湖畔に咲く桜も見頃と言ってよい。
歩いたことのないルートで白山周辺をまずは散策。
道路沿いから、目当ての一つのヒカゲツツジが見えている。
既に散っている花もある。早いのか遅いのか、どうも読めない。
人物像を右手に見送り登っていく。
白花のイワカガミはまだ早い。
来週ともなれば、開花しているものも多そうな様子。
今日はどこでも見たが、つぼみまでの状態。
ウグイスカグラは割と多い模様。
シュンランはもう終盤かな・・・?
一応、3回目の訪問の八王子山。
西へ下っていくと、ヒカゲツツジをまた発見。
まだこれから・・・、なのかな。
幾つも分岐・道があるので、適当に東に戻ることにする。
最早、ここは公園という感じだ。
食べられるのか・・・? こちらの方が珍しい。
ヤブツバキはほぼ終わり。
小さいイカリソウはあるが、早い様子だった。
展望地を更に東へ。
下って車道に出る前にカタクリが少しだけ。
どこか寂し気だ。
近くにあったアセビは勢いが良かった。
道路を挟んで、更に進む。
イカリソウが複数出迎えてくれた。
花付きが良く賑やかなものも幾つか。
スミレは車道沿いでも見ていたが、余り多くは無いような。
二度目の対面。お邪魔します。
芽吹きは序盤でまだ彩りがない中で、ツツジは目立つ。
ウグイスカグラも多かった。スイカみたいな色彩!
クロモジも割と見た。
花の集合体で、その一つをクローズアップ。じっくり見ると新たな発見があるもので。
これが楊枝に利用されているとは。
さて、金子峠に到着。ここから東は未踏で、ようやくという感じか。
大気の透明度は良くない。淀んだような何とも言えない怠い春と感じる。
宗教法人の施設のような建物を横目に数分登ると岩が出てくる。
八王子山の西を彷彿とさせる場所だ。
それも過ぎると、雑木林だが、アカマツが多め。
見える範囲は広くなったものの、どんよりとした印象だ。
そして、淡雪山。地味な一ピーク。
さっさと先へ。何か面白い植物でもいないかなと思ったが・・・。
特に無く、次のピーク、興因寺山まで来てしまった。
三等三角点、点名『相川』。南を流れる川の名前が由来のようだ。
やや南には達筆標識があった。
チョウが日向で暖まっているのを見ながらコーヒーで一息入れる。
送電線があっていまいち居心地は良くないので、本当に一息だけで先へ行く。
巡視路を少し辿り、その後は稜線伝いに進むと道路に出た。
振り返って一枚。
脚気石稲荷神社まで進むことにする。
30mほど車道があり、そこから先歩きやすい道型が付いている。
855m高点まで行けば、左手に家屋が見えて道路に飛び出す。
桜の写真を一枚。
家の改修か作業されている方がいらした。他は空き家だったり既に廃屋の様相を呈している。
神社着。これで、多少ではあるが、歩いた場所がつながった。
沢の水は濁っており綺麗な感じが無い。
キブシはたわわに実る。
北斜面であれば、カタクリでもあるかもと思ったが、見当はずれ。
それより、古い石仏に興味が沸く。
風化が進み、辛うじて寛政の時代と読み取れるような。
ルリタテハでしょうか。とても警戒されており、半端な羽の開きで構えられた。
里の春を感じながら戻る。
昭和池。遠く山が見える。あれは鳳凰山か?
農業用のため池なのでしょうか。
一応、車が通れる道が続いていた。
下は暑さを感じ、春のむせかえる土の匂い。
良い状態のフキノトウ。
また料理に使うか。絶対に誰も採取しないものを3つ頂戴する。
この石垣、良く積んだね・・・。それは武田氏のお膝元というような場所だから、昔から開墾して水田作るの苦労したんだろう。
そういえば、ここは『花子とアン』ロケ地だったというのを、途中の掲示を見て思い出した。一度も映像は見ていないけれど・・・。
キケマンが誇らしげに咲いているを2ヶ所で見た。
古いものなのは間違いないが、何のために造られたのか。
郵便ポストは役目を終えたらしい。
ここで生活しようという人は、昔からいる方か、移住者か。
ウリカエデは美しい。風が多少あって撮影が・・・。
あれはコブシ?スイセンは我が物顔で咲き誇る。
つくしを見ると、改めて春なんだなぁと実感が湧く。
千代田湖畔の桜を一枚最後に撮って周回完了。
青空はもう少し欲しかったな。
八王子山(白山)・淡雪山・興因寺山 / Argonさんの淡雪山・白山(山梨県)・興因寺山の活動データ | YAMAP / ヤマップ