山行初めましてのお二人と、三ツ峠北の四十八滝沢へ。
もう10年近く前に、途中まで何ちゃって遡行をしたことがある。
登山口となっている駐車場で待ち合わせて出発。
生憎の霧雨。
ここまで車が入れるが、駐車スペース狭くちょっと厳しい。
以前もレーサーレプリカのバイクで、ここまで入るのは躊躇したんだっけ。
登山道を暫く歩いて、渡渉するような場所から入渓。
渇水が続いていたが、前日からの降雨で水量は復活しているはず。
初滝。
左から水流を横断して再度左上するのがベストラインと思う。
空身で一度水流横断手前まで行くが、ロープの流れがどうしても悪いので、やめた。
同行のRさんは、そのラインでフリー突破!元とは言え、5.13クライマーの片鱗が見える登り、お見事でした!
さて、私は一番ロープの流れが良さそうで直登に近い右壁を登る。
一段登って、ロープの長さがどうかと思い、カムで支点としてピッチを切り、Kさんを迎える。
上部はスラブで微妙だったが、Rさんも上からお助けを出してくれて、上の灌木まで上がって楽しく突破。
大滝は、下部埋まってしまい、落差は小さくなったらしい。
ロープを引いて、水流を横断して右壁から落ち口へ。
ピトンは近い間隔で3つあって、それも利用し安心して登れた。
登る前に打ち合わせ不足で、Rさんをフリーで登らせてしまったのは反省。
落ち口には、花♪
ダイモンジソウの一つ長い花弁は、毎回面白いなと思う。
幾つもの滝が出てくる。
この辺は何となく記憶がある。七福の滝か。
基本、水流を突破。
次々出てくる滝が本当に楽しい。
上流に近づくと水がとても冷たい。しかし、苔むした様子がとても素敵。
顕著な滝は、ここで終了だったと思う。
伏流しがちな二俣で、小休止。
Kさんから温かいコーヒーとお菓子をいただく♪ ありがたい。
暫く登ると、湧水の源頭。
これぞ、というような様子で流れ出ていた。
水はとても冷たく、持ち帰る。
少し沢型を登って、適当に詰めていく。
ミヤマウズラを発見!ここにもいるんですね。花はもう散っている模様。
この一株しか見られなかった。
踏跡が薄いながらもあって、楽々。
登山道に出る直前はトリカブト畑となっていた。
まだ新しいカメラに慣れず、ISOがめちゃくちゃな高感度状態になっており、ざらざらの写真に以降なってしまっていた・・・。
その後は、御巣鷹山を一応ピークハントして、北登山道を下る。
崩れたり倒木もあって一般登山道にしては少々荒れた印象だが、整備は問題ないレベル。
雨が終始降っていたが、お二人のお陰で楽しく下山。
沢仲間が増えたら、また嬉しい限り。
Rさんは純粋な登る力は間違いないし、Kさんもこの雨天でも水流攻めたり楽しんでおられて、伸びしろがあるなぁと思った。
またご一緒できたら楽しそう♪
沢のグレードは1級上のようだけれど、内容としては2級以上間違い無しで大満足!