遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記

日本百名山 〜雲取山(2017m)〜 山梨百名山 〜飛竜山(2077m)〜 2日目

日付が変わるかどうかという頃、目が覚め、それから、中々寝付けず。
そんな風に、眠っているのかいないのかという状態が続いていると、3時半!
慌てて出発しました。
テントなどはそのままに、アタック開始です。
私以外に、幕営者はいませんでした♪
これでは、雲取山の山頂に着く頃には、すっかり日が昇ってしまいますよ・・・。
ヘッドランプを点けて登っていきます。

三條の湯もひっそりとしています。
寒気が来るなどと言っていましたが、殆ど風も止んでいますし、寒くもありません。
沢を渡って、山腹を巻くような登山道をどんどん進みます。
勾配は緩いですが、距離が結構あるんですよね。
三条ダルミまでの中程で、ヘッドランプは必要なくなる位明るくなってきて。
少しだけペースアップをしましたが、途中で諦めました。
三条ダルミに着いた時には、もう日が昇っていました。

若干朝焼けした富士山が拝めました。
良かったのは、透明度が予想以上に高かったことですね♪
喉を潤し、山頂へと尾根を直登していきます。
直ぐに、雲取山荘の巻き道を見送って、進むと、2人の登山者と会いました。
やっぱり、出遅れたか・・・。
三条ダルミから、勾配がきつくなったのですが、快調に登って到着!
避難小屋を見送って、山頂へ。

山梨百名山、90番目、雲取山、制覇!!
日本百名山では、何座目だったかな・・・?
とても立派な一等三角点でした。
そして、展望も素晴らしくて。

南アルプス南部の名峰もズームで。 やはり、3000m級の山々はまだまだ冬景色です。
山頂には、2人組の方がいましたが、すぐに食事を取るのだそうで、避難小屋へ戻っていかれました。
山頂、独占♪
雪を纏った山々を見れば見る程、今シーズンの冬の山行に後悔の念が湧いてきます・・・。
去年は、アイゼンよりスノーシューを使った回数の方が多かったのに、今年はアイゼンしか使っていません。
そんな反省もしつつ、ゆっくりと。
避難小屋からも、東京の街が見えます。

う〜ん、雲取山、見くびっていたようです、私。
東京都・埼玉県・山梨県の境の山ですが、山梨県百名山の標柱は山頂にすら立てられていませんでした。
序列として、東京都>埼玉県>>>山梨県と、如何に肩身が狭いのか(笑)
山頂に設置したら、他の山の事例のように、引っこ抜かれて捨てられるのでしょうね。
話は変わって、小屋には4人泊まったそうで、避難小屋泊まりを計画しなくてよかったなぁ。
やっぱり、私にはテントでの山行が一番しっくりくるようです。
十分楽しんで、再び、三条ダルミへ下り、飛竜山へと稜線を進みます。
稜線やや下の南面に登山道はついています。
笹に両脇を覆われたこんな道をてくてくと。

山梨県の管轄になってから、倒木がやたらに目に付くようになりました。
こっちの方が、私は好きですけどね。
道の幅も、人が本当に1人通る位のものです。
ふと、北側(右側)が広場になっている所がありました。

どうやら、ここが狼平だったようで、指標があります。
ペースは順調、取り立てて急ぐでもなく、いつもよりむしろゆっくり歩いています。
そして、北天ノタルという分岐で、更にパンを食べてまたゆっくり。

山のうねりが続いていて、新緑が徐々に標高を上げてきているのが分かります。
ここで、先ほどすれ違った方と、長々とお話。
ご年配の方でしたが、やはり、山歩きしている方は、足腰が違うようです。
前に出て、次第にツガやコメツガなどの黒木の樹林帯へと変わります。
この雰囲気が大好きなんです☆
また、場違いな程立派な木道が設置されていました。

サクサク進み、飛竜山へショートカットする稜線を登っていきます。
指標はありませんが、テープの目印も付いていますので、普通に地図が見られるならば、見落とすことはないでしょう。
急ながら、ものの数分直登し、そこから僅かに西へと向かうと、飛竜山でした。

山梨百名山、91番目、飛竜山、制覇!!
僅かに、南面の木が薄いので、富士山も間から見ることはできます。
一角が欠けた、二等三角点。
手入れされ過ぎな感もあった雲取山とは、対照的で、倒木も多くシャクナゲも繁茂しています。
こういう山も好きです♪ 本来は、岩山でもないこの標高で展望などあるはずないのですから。
そのままの雰囲気がいいのですよ。
縦走路から外れているのが、多分に影響しているのでしょう。
少し藪っぽい感じの道を西に下っていき、飛竜権現に。

質素な石の祠がありました。
ここで、もう下山するだけになってしまいました。
時間早すぎる・・・。 なので、ゆっくりと歩くことに。
大きなツガを見上げたり、その幹や足元のしっとりとした苔を見ながら。
バイカオウレンも花を咲かせていました。

私も意外と草花の名前も覚えてきているかも・・・?
去年、国師岳の夢の庭園で見て調べたんだっけ。
こうして、再び北天ノタルへ戻り、ここから三條の湯へと下っていきます。
広葉樹なので、まだ新緑にもなっておらず、大した刺激も無く、前へ出たがる足に歯止めがかかりません。
それでも、いつもよりはゆっくり。
途中の沢で、休憩もして。水の冷たいこと!
そろそろ、三條の湯に着くかという頃、ツツジが目を惹きました。

ミツバツツジですか・・・?
しかし、この下の辺りは、シカの食害が深刻なのか、ハシリドコロ以外の下草があまりありません。
お陰で、崩れやすいです。
三條の湯のすぐ上もそんな状態で、ネットが張ってあります。
到着して、小屋の方に伺ったところ、シカの食害は本当に酷いとのこと。
どうやら、シカが既に生態系の頂点になってしまっているんですね。
櫛形山のアヤメといい、どこでも問題になっているんだと実感。
さて、肝心の温泉は、というと・・・。

おっと、まだ1時間くらいはありますよ。
とりあえず、テント場に戻って、食事を取って、テントの中で寝転がっていると、何やらポツポツと・・・!
えっ、雨!? 時間も既に12時近くになっていたので、慌てて撤収。
雨の時ほど、撤収が嫌な時はありません。 つい、1時間前はそんな素振りは全く無かったのに。
幸い酷くなる気配は無く、直ぐにザックに全て収納し、12時ちょっと過ぎには、温泉に入ることができました。
いやいやいや、ここに到着した時に会ったお二人と、一番風呂です♪

お湯が熱いので、水で適温にしてから入ります。
冷泉ですが、予想以上に温泉らしく、とってもいい気持ち♪
ぬめりがあって、お湯の色は無色透明。
お話をしながら、ゆっくりと楽しめました。
お湯から上がっても、雨はポツポツと微妙に降っていますが、帰るしかありません。
重荷ですが、軽快に下っていきます。
途中で、何人か登ってくる人とすれ違い、林道が途中まででも沢山来る人はいるんだなーと。
林道で、警察車両が上がってきたり、路面を直していたりと、色々やっていました。
林道歩きにうんざりして到着すると、更に雨も少し強くなってきたような気がします・・・。
バイクにまたがり、一目散に帰宅しました。
柳沢峠で6度と、冷やされて湯冷めする程で、何だかな〜という行程。
寒気がくるというから、もう少し強風で寒くなってくれたらよかったですが、それでも暑さに喘ぐことはあまり無く、意外に快適に歩くことができました。

興味のある方は、三條の湯(三条の湯)*1、行ってみては如何でしょうか。

  • 2日目の行程

テント場(3:50) → 三条ダルミ(5:20) → 雲取山(5:45-6:10) → 三条ダルミ(6:35) → 狼平(7:05) → 北天ノタル(8:30) → 飛竜山(9:00) → 飛竜権現(9:20) → 北天ノタル(9:55) → 三條の湯(11:05-13:00) → 林道終点(13:25) → 塩沢分岐(14:10) → 片倉谷ゲート(14:40着)

*1:三條の湯ホームページ ←リンク貼ってあります