遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

小高山 天狗岩 大平山 蛾ヶ岳 大畠山

花見ハイクに今日も勤しむ。

R6で走る、四尾連湖までの道は楽しい!!

バイクの駐車料金を、軽トラックに放り込み、出発。

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四尾連湖。湖畔の桜は、少し早くて残念!!

まぁ、桜は今日は目当てではない・・・。

駐車場まで戻って、蛾ヶ岳への登山道を進む。

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一息に、稜線に乗る。暑い!

既に下山者が何人かいた。

まずは、小高山へ。登山道から僅かに外れるだけ。

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お手製標識あり。

そして、西側の展望は良い。

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手前に、大畠山。遠く、南アルプスの白い山並み。

登山道に復帰して先へ。

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お!?と感じた箇所では、写真も撮りながら・・・。

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トラバース。蛾ヶ岳へは、そのまま稜線を歩いた方が合理的と感じる。

この辺は、昔からの道、作業路がそのまま登山道になったと推測する。

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西肩峠。標識と、石仏。

さて、花見だけでは芸が無い…。ここから峰山方向へ下っていく。

沢を横切る場所は、ちょっと歩き難いが、概ね普通に歩ける。

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稜線は歩きやすい。綺麗な尾根道。

途中で、尾根を外れるように道が付いているが、これはどうも林業用の道か・・・?

戻って、尾根伝いに行くことにした。

しばらく下ると、岩場が見えて、そこからの景色は良さそうに見えた。

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あれは、雨ヶ岳や毛無山のようだ。ここから見ると、中々の貫禄。

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富士山も見える。結構、危うい体勢で写真を撮っている・・・。

ここから、目的の尾根に復帰するまで、ずるずると滑り、とても歩き難い。

ここまで下る前に、尾根を目指すべきなのだろう。

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無事に復帰。正規の道は、いずこから・・・?

トタンがあった。ここからは、普通の登山道。

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巨木を通過。立派。植林の中にあると、余計に目立つし、貴重な存在。

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少しの区間、尾根の右が展望良い場所があった。

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この林業の標識は、50年近く前ですか…。

林業盛んな頃は、どんな様子だったのか。

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目的の一つ、天狗岩がもうすぐ。

逆から見ると、立派な岩峰なのだが、こちらからは、ただの藪山にしか見えない。

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標識。地図通り、この少し先、左に下りる道型も一応確認できた。

天狗岩の直下、下ってきた場所が見えた。

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写真を撮った岩場が確認できた。どうやら、一番歩き難いところを通過したような?

危険は無く、天狗岩、着。

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祠と、四等三角点。点名も、そのまま『天狗岩』。

そして、南側の展望は素晴らしい。

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瀬戸の集落でしょうか。眼下に、桜とともに。

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富士山も良く見える。こうしてみると、本栖湖から北にも、気になる山があるものだ。

ここは、とても気持ちがよく、休憩長めになった。

峰山集落は気になるが、今回は、ちょっと時間が足り無さそうなのと、花を楽しむのが目的なので、見送った・・・。先ほど確認した真東に下る道で、折門へと向かう。

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はじめ、道はあるような感じだったが、植林で作業路が錯綜しており、適当に沢地形を下ることになった。

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新緑がとても綺麗だった…。植林なので、沢でも危険は無い。

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沢床、出合まで下ると、そこは、石積の道らしき光景があった。

竹があり、これは人工的な雰囲気を感じ、少し上に行くと、もっと石積を発見。

もう我慢ならない。折門の廃集落が気になるので、行ってみることにした。

この辺、ゴミや茶碗など転がっている。

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適当に東に登っていくと、首無し地蔵のようなものがあり、ぎょっとする。

すぐ先には潰れた家屋があった。

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潰れてだいぶ経っているのかな。ツバキの紅の花が、非常に哀愁を誘う。

トラバース道はあるような無いような?落ち葉で良く分からないので、適当に進む。

この辺は、どこにも石積があり、かなりの広範囲にある。

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これも、人が植えたのだろう。平坦地にあった。

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スイセン。これも人によるものに間違いない。

人は居なくなっても、人が植えた植物は生き続ける。

そして、ハイライト。

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折門の中で、最も訪問しにくそうな場所だ。

家屋は、まだ原形があった。

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ここで、どんな営みがあったのだろう。

そういえば、ふと、数年前の正月に、釈迦ヶ岳から大平山を歩いた際に、途中の小屋に稲こき機を見たのを思い出した。それと、この光景が重なる。今思えば、あそこでも生活していたのかもしれない。

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こちらは比較的良好な状態。

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蔵のような建物は辛うじて・・・。

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良好な棟でも、床は抜けて荒れている。

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軒先に残された、ジュースの空き缶、ラジオ、虫除けのカートリッジ。

私も幼い頃に好きだった、はちみつレモン缶が懐かしい!!

また戻ってきますよ、といった意思を感じるような・・・。

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右には窯があった。

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内部に広告が見えたので、思わず写真に収めてしまった。

何と、30年前! どういう経緯でここにあるのか不明だが、住んでいた人が見ていたのか、古いものを焚き付け用に持ってきたのか…。状態は異様に良い。

色々な思いを馳せる。

地図での破線ルートは機能していないと判断し、ここから北に登り上げる。

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ミツバツツジが嬉しい。クマバチが蜜を集めている。

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フデリンドウ。これも春の花の代表格。

適当に登ると、不意に歩きやすいトラバース道に出た。

どうやらこの道は機能しており、神社へ楽々いけそうだ。幸運!

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神社には碑があった。

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二棟。中には何が納められているのか?

僅か先の1031m高点も気になるので、そこへも足を延ばす。

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ここも南面が伐採されており、展望が良かった。

南東尾根は、防火帯のように歩きやすく見えた。

この界隈、また訪問したくなった。八坂は、特に気になるところだ。天空採園はぜひ行きたいと思っている!私が行くまでは、営業していてほしい…。

さて、廃集落関連はここまで・・・。峠・神社まで戻り、大平山へ向かう。

こちらは、ぐっと歩きやすい。当たり前か・・・。

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これは、伐採、木材搬出用なのかな。こういう風にやるんですね。

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綺麗な尾根区間は少なかった・・・。

落ち葉が全体通して多かったように思う。

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折門峠。右から登ってきた。

少し先、大平山は直登だが、トラバース道が蛾ヶ岳方面へとある。

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さあ、来た。二度目の、大平山。

三等三角点、点名『蛭ヶ岳』。国土地理院地図では、漢字は蛭になっている。

蛾ヶ岳の由来は、甲斐国誌においては昼ヶ岳、峨眉山に起因などがあるようだが、実際は確実なものはなさそうだ。

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以前は、達筆標識しかなかったように記憶しているが…。

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富士山は、まとわりつく雲が薄れて、綺麗に見られるようになっていた。

今回も良い展望に恵まれた。

滞在はそこそこに、蛾ヶ岳へ向かう。

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標識の八坂集落とあるのが気になるところ。三ツ沢なども。

尾根自体は、ロープがある場所もあるが、歩きやすい。

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古い標識。誰が利用しようというのかね・・・?

鴨狩の猟場として知られている、という看板もあった。

さて、お待ちかね♪

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カタクリ群生地。この時期を待っていた。

ちょっと早かったようだが、開花している株も容易に見つかった。

満喫し、一息に蛾ヶ岳へ。

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南面は伐採されており、こちらも展望良好だ。

13年前からすると、少し展望が開けたような気がする。

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こちらは変わらず。

三等三角点、点名『岩根』。東の三角点から距離が近いように感じる。

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午後の春霞で、南アルプスは霞む。

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眼下に、四尾連湖が見えるが、こちらも霞む。

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右の竜ヶ岳の優しい山容が好き。

メインの稜線は、これでかなり拡張した。南は城山や佛峠、東は御坂山塊から奥秩父縦走路まで。ここから見通せるのは一部だが、感慨深い。

ベンチがあって、休憩に快適な上、誰もおらず、ゆっくりできた。

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西肩峠へ下りる。周回してきた。以前は、割と詳細な地図標識があったのだが。

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この区間好きだ。午後の日差しも落ち着いて優しい。

登り口分岐から、大畠山へ進む。

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こんな感じだったっけ。

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二等三角点、点名『市川大門村』。高さは先歩いてきた山々に及ばないが、二等。

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北西は伐採されている。八ヶ岳も、やはり霞む。

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達筆標識は、やや北東にあった。

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電波塔の柵内に、フキノトウが群生したのが、やけに不自然に感じた。

あとは、戻るのみ。

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ちょいちょい植物を撮影しつつ。

植林を抜け、四尾連峠へ。

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文学碑があるのは覚えていた。

四尾連湖に戻って、周回完了。

帰路に着く。

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浄身石。コップがあるが、飲用可能か・・・
『川』という場所だそうだ。

その後、交通量の少ない道を選択しながら、八代へ。

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黄昏時を楽しむ。

桜はほぼ散ってしまっていた。また、来年。

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