登山をするのは、随分と久しぶりのような感じがします。
結局、2月は1度しか行きませんでしたし。
天気に恵まれずに鬱憤が溜り気味です。
周りの山々を見ると、1300mくらいから上は、白くなっていますので、緩めのところへ。
今回の山は、東京都・山梨県の境の三頭山。
大学時代何度となく通った奥多摩・都民の森…、からではなく、上野原・小菅村方面からのアプローチ。
フェザーの慣らしを兼ねてツーリングというのもあります。
県道上野原丹波山線の途中に、鶴峠というポイントがあり、ここから登ります。
よく見ながら行かないと、素通りしてしまいます。
フェザーはうんざりする重さですし、若干雪も道路脇にあり、登る前から一苦労…。
何台か停められる場所があり、周囲を観察すると、ありました。
法面の上に!
反対側の奈良倉山は、分かりやすいのですけど。
林業用の道を横切り、植林帯を登っていきます。
最近の雪が解けて、上から落ちてきます!
尾根に出ると、傾斜は緩くハイキング気分で歩けます。
雪も少し多くなってきたので、一応スパッツを付けて。
踏跡が一応ありますが、昨日のものでしょうか。
北面の木々の間から見える、雲取山なんかを観察しながら。
上を見れば、雪が実った木がたくさん。
こんな光景を期待していたんだ♪
今年は、スノーシューを一度も使わずに終了してしまうのではないかと思いましたが、やはり3月になってからの方が、むしろ多いようでこれから使えそうですね。
アイゼンも必要なく、軽快に進んでいくと、分岐に。
ここは、スルーし、さっさと、三頭山を目指していきます。
すると、すぐに、また分岐がありました。
暗記してきたルートでは、どっちを取っても山頂に行けるので、行きは、巻き道のような左のルートを選びました。
『三頭山』と指す指標と違う方向へ。
踏跡は消え、先発で歩けました♪
勾配は殆どなく、距離が長くなるのは予想していましたが、それ以上でした。
そして、やっと分岐に。
ここからは、踏跡が多く、よく踏み固められています。
尾根なので、今まで楽をしてきた分、登る羽目に…。
指標で見た1kmというものに、まだ1kmもあるのかよ!、と毒づきながら(笑)
実際は、1kmないと思います。私の感覚では、600mか700mくらい。
ここまで来れば、すぐです。
まずは、中央峰を経由して東峰へ。
三角点があるのは、東峰でした。
しかし、さすが、東京都!!
至れり尽くせりの指標に、ベンチなども完備し、標柱も立派、おまけに避難小屋まであるそうで。
この景色の見える見晴らし台も展望図もあり、立派です。
あきる野市を遠望し、中々です。
東京側から登ってくれば、ハイキングにすらならないような気がしました。
奥多摩三山、雪のある内に、平日行けたらいいのですけど。
さて、戻って次は、西峰へ。
ここには、山梨百名山の標柱がありました。
山梨百名山、87番目、三頭山、制覇!!
どうしても、違和感を覚えます。完全に東京都の雰囲気です。
ここに来て、やっと富士山が見えました。
見えるかどうかあまり期待できないと思っていたので、嬉しいです♪
そして、逆の雲取山、鷹の巣山。
よーし、雪がある内に何とかして、こちら方面にも行ってやる!
しばらく景色を楽しんで、今度は、尾根を大人しく下りました。
打って変わって、踏跡が薄くなりました。
一応アップダウンがありますから、滑らないように注意します。
途中に、こんな小ピークが。この辺からも、富士山がよく見えました。
距離としては、行きの半分くらいの印象でしたが、実際そのくらい?
分岐からも、軽快に下り、終了となります。
結局、誰とも会わずに独占的に楽しめたのは幸いでした。
- 本日の行程
鶴峠(12:25) → 向山分岐(13:05) → 鶴峠分岐(13:50) → 三頭山周辺(14:05-14:30) → 神楽入ノ峰(14:55) → 向山分岐(15:15) → 鶴峠(15:45着)