見たい花が2つあって、この登山自体もやっつけではあるが・・・。
出発は遅く、林道の上の駐車場所が空いていると思えない。無難に駒ヶ根高原スキー場駐車場から、何とか9時ちょうどに歩き始める。

序盤は遊歩道にもなっているようだ。中々気持ちが良い植生。

しかし暑い・・・。



チゴユリだろうか・・・。ギンリョウソウは終わりか。涼し気なのはノリウツギ?
林道を2回突っ切り、汗をかきながらどんどん登る。


遭難碑と地蔵を横目に・・・。
林道にまた出る。

ここからは南アルプスが見える。もう雲が上がってしまっている。




林道は日当たり良好で、草原で見るような植物が多数。

ウツギ。やっぱり空木岳だけある!?違うか。


花付きの良さ・・・。コアジサイのこんな様子はしばしば見るが、オダマキの大株が見事だった。
すぐ上、ようやく、最終の登山口?左に東屋、右にトイレあり。
東屋からは中々の展望。

南アルプス北部を望む。そろそろ、三峰川流域を今年は攻めたいところだ。
あまり地図を気にしておらず、尾根でショートカットする道があったようだが、林道を直進してしまう。再び樹林へ。

途中、ジンバイソウを発見。まだ開花は先だな。
笹とカラマツ植林で面白くはないが、こんな出会いもある。

ぼちぼち歩いていくと、左手に気になる標識を見る。折角なので近いし行ってみる。
篭ヶ沢岩窟下というらしい。下にあった光前寺の開祖が修行した謂れがあるそう。


沢を見下ろす。修行するにはいいのかもしれないが、現実的には虫が多い・・・。戻って分岐へ。

タカウチ場(鷹打場)。まずは、池山を踏むことにする。

笹の丈は低くなったが、ほぼ相変わらずの道で、黙々と・・・。



植物はこのくらい。ギンリョウソウが幾つも出ているのを見る。イチヤクソウが結構いる。マイヅルソウは葉が多いが、とっくに咲き終わった模様。

池山に順調に到着。三等三角点、点名『池』。池って・・・?


展望はそこそこ良いはずだが、生憎だ。

さっさと先へ向かうと、足元に散ったバイカオウレンっぽいのを見るようになる。そろそろイチヨウランも出てきそうな雰囲気なので、注意深く・・・。しかし、流石にたやすく見られない。

分岐を左へ行くと、草原を通過。


この辺が少し。
水場に出ると、ここでもすぐ先で分岐。遊歩道とある道を行く。


こちらは背が高いオウレンの仲間。どれだろう?ツクバネソウが僅か。


イチヨウランの花は既に萎れていた。まぁ、順当なところ。ハリブキ・・・?
この辺、見たい花があるはずだが、全く見つからず、30分程度を浪費する・・・。


ゴゼンタチバナが多く見られるようになる。ダケカンバが多く苔が林床に茂り、気持ちの良い植生となった!


ちらほらとキソチドリか?結構いる。まだ蕾でもうじき!

ヒカゲノカズラもいた。いいなぁ…。

シダの他にセリバシオガマも沢山混じる。


キソチドリは咲いているのが出てきた。


イチヨウランは幽霊みたいな様子で咲き残りが見られてきた。
そして、目当てを発見する!




タカネイチヨウランのはず。この1株しか見られなかったが、旬は過ぎたものの、何とか残っていてくれた・・・。

通常のイチヨウランも、見頃が出てくるようになった。嬉しい。

好きな亜高山帯の樹林。下ってくる人と多くすれ違うのがちょっと・・・。
ここから梯子や鎖が出てきて面倒。すっかり時間を消費してしまい、早く登りたいがそうさせてくれない。
まだまだキソチドリ、イチヨウランは見る。




色々あるなー。中々はかどらない(嬉)


大地獄とあるが、そんなに険しい感じがしない。樹林の先の主稜線は曇りがち。




撮影と観察・・・。す、進まない・・・。

古の登山標識。達筆に惹かれる!



分からない植物も。ユキザサは、下では花が終わっていたが、やっと花が出てきた。キソチドリとのコラボ。



イチヨウランは旬が多くなった。ミツバオウレンがちょこっとお目見え!


辟易するほど花が終わったイワカガミは見ていたが、花が見られ始める。淡い色もあって楽しませてくれた。咲き終わった様子が、キソチドリなど違う植物に見えてしまったが、これですっきり。



タケシマランも徐々に見頃となり始めた。






分岐は尾根通しへ。いよいよ森林限界を抜け、景観が変わる。

振り返る。反射で暑いが、下はもっと暑そう…。



高山帯の植物たち。

駒石を見下ろす。

空木岳ロックオン!

青空が遠く。ガスが取れることがあった。

岩が面白い。もう少しで頂上。





足のだるさは流石に出てきたが、それよりも撮影・観察で遅い・・・。

僅か!

到着。二等三角点、点名『駒ヶ岳』。ふむ・・・。木曽駒の点名っぽいなと思って調べると、そちらは『信駒ヶ岳』だそうだ。

俯瞰。

周囲を少々観察して、さっさと下山にかかる。再訪間違いないから。

静か。休んでいた人ももういない。沢沿いの道で下山。
こちらも花が豊富。雪渓が出てくるようになった。




ショウジョウバカマが見頃!!


踏みぬかないように慎重に・・・。

途中、ライチョウの子連れに会う♪ 子の奔放さと反対に、母は心配そうに見守る。


目を惹く赤は、ハクサンチドリか。結構な数がいて思わず足が止まる。

避難小屋周囲はお花畑。

いやぁ、素敵。ゆっくり登って、ここで一泊して過ごせたら・・・。







まだまだ写真を撮りながら下る。
迷い尾根付近まで来ると、見るべきものは見た感があるので、ぶっ飛ばして下る。
途中で単独と2人組をパス。中々時間が押しているのに、お互いご苦労様。

水場で小休止。ヘッデン無しで下れそうだな。


水場、小屋跡を見て、利用されていない観察施設・・・。

建物を1周していたらママコナがいた。

帰路は尾根でさっさと下る。明瞭。トイレ裏に出てきた。なるほど、ここだったか。それは知らないと分かりにくいよ。

雨にやられずに済んだ。林道で展望を楽しむ。


オカトラノオが良い感じ。
気温が上がるのを感じながら、駐車場へ一直線。終了。
今回は花見が主目的で、時間がかかってしまった。門限があるので、今日は簫ノ笛山が踏めなかったのが心残り。通常であれば、登り5時間、下り3時間程度だろう。しかし、タカネイチヨウランらしきイチヨウランを見ることはできたし、多くの花を存分に楽しめたので、十分に満足した!