真木川を挟んで、先週の対岸の山々を攻める。
少し、県道を下って・・・。
赤谷神社。社の後ろにしめ縄の神木らしき木もあり。
ここから沢沿いを進むことにした。
植林。適当に歩ける。
適当な尾根に乗って、御前ノ頭に最短で詰めあがることにする。
植林とアセビが少しあるだけで歩きやすい。
一息に頂上へ。
四等三角点、点名『桑西』。下の地名そのまま。
年季の入った木製標柱。
展望も中々良い。ラッキー。少々展望を楽しんで、北上する。
概ねこんな道が続く。
目印もある。歩きやすい。が、一部、ちょっと急な場所もあり。
鳥屋ノ丸、着。植林が殆どだった。お手製標識。
展望は無い。
鳥屋ノ丸を振り返る。
すぐ先、見栄えがするブナ。
元気をもらう。
送電線を通過。巡視路もあって、登山道といっても差し支えないレベル。
落ち葉で滑るようなことも殆ど無い、いい尾根道だ。
ブナ、再度、素敵。雪があったらもっといいかも。
林道に出る。正面は法面、取り付くのは絶望的。
右から回り込んでいく。
写真の通り、護岸が切れたところから尾根に乗る。
北面~東が大規模伐採されていた。
こちら、野脇ノ峰。三等三角点、点名『野脇』。
西側が最高点だが、特に何かあるわけではない。
東の展望は抜群。街も遠望。
しかし、風が寒い! 今日はまったりハイクのつもりでいたので、防風対策不十分。
ソフトシェルのベストだけでは足りず、ダウンも装備することになった。
汗はかかずに軽快に歩けるので、恩恵の方がずっと上だが。
すぐ先、吹切峰、1522m。地味な通過点だが、一応、今回の最高点だ。
伐採用の作業路を横切る。
姥子山から雁ヶ腹摺山まで行って、憂鬱だが林道歩いて無難に戻るかなと・・・、この時は思っていた。
結構遠い。うーん、大峠と黒岳の間、赤岩ノ丸がまだ未踏なので、どうしたものか。
今回は、全くの圏外だ・・・。
さて、適当に東に走っている奈良子林道へ降りる。
日陰は雪が残るが、凍結は限られており問題なし。
雁ヶ腹摺山への道、登り尾根分岐。
そのすぐ先、姥子山との分岐。
左はのちに・・・。
姥子山へ・・・。
ここは、霜柱がとけてぬかるみ、非常に歩き難かった場所。
短距離なのでストレスは少なくて済んだ。
姥子山西峰は展望無し。さっさと東峰へ。
北面を見ている。
見えている大樺ノ頭がある尾根を筆頭に、北にはあと3つの尾根を歩かねばこの山域を網羅できない。いずれもそれなりに歩き応えがある。
富岳十二景に選出されているだけあり、展望は南面も良い。
こちらは残すところ、お伊勢山と御前山。
ふと、休憩しようとしたが、神社5分とあって気になり、そこへも向かう。
小さな社。だいぶ傷みを感じる。
ここからの展望も良い。
ここから、東京は高尾までの低山はほぼ手付かずで残しているが、冬でないとまず足が向かないので、来年あたりに行ってみるか。
街は遠くから眺めるが私には合っていると思う。
さて、東峰に戻って休憩。コーヒー淹れてまったり。
パンとコーヒーのセットで今日も贅沢な時間。そして、写真を。
ここで、友人OさんとLINEしていたら、何と送迎して下さるとの甘い誘惑!!
ダルイ林道歩きに気が滅入っていたので、あっさり陥落し、登り尾根を下ることにした。
先のこちらから下山。
ケーブルとか、人工物は散見。
植林で人工的な色が強い。
軽快に下って、林道に降りる。
標識が無かったら、まず分からない。
300m程下ると、そこが百間干場。
どういう場所なのか調べてみると、堰を作って魚を捕るための場所らしい。
堰堤連打で、今は魚がいるのでしょうか。
林道は続くが、金山峠への道はここから登っていく。
送電線の手前には標識。山頂と記載があったけれど、全く訳分からない。
再度、植林がメインみたい。
だが・・・。
伐採から免れた巨木があった。
道の切り替えし場所では、展望があって嬉しい。
大垈山の手前の分岐。まだ時間があるので、先へ。
大垈山がどこか良く分からなかったので、ウロウロした。山頂は起伏があって、どこも同じような高さで一帯を全部踏んでやった。
そして、このブナ!! わざわざ標識つけるほどのことはある。
今回、印象に残っているのは展望より、ブナの見事な木が幾つもあったことだ。
同高度だが、一番東が山頂だったらしく、ここに大垈山の山頂標識があった。
展望も無い地味な頂上。
宮路山の分岐。歩く人はどれほどか。
どんどん下る。
送電線を何度か通過。まだ展望はない。
お次は、セーメーバン。
山名の特殊さとは異なって、至って平凡な里山っぽさ満点な光景だ。
赤く塗られた三等三角点。点名『奥山』。
漢字では、陰陽師の安倍晴明に所縁があることから晴明盤らしいが、詳しい由縁は不明らしい。
日没が意識される時間になってしまった。
サクサクと下る。
この送電線の場所が最後の展望台。
こちら、どうにも疎い山域ですね。
アンテナ。こんなところに・・・。
小さな祠。山ノ神でしょうか。
すぐサクラ沢峠。結構、暗くなってきた。
高ノ丸まで、60mほどアップ。落ち葉で普段の道がちょっと分かりにくい。
展望無し。
達筆標識があった。他にも山頂標識あり。
さっさと、南西にある三角点を目指して下る!!
尾根の途中、全くの斜面にある三角点。
四等三角点、点名『金山』。
どうして、ここに座標をとるのか謎。
ここから、何となくあるのか無いのか分からない踏跡っぽいのを下る。
傾斜も出てきて落ち葉もあって非常に歩き難い。
地図上では法面の吹付けで、駄目かもしれないと思いつつ・・・。
下に何か人工物が見えたので、楽に下れるかと思ったら、それは5mは下にあるカーブミラーだった。
やっぱりね。左に逸れて下れそうな場所を強引に降りた。
この右手の上にいた。調子に乗っていると、転落するところだ。
全くお勧めできないルートだった。
サクラ沢峠への本来の登山道を見送り・・・。
こちらで、お迎えに♪
連絡のギリギリの行き違いがあって、長々とお待たせしてしまって、申し訳ないことになってしまった。
大月の藍屋で夕食をご一緒して帰宅!
本来なら、踏めないピークも踏むことができて感謝です。
この周辺の、ナラ立とかまで踏む価値があるかどうか・・・。
いずれにせよ、まだ先は長そうだ。
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