バスを乗り継ぎ、未明に成田空港入り。航空券は格安でお馴染・Jet☆。
鹿児島空港からも飛行機で屋久島入りして、1日目からフルに楽しもうとしたが、1回目のフライトでは視界不良のため着陸できず、2回目で着陸に成功した。
空港は小さい。生憎の霧雨。
まずは、食料調達とガス缶を入手するところから。
観光案内所の方が、色々と非常に親切に教えてくれた。素晴らしい！
お蔭で食料はドラッグストアが空港徒歩圏内にあり容易だったが、ガス缶は空港でも近くのSomesというショップでも大きい缶しか置いておらず、わざわざ安房まで移動して買いに行った。
バスを待っている間に、一応名物らしい飛魚料理。
胸ヒレなども香ばしくて美味しい♪
湯泊まで行くバスの時間が本当に微妙で、徒歩で時計回り方向に島を移動することにした。
ハイビスカスが咲いていたが、どこか寂しげ。
安房外れにモスバーガーがあったのには驚いた。
余力を残したいのと雨が強くなってきたこともあり、4km程歩いたところでバス停で雨宿りして待つことにした。
バスは結構いいお値段。空港から合計で1500円はしたか・・・。
さて、湯泊バス停到着！！
降りたところの商店で行動食用のパンを買い足し、湯泊歩道の状況を主に伺うと大まかだが教えてくれた。
晴れ間も覗くこともあるが、霧雨状態。
そんな中、子犬が突然現れて、じゃれてくる。
和むー♪ そういえば、だいぶ下で農作業してる人がいたが、こんな人気の無いところにいるとは。
50mばかりついてきたが、呼ばれたのだろうか、ある時一目散に戻っていった。捨て犬ではなさそうでよかった。
先日のキナバルもだが、蒸し暑さは折り紙つき。
沢の音は心地よいのだが・・・。シダやコケ類には、この天気は嬉しそうだ。
林道脇には下の写真の花が多い。
ヤクシマアジサイのようだ。
そして、お目当ての滝。
少し頑張れば、直下にも行けそうな感じだった。目測20mほどか。
更に進んで上流には、県道からも見えた滝が少しだけ近くで見られた。
段瀑なので、優に50mはあるだろう。かなりの距離があるのに、迫力があった。
流石に梅雨ということなのか。
店主に聞いた感じでは、1本道のような印象だったが、実際は分岐が3〜4箇所あったと思う。
地図やコンパスで現在地は概ね把握できているが、指標は皆無で、果たしてこの道が湯泊歩道へと続いているのか不安になる。
一応、このゲートで僅かな確証を得る。
だが、まだまだ先は長い。
ゲートから3km強進んだところで、暗くなってきたこと、霧雨が収まったこともあり途中で幕営。
本当は歩道入口まで行きたかったのだが、飛行機とバスのロスが影響してタイムアップだ。
道の様子からすると、誰も来るまい。ど真ん中の平っぽくなったところに設営。
ほっとしたのも束の間、何とヒルがいた。
数は多くないようだが、油断していたのでチェックにしばし躍起。
この分では、明日も休憩の際は、気が重い。
差し当たり、テント内は至福の空間に変わりないので、好天を祈って眠りに落ちる。
