遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

前穂高岳(3090m)

冷え込みは無く、厳冬期用シュラフは暑く、下着だけで寝ていました。
用品だけは、引けを取らない私です(汗)
おもむろに起きて、食事を。
Mさんから、北海道土産のラーメンをいただきました♪
徐々に焼けてきた空と山を見て楽しみます。

富士山もばっちり、甲斐駒ヶ岳の左に。
撤収をしていると、日が登り、前穂高が朝焼けしていました。

ん〜、見事♪
完全に撤収する前にもう一枚。

いいところだな〜、と改めて噛み締めて。
山紫水明といったところです。
こうして、6時半過ぎに出発です。
A沢へは、踏跡がしっかりついています。
踏替点の日陰には多少雪もありますが、特に問題なく。

ここから、上から降りてくる女性2人がいてびっくり。
そのやる気と勇気、私も見習いませんと!
この辺りは、とても歩きにくく、落石を起こさないようにするのに難儀しました。
下降路にしか一般的に使わないとのことですが、下りも面倒です。
そこが終われば、明神岳が眼前に現れます。
視界がきかなければ、初めての場合はやばそうですが、天気が良ければ、A沢の下降点からは、奥又白池が見えるので、何の問題もないはずです。
小休止を挟み、右へと前穂高へ向かいます。
直ぐに、隠れていた焼岳も見えるようになりました。

明神、焼岳、乗鞍、御岳と・・・。
また、西穂高岳奥穂高岳へ続く稜線も見えてきます。
指標が見えてきて、それを目指し適当に。
そこから間もなく、前穂高岳の山頂へ。

一等三角点で素晴らしい景色♪
北部の山々は白くなっていて、いい感じ。

槍ヶ岳の東鎌尾根越しに見えるのは何でしょう・・・?針ノ木岳
しばし、景色を楽しんで、奥穂高へ往復すべく下っていきます。
私ならば、往復2〜3時間もあれば行けるでしょうとのアドバイス
が、どんどん標高を下げる一方で、不安になり、紀美子平の少し手前で、他の方に伺うと、往復4時間とのことで、敗走しました。
おそらく、どんなに軽快に歩いても、3時間は掛かりそうな気がしました。
やっぱり、コースタイムと地図が頭に入っていないと駄目です・・・。反省。
でも、十分満足しました。
紅茶をいただき、小休止。
屏風の頭はあれかな。

早くレベルアップして挑みたいものです。
後は、岳沢へと一方的に下るだけ。
私の荷物は大して重くないので、足への負担も軽そう。
お二人とも、下りは軽快です!
登りほど余裕が無く、ボヤっと景色に見入っていると置いていかれてしまいます。
岳沢パノラマで一息。

ちょっと雲が湧いてきました。
結構長いですね〜。
上から見ると、岳沢小屋跡はすぐなんですが。
テント場だけですが、槍沢小屋の方が、再建を諦めた岳沢小屋の娘さんに代わって建てているという話を帰りのタクシー運転手さんから聞きました。
所々、参道のように、岩で階段状になっていて歩きやすかったです。
下り終え、最後に、霞沢岳を写真に収めて。

また、すっかり、穂高からは雪が消えていました。
昨日以上に、観光客で賑わうターミナルを、タクシーに乗り後にしました。
駐車場に到着して、沢渡の温泉に入り帰路へ。
渋滞は、私が思ったほどではなかったですが、高速へ乗る前とみどり湖の辺りで渋滞に嵌りました。
体調が本調子でないにもかかわらず運転までしてくれたKさん、そしてMさんには本当に感謝!
これからも、もっとアグレッシブに精力的にいきたいと思います☆

  • コースタイム

奥又白池(6:35発) → 踏替点(7:55) → A沢下降点(8:45) → 前穂高岳(9:20-10:55) → 紀美子平(11:10) → 岳沢パノラマ(11:50) → 岳沢小屋跡(13:05) → 上高地ターミナル(14:50着)