遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

大丸

僅かな時間を利用して、大月市の未踏マイナーピークへ。

先日、急遽、丸山(丸山公園)に変更し、残してしまった、大丸。

真木の県道から、無き橋倉鉱泉へと進み、花咲山など登った際に取り付いた峠から出発する。駐車余地は限定的。

南の道を少し歩き、ここから尾根に適当に取り付く。

南に2つある尾根の東側。

南~西側。どうやら、作業路があるらしい。

すぐに、稜線上も広い道になった。

今年は、里山で幾つも見た、ギンラン。

少し藪っぽいが、目印も踏跡もあった。

道型は明瞭。巨木も数本あって、予想外にいいぞ!と思う。

東は植林であり、そのため、稜線もたいぶ利用されているらしく、道は深く掘れている。だが、倒木は多数。

丸山頂上まで、ツツジが多くあって楽しませてくれた。

ちょうど旬であり、これも良い。

高度にして200m未満を上げるだけで、ゆっくりペースでもあっさりと到着。

左の枯れ木か杭か?、に大丸と書かれている。展望無し。

三等三角点、点名『大丸』。798.7m。

余りに物足りず、北に伸びる尾根が歩きやすいため、進むことにした。

歩きやすい。

大丸北峰とも言えそうな、約810m高点。大丸より僅かに高い。

ここまで2つ火の用心と思しき古い看板があったが、ここにも。

東尾根でここから下る。植林であり、目印もあって、少し急だが全く問題なし。

地図にある、トラバースしている破線路も生きているらしい。振り返って、一枚。右にその道。

下降直下以外は、道が広く、とても歩きやすい尾根。

南に破線路が2つあるが、これが廃道となっていると、ちょっと面倒だなと思い、乗っている東尾根から派生する南尾根3つの内、真ん中を選んで、杉沼に下る。

ここにも、火の用心かな?看板があった。

少し歩き難いが、植林であり、無論、問題なし。

破線路が生きていた。地図より少し高度が上。振り返って一枚。

写真左に分かり難いが、道がある。

途中、小さい沢で崩れているが、通過は容易。

カエルの卵があって、鳴き声も聞こえた。

3つの南尾根の内の西の尾根が合わさると、道は更に良くなる。

この尾根も、ストレス無く行けそうですね。

尾根を回り込んだすぐ先に、アンテナがあった。

間も無く、家屋が見える。

入口に山側には石仏。

建物は幾つかあるが、荒廃は見て取れ、人の気配はない。一応集落は手入れされている様子だ。

後は、この道で戻るのみ。

路肩にガードレールは無い。

僅かな花を最後に一枚。周回完了。

富士見苑に近い道端で、ワラビを1回で消費する程度に頂戴した。

里山を今年は集中的に歩いて、冬以外の楽しさを見つけている。盛夏は御免だが、今後も自分なりにベストシーズンを意識しながら楽しみたい。