何となく予想はしていたが、前回から1月以上山に行けず。
絡め捕られそうな環境から僅かに脱した。
車で宇波刀神社まで上がる。凍結も微々たるもので心配なかった。
かかしの標識があり、これに従い車道を上がる。
振り返れば、茅ヶ岳がいい感じ。
立派な龍珠院を過ぎる。中々の松の枝ぶり。
駐車場も数台は置ける。ここまで車で上がれたが、大した距離ではない。
けしからんことに、ここにはヒルが発生するらしい。
南アルプスも蛭山になったらたまらない。
さて、ここから林道、間もなく分岐があり左に下るようなかたちで山道となる。
右は円池とあった。
正午過ぎなので、気温も十分だ。雪はあるがそこまで腐っていない。
小さな社があった。手を合わせて先へ。道の状態は良好かつ明瞭。
一筋あった踏跡はどうやら猟師のものらしく、あらぬ方向へ向かっていき、綺麗な雪を踏むことができた。
文字も消えて古そうな標識は木に取り込まれているものがあった。
ふと石仏が左に現れる。下ばかり向いていたら小さ目なので見過ごすかもしれない。
しばらくで林道に飛び出す。ここが平川峠のようだ。
車が走った跡がある。
林道を僅かに歩いていくと登山道は右手を行く。
ここから北面で日陰の場所が増えて、やや雪が増えた印象。
再度、林道に出る。
こんな時期でないとわざわざ労を要して下から登らないかもしれない。
ここが一番雪が深く、膝近くまで潜る箇所があった。
木々に付いた雪が風で舞い、キラキラと実に綺麗だった。
写真が上手く撮れずにがっかり。
林道終点から40分らしい。すぐに1kmの標識があった。
雪は概ねくるぶし上程度で歩行に大した支障が無い。
傾斜が緩むとベンチと松が見え、何かと思ったら…。
まぁ、このような松はどこにでもあるような…。
八ヶ岳の眺望が素敵な場所だった。
雪を踏みにあちらにも行きたい。南八ヶ岳にもまだ登り残したピークが幾つかあるのだ。
まもなく山頂へ。
地蔵様がある。里山らしい良い山だ。
今でもここに記載された行事があるのだろうか。
東面は切り開かれて展望あり。富士山はやや雲が邪魔をする。
ベンチの雪をどかして小休止。
あとは下山するのみ。
地図を眺めていても面白いところは見当たらず、この里山において求めるのはこれ以上は難しい。
せめて、645.7m三角点(戸沢)だけでも踏みに行くことにした。
途中までは登路と同じ道をとり、途中の林道の先の様子を少し見に行くと展望があった。
これは収穫だった。奥秩父の主稜線まで見えた。
さて、戻って分岐まで進む。
雪で見えないだけかもしれないが、特別目印は無い。
しかし、何となくここだと思う所がある。
僅かに道を外れて登るが、藪もないし歩きやすい。
四等三角点で比較的新しく感じた。
そのまま東に延びる尾根を下って山道に復帰。
だが、この道はかなり倒木が多い。
そして、すぐに送電線に出る。
ここから先は倒木無く歩きやすい。
左下に建物が見えてくると舗装路に出て、簡易ゲートを開けて寺院と墓を通過する。
あとは舗装路を歩いて戻るのみ。
こちらの道路は日陰で勾配があり凍結がいやらしかった。
宇波刀神社へと戻る。
- コースタイム
宇波刀神社(12:10発) → 龍珠院(12:15) → 林道(12:50) → 1000m地点(13:10) → 500m地点(13:25) → つぶらの松(13:30) → 荒倉山(13:40〜13:50) → 分岐(14:30) → 四等三角点(14:40) → 送電線(14:50) → 寺院(14:55) → 宇波刀神社(15:05着)