遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山梨百名山 〜笠取山(1953m)〜

一之瀬林道の途中にある、作場平から入山します。
トイレも、ここにはあって、整備は十分。
先に登っている方がいらっしゃるようで、1台だけ車がありました。
最初から、登山道は雪が付いていて、少し歩き難さは感じます。
アイゼンは付けずに、歩くところを選びながら。
木道のようになったところ、小さな沢を渡り、分岐へ。

一休坂ではなく、ヤブ沢峠へ向かう左の道を進みます。
雪はまだ15cmくらいでしょうか。
トレースもあるので、楽なものです。
防風林や沢の荒れについての説明などを見ながら。
沢の流れを見ながら歩くのはいいものです。

ヤブ沢分岐を通過し、しばらく登ると、尾根付近の、ヤブ沢峠へと出ます。
林道跡らしいですが、雪で地面がどんな様子かは覗うことはできません。
柳沢峠までは16kmらしいです。今日は逆の右へと進みます。
その林道跡をしばらく登ると、笠取小屋が見えてきます。

少し休憩しながら、周りを探索。
写真左の年季の入った小屋が冬季開放らしいですが、どの小屋の入り口にも、無断使用厳禁とありました。
何となく後ろめたさを感じ、スパッツを装着して、さっさと先へ。
少し登ると、展望が開けて、雪原と青空が映えます。

サングラスを持ってこなかったのを、ちょっと後悔・・・。
こりゃぁ、焼けるし、雪目になるな〜。
でも、振り返れば、国師岳や黒金山など、見知った山々が♪
分水嶺という、小ピークで軽食を取りました。

ここは、富士川、荒川、多摩川の源流となるのだそうです。
この時期の2000m級の山は、こんなにいいものなのか・・・♪
寒くもなく、気温7℃、風も穏やかで。
雁峠の分岐を見送り、向かう笠取山は、かなりの急登です(汗)

登ってみると、ぬかるんでいて、予想以上に登りにくいものでした。
今年登った杓子山よりは、遥かにマシですけど。
振り返り景色を楽しみながら、山頂へ。

山梨百名山、88番目、笠取山、制覇!!
展望も素晴らしいものです。

あの一番高いピークが大菩薩嶺かな?
富士山や南アルプスも遠望できるはずなのですが、霞のせいか見えずに残念。
柳沢峠では、見えていたので、やはり、出遅れたのが失敗だったのです。
それでも、雁坂方面、国師岳、黒金山の辺りは十分楽しませてくれます。

甲武信岳木賊山と三宝山の間になっている?
来年を目安に、雲取山瑞牆山までを一気に歩きたいものです。
景色を十分楽しんでから、東の三角点ピークへ。

この地点も狭いです。
さっさと、東へと進みますが、ちょっと雪が深くなってきますが、さして問題なくアイゼンも付けず。
少し下って、水干の分岐をシラベ尾根をどんどん下り、黒エンジュ分岐で小休止。

先発隊を追い越し、軽快に進んで、馬止の分岐もそのまま真っ直ぐ下って、中島川口へ。

登る前に、バイクで通過した時の様子です。
舗装路を歩いて、山深さを味わいました。
ヤドリギだけが、緑で目立っていたのが印象に残りましたね。

暖冬で、今年は雪が非常に少ないようです。
4月に入る前にも、できる限り登りたいと思っています。

  • 本日の行程

作場平(9:35) → 一休坂分岐(10:05) → ヤブ沢峠(10:15) → 笠取小屋(11:00) → 分水嶺(11:35) → 笠取山三角点(12:30) → 黒エンジュ(13:10) → 馬止(13:40) → 中島川口(13:55) → 作場平(14:15着)