女夫渕駐車場から出発。
奥鬼怒温泉の関係者はじめ、バス送迎などで利用される車道は、一般車通行禁止。
鬼怒川を渡った先、代わりに歩道が整備されている。
そこそこ急な階段が入口。
尾根まで一気に登る。
歩道はここからトラバースしながら高度を落とし、再度、鬼怒川に下る。
非常によく整備されている。
遊歩道という感じだが、一般的にそれなりの足元の装備は必要。
吊橋を渡り、鬼怒川左岸の道へ。吊橋には立派な名前が付いていた。
紅葉の期待が高まる。
遠目で見るのも、近くで見るのも、やはり良い♪
サルの親子。戸隠では散々威嚇されたが、今回は適度な距離で遠目に見られるのみ。
橋を2つ渡って振り返る。この辺は渓谷という感じは薄いが、オロオソロシ沢での渓谷と紅葉は楽しみだ。
滝記号のある沢。上も滝が見えるが、かなり水を浴びないとよく見えない・・・。
広い河原のような場所には、カツラが幾つも。
黄色の紅葉と芳香は大好き。
風があって揺れる。
この周辺、見事な紅葉!
足が全く進まない♪ 写真、撮りまくり!
入口からここまで、下りてくる人達と4組とすれ違って、八丁の湯へ。
八丁の湯は、改修工事中で作業中。振り返って一枚。
丁度、送迎バスが走っていたところだった。
車が通れる道が、ここから続く。
加仁湯温泉。こちらの提灯は大きい。
建物高く、御殿の雰囲気。こちらも送迎バスがある。
日光澤温泉へ向けて歩く途中も、素晴らしい紅葉。
右手は岩が露出。崩落したようだ。
日光沢は、滝なのか堰堤なのか分からないので、素通り。
日光澤温泉を抜ける。
再度、歩道となり進む。日光澤温泉を振り返る。
上には社があった。
吊橋を渡り、左岸へ。
サラサラと落ちる滝。この沢は流程が短いよう。
分岐の橋。渡って、オロオソロシ沢へ向かう。
少し登山道を進んで、堰堤手前で外れることにした。
堰堤は、左から危険無く越える。踏跡もしっかりついていた。
超えた先、右手に、ヒナタオソロシ沢の滝が見えている。
出合の滝。紅葉と滝のセット、これを見たかった!!
上にも滝があるようで、気になるが、時間が今日は足りない。
一つ上の支流の滝。水量は少ないので、上の滝記号は期待薄と推測。
さて、目的のオロオソロシ沢を見る。
F1を対岸から紅葉とともに撮影。
さて、ここからは沢登り気分に切り替えて進む。
F1は登れそうだったが、右からさっさと巻いた。
F2かな。倒木が美しくない・・・。これも右から巻き。
上は滑が続いている。
水量は少なく、癒しの沢だ。
取るに足らない小滝だが、気持ちがいい。
目指す稜線が遠く見えるが、結構あるなぁ・・・。チェックイン間に合うか不安になる。
変わらず滑。茶色の岩床。紅葉はまずまず。
これも5m程度で小さい滝。
倒木がちょっと気になる。
二俣。まだここでは上がれない。右へ入る。
5mほどの小滝。
これは、10m近くあるかな。出合以降で最も落差はある。
右からさっさと登る。ぬめりも強いので、注意。
再び二俣。左の方が渓相良いが、右が本流っぽいので、そちらへ・・・。
見に行って駄目そうなら、この二俣を左に行って詰めようと思った。
崩落で地面がとても歩き難い。
一応、樹林帯まで登れば問題なく根名草山に上がれそうと踏む。
が!、岩と土砂と見ていたが、上部は粘土質の地面で蝉になりかけ、結局、少し降りて樹林に逃げ込んだ。
樹林の密度は薄いので助かった。
たまーに倒木や灌木が濃い所もあるが、獣道が幾つもあって、利用しながら適当に根名草山手前の鞍部に向けてトラバースを仕掛ける。
時間的にも余裕があり、無事に登山道に出て一安心。
根名草山の直下は丈の低い笹原。
踏跡が良く分からない場所・・・。どこでも行けるので、まぁ・・・。
東の展望もあって嬉しい。
高薙山とか太郎山とか見えているのかな。
振り返り気味に・・・。近くにある左のピークも結構立派だなと思う。
この時、この2304m峰に名があり、大嵐山(大割山)ということを知らなかった。
結局、踏まずに下山してしまい、得も言われぬ脱力感を味わった・・・。
根名草山。三等三角点、点名『根名草』。
右手の標石が三角点なのだが、国土地理院では亡失となっている。はて・・・?
少し南に進んだところが、展望が良いはずだが、やや下り坂。
予定では、温泉ヶ岳まで南の稜線を繋げる予定だったが、これまでとして、下山する。
展望楽しみつつ。
あれは、明日行く予定の鬼怒沼! 不思議なところにあるものだ。
登山道も問題ないので、どんどん下る。
西側の展望。ここに詰めて来れば、もっと楽だったと思う。
燕巣山とか四郎岳とか、そのうち。
振り返る。やっぱり、名が無い方が不思議だった、大嵐山。
紅葉は稜線の方が見事だった。
手白沢温泉との分岐。ここの紅葉も素敵!
シャクナゲ混じりの道から変わっていきどんどん下る。
花はこのくらい。
すっかり植生は変わる。もう間も無く日光澤温泉。
落ち葉で道が不明瞭となるが、問題は無く。
畑らしき場所を通過。ワラビ畑?
日光澤温泉に下りて、日光沢出合で洗いものして、明日行く予定の日光沢を観察。
日光沢の見えていたのは滝だったが、上部は堰堤のようだ。
水に浸かれば上段もよく見えるのだが・・・。
まぁ、直登は不可能な様子であり、周囲の様子から緩い土砂であり、巻くのも大変。
左右どちらも変わらないが、バイルやロープ無しでは、ちょっと気が進まない。
出合から下流の崩落地からトラバースで行けばできそうだけれど、全然こちらも行く気がしない。
宿でゆっくり考えよう!
チェックインは17時にしたので、撮影もしながら戻っていく。
今日は、こちら八丁の湯に宿泊♪ 活動は終了。
ネオプレンの装備を脱ぐと寒く、早速温泉へ!
オロオソロシ沢 根名草山 / Argonさんの根名草山の活動データ | YAMAP / ヤマップ