遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山伏沢 樅ノ木沢

紅葉を楽しみながら、沢歩き。

沢は今シーズン最後となるかもしれない。

丹沢の西端、山伏トンネルを起点として、山伏沢を下降して、樅ノ木沢を遡行する。

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山中湖側に駐車して出発。簡易ゲートがある。

私有地らしいので、ちょっと躊躇するが、トンネル方面のことと思う。

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ここから山道。鳥居がある。何を祀っているのでしょう。

ジグザグ少し高度を上げる。歩きやすい道だ。

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トラバース道もあったが、山伏峠へ出る。とても地味。

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送電線の下を通る。見通しも悪くはない。

紅葉もそれなりにしているようで、これから期待が持てる。

トラバースするような道も幾つかあった。

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大棚ノ頭は、直登しても良かったが余りにトラバース道が良さそうに見えて、ここまで来た。

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想像していた通り、大棚ノ頭は地味で展望も無い。

標識は割れているが見られた。

分岐まで戻って、先へ。遅い出発なので、余りもたもたしてはいられない。

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再度、送電線の地点は拓けており、展望も良い。

送電線を写さないように・・・。向かう、西丸の尾根を観察。

紅葉も良い感じだ。

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トリカブトも終盤で少な目。リンドウも少しあった。

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ちょっと登って、水ノ木分岐。ここから、尾根を下る。

西丸も気になったので、そこまでは行くことにする。

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遠望で見た通りの様子。樹木で展望は無い。

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これは数日前の手製標識。まぁ、丹沢の一角であれば、需要・人気はあるかも。

さて、何となく戻って沢を下降するのも、ちょっと躊躇するので、適当に沢に下る。

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殆どどこでも下れる傾斜なので、危なげなく沢へ。

丁度、水が出始めるポイントだった。

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クライムダウンも割と簡単だ。ラバー靴なので、滑るかと思ったが、ざらつきがあり、予想に反して滑らない。

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いよいよ、山伏沢の本流へと降りると、そこは滑滝。

やはり、一つ尾根向こうの沢を下降すれば良かったか。

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すぐ下には7m程度の滝。左岸を適当に下りる。

盛夏なら、水線突破を試したい。細かい様子なので、手強そうだが。

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一部の苔が綺麗だった。倒木にも苔がしっかり育つ。

そして、小さいながら魚影が濃い。

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滑をどんどん下る。

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殆ど滑らないので、大胆に下っていける。

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5~6mくらいの滑。右岸から眺めつつ。

その後、河原歩きになる。

左岸に石積みと何かの標識が見えたので、上がってみる。

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林道が通っていた。車は長いこと通っていなさそうな様子だ。

しばらくこれを行くが、飽きて沢沿いを再度行く。

途中、滝かと思ったが、堰堤だった・・・。

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まだ滑が少しだけあった。

再度、堰堤に当たり、そこから再度林道へ上がる。

5分も歩けば、樅ノ木橋。次の目当ての樅ノ木沢。

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橋には世附川とある。金山沢はどこからどこまで・・・?

右岸から簡単に下降して沢に入れる。

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意外にいい感じだ。

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5mくらいの滑滝。右を歩いてサクッと越える。

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上部の滑。こんなのがもっとあればいいなと思う。

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西沢出合。右が樅ノ木沢だ。

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左、西沢はこちら。どちらも、石積み堰堤である。

さて、樅ノ木沢を堰堤右から越えていく。

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左が植林。こんな様子でだいぶ退屈な河原歩きが続く。

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良さそうな写真を撮りたいが、この程度。

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すぐ上には右岸から滝があった。6mくらい?

そして、やっと面白そうな場所。

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右から滝となって枝沢が落ちて、その先はゴルジュ。

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滝まで行けば登れると思うけれど、腰上になりそうだったので、嫌って左岸を行く。

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すぐ上には立派な滝。

登れそうな様子だが、これは、気を引き締めてかからないと!

合羽を上だけ着て、中央から滝の右を行くが、上部、かなり悪い!!

外傾しているので、足が滑らないかとヒヤヒヤ。細かいホールドを握り倒す。

濡れるのを厭わなければ、水流の下をくぐって、空洞になっている所を抜けた方が、多分楽だったのでは。

取り付いておいて何だが、何て悪いんだ!!

そのまたすぐ上のCS滝は水流浴びそうなので、左に逃げた。

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次の見所。二俣でどちらも滝になっている。

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右の沢の様子。

左が本流なので、水流を適当に上がる。

倒木がなければなぁ・・・。

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二俣となり、左へ。滑がいい感じだ。これが下部もあったなら。

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沢に午後の日が差してくる。気持ちがいい。

植生上、黄色ばかりで、余り紅葉しないのが、ちょっと残念。

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だいぶ水が少なくなる。

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水がある滝はこの辺で終わりだ。

一番上まで滑がありそうな方向へ進んでいる。

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水は僅かで快適ではない。

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地図では、滑になっているが、実際は岩が転がる沢型となる。

そのまま最後まで詰めて、小尾根に乗る。

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踏跡もあって、藪漕ぎらしいものはない。

傾斜は若干あるので、河原歩きが長かったせいか、ちょっと大変に感じた。

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主稜線まで登って、折角なので、油沢ノ頭まで足を延ばす。

ここで小休止。

すっかり、午後の日差しで温かい色だ。

水ノ木沢を遡行することがあったら、また通ることになるだろう。

さて、ここから下山開始。

稜線の方が紅葉が所々楽しめ、沢の中より良い。

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午後の日差しの下で歩くのは好きだと実感する。

樅ノ木沢の頭付近。

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恐らく、ツキヨタケ。たくさんあった。もう終わりですか。

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西沢ノ頭。稜線上の通過点だ。

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メインは、三角点を有する石保戸山。

この西側は特に紅葉が良かった。

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これも良い。トリカブトもリンドウもまたあった。

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まずまずの時期に来られたように思う。

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被写体は多い。いい味がしそうだ。

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あちらは御正体山でしょうか。

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これが、一番の紅葉!!

目に沁みるような鮮やかさと温かさ。

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夕暮れが近い。ノスタルジックな時間が好きだ。

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水ノ木分岐で、木々の間から富士山を。そろそろ日が沈む。

どんどん戻って、山伏峠のトラバース道を今度は進む。

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鳥居があった。社らしき建物もあったが、ほぼ管理されてはいない様子。

そして、下山完了。駐車地点には、出発時5台車があったが、私以外無くなっていた。

歩行ペースはやや速め、午後のまったり紅葉狩り遡行ができた。

 

  • コースタイム

山伏トンネル(11:20) → 大棚ノ頭(11:40) → 西丸(12:05) → 山伏沢(12:30) → 林道始点(13:10) → 樅ノ木橋(13:35) → ゴルジュ(14:25) → 稜線(13:25) → 油沢ノ頭(13:35-13:45) → 樅ノ木沢ノ頭(15:55) → 西沢ノ頭(16:05) → 石保土山(16:20) → 山伏トンネル(17:00)

 

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