八ヶ岳東の麓で花見に興じる。
少し離れた防火線の頭は唯一残ったピークであり気になるところだが、それはまた。
到着時、空模様は既に下り坂の気配があった。
それでも、この景色を楽しみながら花見ができて嬉しい。
ハウチワカエデが鮮やか!!
紅葉だけでなく、花も綺麗で素敵だ。
クリンユキフデは多く見られた。個人的に、忌々しいギシギシに似ている気がして、そんなに好きなわけではない。
スゲのどれか。これもたくさん。
エイザンスミレ?群生も見られて満足。
ごく一般的なタチツボスミレ? これもいた。
他にもスミレは見た。
ヤマエンゴサクは一部で群生していた。
ん!?エイレイソウ? まだ早いよう。殆どいなかった。
ネコノメソウのどれか。
ヒゲネワチガイソウですね。開花しているものは多くないが、株数自体は多かった。
沢を2度渡る。この周辺も中々。
ウスバサイシンも発見!!
花付きが良い株も複数。
カンアオイ属は、秋~冬というイメージがあった。それより、名前にサイシンとあるので、先に知ったスミレサイシンの方のイメージが強い植物だよ。
私には生薬でお馴染みのサイシンの原料だから、諸々の理由で見られて嬉しい。
ヒメイチゲ。これは1株だけしか花を見つけられない。
個人的には、キクザイチゲやアズマイチゲを見る方が難しいと思っている・・・。
ダンコウバイかね? とても花付きが良い。流石に旬は過ぎたようだ。
前座だけでも、とても楽しんだ。
さて、今回の目当ては・・・。翁。
4月9日 ー 誕生花として私には特別な花となり、どうしても見たかった。
まだ早いと思われる株が複数いたが、咲いている株が1つだけ。
場所を変えて・・・。
こちらは、大株というのか? いいタイミングだった!
俯いておられて、その鮮やかな赤と黄色が上手く写せないもどかしさ。
確かに、我が家の一角にいたはずなのだが、家の建て替えとともにいなくなってしまった・・・。思い起こせば、そこはこの植物が好むような場所だったな。当時は全く知らず、綺麗な雑草だなー、程度の印象だった。
容易に見られて、更に、富士山とのショットも収められて満足♪