
この標識の先の露岩が特に展望が良い。
浜立山の分岐へ出る。
少し下から観察していたが、やはり尾根伝いに行くようだ。
雪はあるが、くるぶし程度。
傾斜も大したことがなく、歩きやすい。
山頂にはお手製の標識。
山頂は展望無し!
ここで地図を眺めると、滝子山を先に踏んでここから北に下った方が良かった?などと考えてしまう。
しかし、コンドウ丸を踏んでいないので、滝子山経由でもさして変わらないだろう。
寂ショウ尾根基部まで戻って、滝子山へ向かう。
途中の岩場で、振り返れば、南アルプスが遠望できる。
そして、浜立山も俯瞰。
登ってきた寂ショウ尾根が感慨深い。
鶴ヶ鳥屋山から三ツ峠の辺りのピークは全部踏んだか。
そして、滝子山の頂上へ。
北部の主稜線。
最も高く見える中央のピークが黒岳、右が雁ヶ腹摺山か。
まだ幾つか取りこぼしがあるなぁ・・・。
さて、南面は・・・。
そこまで変わらない景色ですよね。
3度目の登頂になった。
行動食を手早く摂って、北へ進む。
鎮西ヶ池。すっかり雪で覆われているが、池は健在。
若干雪は深めだが、アイゼンも必要ではないし、概ね歩行に支障はない。
防火帯ですかね。右のが大谷丸?
スノーハイクが楽しい。
すみ沢に降り立つ。水の流れは癒される。今年も沢へ行きたいなぁ。
過去に通った時にはまだ自立していた作業小屋は潰れていた。
途中、コンドウ丸へ向かうべく、R君と離れ、右の尾根を適当に登っていく。
傾斜は緩く、植生も倒木もなく歩きやすい。標高にしても100m登るだけ。
さぁ来た。まぁ、普通の通過点のピークですよね。
歩かれている登山道を辿って、曲り沢峠へ。
ここでR君と合流。お湯を沸かしてもらっており、ラーメンをさほど待たずに食べられた。
少し風があって寒かった。ここが本行程中、一番寒かった。
腹も満たされ、更に西へ。
本来巻いてしまうはずの、オッ立には踏跡がしっかりある。逆に巻き道には無い。
ここにも立派な山頂標識がある。大月市やりますね。
まだまだ東峰まで高度を上げるのが見える。
はい、次。
大鹿山。ここは二度目か。
送電線をくぐる。
振り返って一枚。
雪の下は乾燥しているので、とても歩きにくい。
お坊山へは行かず、トラバースして東峰へと向かう。
ここが一番雪が深かった。
お坊山の東峰っていう位置付けの山なんでしょうか。
さて、ここからは下るのみ!
ガンガン下る。
棚洞山。展望はないが、中々良い尾根。
振り返ると結構高度を下げている。
どんどん下って入道山。
尾根は気持ちいいが、多少急な場所がある。
下部にはこんな標識が。お坊山って、そんなにメジャー!?
道らしきものは西寄りに行くが、駐車地点を意識して、強引に急な斜面や尾根を下った。
ドンピシャに近い場所に降りてきた。
靴やパンツの裾がドロドロだったので、洗い流す。
最後に、近くにあった滝を撮影する。
人口臭は強いが、最近滝見をしていないので新鮮に感じた。
その後は、桃の里温泉で長湯。そこまで緩くもなく楽しめた。
- コースタイム
駐車地点(7:10発) → 峰ノ山(7:55) → 浜立山(10:15) → 滝子山(11:00) → 鎮西ヶ池(11:25) → コンドウ丸(12:20) → 曲り沢峠(12:30ー12:45) → オッ立(12:55) → 大鹿山(13:15) → 東峰(14:15) → 棚洞山(14:50) → 入道山(15:20) → 駐車地点(16:10着)