遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

湯檜曾川 白樺沢袈裟丸沢右俣

2年前からずっと行きたいと思っていた、谷川周辺の沢。

入門的な沢で概要など掴むべく決行。R君と望む。

今回は高速道路利用して、3時前に出発。

いやはや、毎度眠いことですよ。これが大抵核心。

さて、予定通り6時前に到着。

白毛門駐車場に停めて出発。他にも沢登りの人らしき人がいる。

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湯檜曾川を橋から眺める。楽しみ。

橋を渡ってすぐに林道へ入る。

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路面状態は悪くない。年季の入った標識は萌える!

と、橋の架かった林道は水没しており、手摺りというのか、横を平均台のごとく進む。

黙々と歩いていると、何と熊に遭遇!!

木の上に居たようで、後ろから一目散に逃げて行った。こっちに来なくて良かったよ・・・。

先行者もあったようで、油断した。眠気も多少覚めるというもの。

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左に人工物。雨量測定器だったか?

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林道終点。割と広々している。バイクならば確実に来られる。

東屋も居心地悪くない。

ここから山道だが、歩きやすい。順調。

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どこかの沢の渡渉点から稜線が見える。岩が素敵。

それにしても、私は送電線が共鳴してか不快で具合が悪い。R君は全く違和感ないそう。

睡眠不足や疲労の加減か・・・。

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武能沢出合を渡る。どこから降りようか検討。

結局少し進んだ踏跡らしきものを辿り、湯檜曾川に降りる。

降りた先は魚留滝。

これは厳しいと思い、上へ出る。

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ここで小休止。どうやら水流近くがぬめっているようで気が滅入る。

慎重にバンドを歩いて通過。

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増水していたら大変だが、問題なし。

広い河原を適当に通過して、先行者パーティーをパス。
間も無く、白樺沢出合。本流に比べると貧弱だが。

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入って僅かで滝場。カメラもあり、泳ぐ気にならず、左から通過。

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明るい様相になってくる。今日はやはりラバーが有利か?

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右から沢が滝となって落ちている。そして、先には大滝らしきものが遠望・・・。

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適当に上がっていく。やはり、グリップがラバーは良い。

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ウォーミングアップには良い感じだ。

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序盤の特筆すべき二俣。左が白樺沢で、右が袈裟丸沢。

白樺沢の大滝は右も左もどちらもいけそうだ。

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左の方が楽かな。1日2本というのも出来なくはなさそう。

今回は袈裟丸沢。すぐに大物が見えてくる。

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見栄えが良くて素敵だ。2段25mとのこと。

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一般的には左からか。右壁が登れるように見えて、取り付く。
R君は左から、それぞれ。

下段は全く問題ないが、上段は水線近くは滑りが半端ではない。

右から乗越して上がるとさらに傾斜が強い。

アンカーのハーケンがこれ見よがしにある。

カメラが邪魔をして一度クライムダウンして身支度をする。

アンカーがある場所から3m程度が非常にヒヤヒヤしたが、それ以降はホールド多くて突破。

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だいぶ消耗した・・・。

明らかにロープ出すであろう場所だったと思う。

緊張から解放され、滝の落ち口でウロウロして楽しむ。

落ち口も渡れて、左を進めるが、右壁をそのまま行けそうだったので、フリクションを活かして登っていく。

イドログリップがいい仕事する。巻きもそんなに良くなったそう。

明るい雰囲気が少し変わったように感じる。

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厳しさは感じない滝がこれより続く。

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側壁を適当に上がる。

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水流沿いは困難な様子なので、右壁を適当に上がった。

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易しい小さめの滝が多いので楽しい。

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 乾いた所を選ぶ。草も最大限利用する場所も何度か。

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滑が多くて素敵ですね。

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次々と滑滝が現れるので本当に楽しい。

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中々高度も稼いでいるようだ。白毛門もそのうちマッタリと行きたい。

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沢山あってどこだか分からないほど。困難な場所は無い。

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雪が多い地域の沢はこういう感じなのかと、しみじみ。

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相変わらずの様相で快適だ。

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二俣。左へ入る。

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8m滝は水流突破する。

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8m滝前で沢が右から入る。

この手間の沢はとても水が冷たく美味しかった。

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これで顕著な滝は最後。

上に行くほどに簡単な沢のように感じた。

少し倒木やボサが気になるが、支障は無い。

最早、源頭の様子なので、注意しながら旧道を過ぎないように。

呆気なくそこに到達。

目印があるわけでもないのだが、踏跡が濃いのが横切る。水流はまだあったが。

ここで沢装備を解除して下山にかかる。

登山者も歩いており、意外に感じた。

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トラバース気味の道を僅かに進むと展望。

馬蹄形縦走とよく言われるが、いつかは・・・。

この道、下草で下が良く見えず、何とあろうことか、踏み外してしまう。

予想許容内ではあったのだが、何とも情けないことだ。

見かねた?R君からストックを片方お借りして進んでいく。
油断やよそ見もあるが、反省する。

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沢を横切る所は滝が上下にも見えて興味は尽きない。

そして、新道へ合流する。

少し上の展望を見に行く。

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どこが見えているのでしょうか。

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僅かに進んで避難小屋。小さめだが活用できそうだ。

すっかり歩きやすくなった道を順調に下る。

高圧線が現れると、やはり?私は不快感を覚える・・・。

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行きで通過した巡視小屋。水遊びの家族は上の小屋?に向かったようだが。

その後、1回の休憩をはさんで戻っていく。

水没した橋の架かる沢から見える滝を撮影しに行った。

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中々圧迫感ありますね。直登は体が拒否しております。

良い所です。

キャニオニングの人たちが沢山いるのを横目に駐車場へ到着。

今回はアプローチの割に沢にいる時間は少なかった。

それでも沢の内容は良くて貧乏くじ引いた印象はない。

初級の沢なので、次回は少し色気を出していけたらと思う。

評判の良い温泉『湯テルメ谷川』へ直行。

3種の泉質があり、良いお湯でした。

いつもは好きな露天より、内湯のぬる湯が好みだった。

亡き沢屋『ひろた』さんが行っていたとんかつを食べたかったが、あいにくの時間切れ。

でも、沼田でとんかつを食べたが、そのお店も素晴らしい。『あづま』。

味噌カツは久しぶりであったが、最高だね!!

帰りには地酒を3本も購入して帰路につく。

ひやおろしがもう出ていたので1本と、店主おすすめ4合瓶を2本。

高速道路の渋滞も無く帰ることができた。
 

 

  • コースタイム

駐車場(6:00発) → 巡視小屋(7:00) → 湯檜曾川・魚留滝(8:05) → 白樺沢出合(8:30) → 袈裟丸沢出合(9:10) → 二俣(9:45) → 旧道(11:45) → 避難小屋(13:00) → 巡視小屋(14:20) → 駐車場(15:45着)