遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記

屋久島 2日目

霧煙る中出発。今日は石塚小屋まで。

どうにも東側の天気がよろしくないらしい。
徐々に霧が晴れてきた。

進んでいくと小屋があるが、施錠されている。非常に快適そうだ。
分岐はいくつかあったが、下の写真のkm標柱がいい目印になっていた。

分岐を間違えるが、木材伐採用の道ですぐ行き止まり。
そうしていると、晴れ間が出てきたので、湿ったシュラフやテントを干して休憩。
懸念のヒルはいなかった。

一時、七五岳と思われる山が良く見えて感激。あそこに行くまでに是非天気が崩れないでほしい。
そして、9km標柱を過ぎた頃、待望の湯泊歩道入口に着いた。

道は合っているだろうと思っていたが、一安心。ここはいい幕営地になっていた。
久しぶりの山道の感触が心地いい。
歩道(登山道)は、思ったより遥かに明瞭だった。
テープも比較的新しいものがついていたり、木の切り口を見るに、少なくとも1〜2年のうちに手入れをしたように感じた。

上部はこんなに簡単ではないだろうと気を抜かずに進む。
ただし、木や湿っぽい石に乗ると信じがたい程よく滑る。恥ずかしながら、注意していながら10回以上転びかけた。

所々に標識があるため、林道歩きの方が不安だった。
昨日は全く見なかったが、シカが多い。
淡々と登り、七五岳の分岐に。標識があった。ザックを残し必需品のみ手に向かう。
下って登り返す。南から西は晴れているが、朝と変わらず北から東はガスの中。

林道での祈りが通じたのか、山頂は晴れていた。ただし、まともに立っていられないほど風が強い。
写真は山頂直下。
それとツツジやスミレが咲いていた。

南はこの通り。海が綺麗だ。
山頂は岩が転がっているのみで、標柱などは無かった。

さて・・・、戻る方向はご覧の通り。ある程度待って視界が開けた時撮った写真でもこの有様。
あれでは烏帽子岳は・・・、推して知るべしだ。
軽快に戻り、ミノの小屋跡地はすぐだった。

時間もあるし、一応、烏帽子岳へ向かうが、直下での強風とガスで視界も遮られ、たまったものではなく、無念だが引き返した。
今日、永田岳や宮之浦岳へ向かった登山者がいたら、遭難しても何ら不思議では無いと思うような状況だった。
いつしかすっかり雨へと変わっていた。

そんな中で、シャクナゲがたわわに咲いていたのが、とても印象的。
ふと気配を感じて、視線を向けると・・・。

親子のサルだ。邪魔しないように早々に立ち去る。
雨は相変わらず、若干弱くなったり強くなったり。
ワレノ岩屋は、とても快適でよい休憩所。


植物の瑞々しさや艶やかさは、本当に綺麗だった。
非常にゆっくりペースなのは、疲れのせいだけではなく、これを堪能していたからでもある。
ジンネム高盤岳が見えれば、どの辺りまで来たのか分かるのだが、生憎の視界。

若干平坦になった頃に、標識を見る。
そこからすぐで、花之江河。入口には『未整備だ。初心者はやめろ』との旨の記載とロープが張ってあった。

数人がいたが、登頂できたのだろうか。淀川小屋方面へと向かった直後だった。
そういえば、ここまで誰にも会うことはなかった。
小川となった歩道を石塚小屋に向けて下っていく。
梯子があったり、ぬかるんだりと、道の質自体は、先の湯泊歩道と何ら変わらない印象。
小屋あと5分と標識があり、そこでたっぷり水を汲む。

予定時間は過ぎたが、石塚小屋へ。
ガイドパーティーの2人組が先着しており、もう1人が遅れてやってきて、この日は全て。
広々と使えるので、乾き切らなかったテントを小屋の中に張って休んだ。