今年初めての沢、R君と共に!
ボルダリングに熱を入れてしまい、こんな時期になってしまった。
南アルプス北部、尾白川の鞍掛沢から乗越沢を詰めて鞍掛山も踏んで周回。
日向山登山口からアプローチ。
林道崩落地点で甲斐駒ヶ岳が見える。

残雪が見え、まだ黄連谷は早そうだなぁ。
さて、アプローチの様子は分かっているのだが、いかんせん脚力・体力が最初から若干不安。

尾白川へ降り立つ。黄緑がこんなに強かったっけ。

R君は左から、私は右から越える。
イドログリップの私はここからでさえビビりながらだった…。

左スラブを登るのだが、ここは怖かった。
去年は普通に歩いて行ったのだが、この梅雨で苔が幅をきかせているようで滑る。

次も左の通過にビビりながら。何と情けないことだろうか。
この上でさらに悲劇。砂だと思って乗った所が、岩で外傾しており滑っていて、そのまま前のめりに…。
首に下げていたカメラが軽く水没!!レンズは使い物にならない。
テンションガタ落ち…。甘く見すぎというか注意力不足というか、情けなくて悲しくなった。
ここからは携帯での写真。

やはり一発目の沢では、まだ2進法みたいなイドログリップに感覚がついていけていないのか。
ここの通過でもだいぶ慎重になった。

ここのすぐ先が鞍掛沢出合。

本流のワイヤー滝を遠望する。いずれ、坊主山を攻略する際はまた来ることになるだろう。

鞍掛沢も同じ色。そして、花崗岩の壁が発達している。

大きなサルノコシカケ3つ。本当に座れるのでは?

困難な場所はなく、滑が気持ちい。

手ごたえありそうな滝が出る。右から取り付き、滝中段から右へ上がった。
巻こうかどうか迷ったが、トライして良かった。

続きまして…。直登は無理かなぁ。
上段の左を巻いた。

開放的な場所もあって気持ちがいい。

次の滝。これはブラシ無しのイドログリップには限りなく厳しかった。
上段左を背中を擦りつけながらジリジリと上がるが、ミズゴケに加えて水圧で足が全く信用ならない。
オブザベしていた右水流突破は不可能に感じ、水流左を上から来たR君のお助け紐を頼りに何とか這い上がる。
しかし、楽しかった!

次。上の滝は水流突破などと色気を出したものの、やはり滑りにビビる。
何度か踏み場所を磨いて、ハイステップを決めて何とか超える。R君もナイストライで続く。
膝の渋い感じも無くなり、段々面白くなってきた!

鮮やかなシモツケソウが途中にあった。来て良かった。


上段のハング滝を越えられるか観察するが、滝の右側はフリーでは突破不可能に感じた。
良く見なかったが、左側のコーナーがどうか…。
小さく右から巻いて滝上に上がる。

そして、乗越沢出合へ。右から滝となって落ちている。
焚火跡あり、中々良い所だ。

さて正面から。オブザベして、水流中段まで上がる。
水流を横切り左へ行けば簡単だが、色気を出して右のクラックからガバを繋いで登れば面白そうと思う。

後続R君を上から、核心部の写真。右手スローパーで左足乗り込みから浅いカチを中継してガバ取り。
フリーみたいな面白いムーブでした♪
やっと調子が出てきたように感じた。

次は登れない。右の支流を少し上がって巻く。

滑滝は滑りを回避しつつ面白そうなラインを攻める。今日できることはやったかな。

これは水流左から取り付いてやや右に水流突破した。

そして、最後の大物。右水流を突破できるか試みたが、半ばやや上で滑りで危険を感じ、大人しく右岸を巻いた。

アザミが多くなって、水流も減る。

この植物、花が咲きそうなんだけど、何でしょうか。

詰め終盤。ルンゼ近い様相を呈してきた。
左に逃げて、背の低い笹原を上がって日向八丁尾根と鞍掛山のコルに詰める。

雲の中にいるようで、幽玄な景色。ここを登ってきた。
今回の目的の一つである、鞍掛山を踏みに行く。
トラバースからの中々の急登で疲れた。

山頂は地味で展望はない。
展望地が6分とのことなので、展望は無いと思うが一人偵察。

倒壊した社、石像あり。こんなのがあったんだ。

そして、くす玉のような綺麗なシャクナゲもあり、来て良かったと思う。
末端のように見えた所まで下る。

方向感覚が狂っており、雨乞岳か?と思ったが、甲斐駒ヶ岳だ。
右に目を引く大きな滝が見えたが、あれは何という沢だろうか。
どうにも位置関係がガスではっきりしないが、非常に興味深い。
これが見られるだけで十分に価値があった。
鞍掛山に戻ってR君と合流し、下山にかかる。
思ったほど日向八丁尾根への登りはきつくなかった。

ははぁ、まだ2時間もありますか…。
でも、思ったより体力は残っており余裕あり。

下が意外にも見えている。

鞍掛山を見る。この時は奥が甲斐駒ヶ岳と分からない。

今までは青みが強いものは見たことがなかった。
日向山への登り返しには、黄連谷の下山でうんざりしていたので、途中からエスケープ。
標識はないが、錦滝へ下る道に合流できると踏んで下る。

合流先には標識が落ちていた。ここまでもピンクテープがあり歩きやすかったが。
錦滝への下山路は、ハイキングコースには不適だろうが、通行禁止にしておく必要性は感じない。
サクッと錦滝へ下って、林道を歩いて終了。
今回の感覚では、靴に慣れるまでに時間がかかりそうだ。
ブラシは必ずイドログリップ使用時は持っていくこと必須。
疲労はあまり感じないが、中盤まで関節の渋い感じがして、これが諸先輩方が言う老化というものか?と不安になった。
体は動かさないと錆びるみたいなので、クライミングとのバランスを取りながら楽しもうと思う。
- コースタイム
日向山登山口(7:30発) → 林道終点(8:40) → 入渓(8:50) → 鞍掛沢出合(9:50) → ハング滝(12:05) → 乗越沢出合(12:25) → 大き目滑滝(12:55) → コル(14:05) → 鞍掛山(14:20) → 展望台(14:35まで) → 日向八丁尾根(15:20) → 錦滝下山道合流(16:15) → 錦滝(16:50) → 日向山登山口(17:25着)