前回に続き、甲州市を攻略。
もう何年も前から、柳沢峠~笠取小屋間が進んでいない。
起床すると喉が非常に痛く、唾液嚥下でさえもかなりの痛み。
お馴染みの遅い出発。高橋地区へ。
古刹というより唯の古寺付近まで車で乗り上げる。
TTではこの辺から大人しく歩いたほうがよさそうだった。
ちゃんと電気が来ているのか。
火の見櫓と公共らしき建物。最早、廃屋。
林業盛んな頃は、ここも栄えていたのでしょうか。
紅葉を時折見られ、気分は良い。路面からすると、山道を歩いているような感覚で、余り苦にならない。
別荘地のような少し新しい建物もあったが、それ以外は現役ではないだろう。
途中で、重機で作業している場所に出くわしたが、ちょうど休憩となり、通していただいた。
ゲートが現れる。横から乗越て先へ。
すぐ先の稜線から回り込むように取り付いた。
鮮やかな・・・。魅入ってしまう。
稜線上には踏跡、明瞭。
大ダル林道のようだ。ハイカーが犬を連れて歩いていた。
法面を登れなくもないが、見たところ、沢型を登って稜線に上がるのがいいだろうと判断。
今日は青空と紅葉の組み合わせは最高。
林道からの取り付き。鋭角にて道が続いていた。
カラマツの植林と笹。
刈払いは十分で、とても歩きやすい。
石保戸山へは途中で逸れる。それでも踏跡あり。
1カ所、展望があった。
ここは堰堤があって、そのため木が無いせいだった。
のっぺりしているが、どこでも歩いて行ける。
枯れた笹が多少あるので、適当に適切に・・・。
手製の山頂標識が落ちていたので、拾い上げて掛ける。
そこそこの広さはあるが、展望は無い。
稜線をそのまま進んで山道に合流することにした。
こんな様子。枯れた笹藪を踏み倒しつつ、避けつつ。
山道というより林道に出た。間も無くすぐ先で完全に林道の様相。
鳥小屋分岐というらしい。鳥小屋は1760mピークらしいから、そこも踏んでみよう。
この道は斉木林道ですね。車も笠取小屋まで通るので、整備は十分のようだ。
植林カラマツだが、悪くない。
左を気にしながら、適当な沢型から取り付き、1760mの鳥小屋へ登る。
御料局三角点があった。展望は期待していないし、実際ないが、これでちょっと嬉しい。
東京水道局の標識が刺さっているのを所々見て、その踏跡・道を行く。
適当に歩いていたら、斉木林道に出てしまった。
ヤブ沢峠。ベンチがあるので、帰りに休憩しよう。
左の植生や様子を観察していると、ここならばという箇所がおあつらえ向きにある。
これを登って、ヤブ沢の頭すぐ手前に出る。
そこから僅かでヤブ沢の頭だった。
三等三角点。点名、『高橋』。
笹が枯れているので、藪っぽさは無い。それに踏跡は明瞭だ。
踏跡をそのまま北に進むと、笠取小屋が見えてくる。
しっかり営業していて、テントを張るところの撮影グループ?もいた。
私は居心地が悪いので、さっさと斉木林道を戻る。
整備状況は非常に良好に感じた。
ヤブ沢峠で小休止して、鳥小屋分岐へ。
こちらは車が通った様子はなく質は落ちるが、歩きやすさは変わらず良好。
午後になって日差しも変わり、紅葉狩りには良い時間帯だ。
廃トラック。素敵。
1592mピークには三角点があるようなので行ってみる。
四等三角点。点名、『鳥小屋』。
少し先の、1513mピークにも三角点があるので踏む。
四等三角点。点名、『白沢峠』。
先ほどと同じ様子の景色だ。
道から少し離れるだけなので、どちらも楽々だ。
そろそろ斜陽で紅葉を存分に楽しむ。
静かに紅葉を見るのが私には合っている。
さて、僅かで白沢峠。
賑やかだが、地面に落ちておりどうしたことか。
戻る高橋への道は記載がないが、道形らしきものはあるのを確認。
その前に、廃トラックを鑑賞。
味わい深い。2台のトラックも見られて満足。
ここから、下山。落ち葉で少し分かりにくい。
こんな様子で落ち葉が堆積している。
沢沿いを下っていく。
支流が集まってくる。振り返って一枚。
目を惹く巨木。
危険個所無く、林道へ合流する。
5分も下れば、大ダル林道に出る。
この延長上に往路通った箇所があるのか。
バイクで通れたらいいが、ダメですね。
その後は真っすぐ直進して、通ってきた道に出て駐車地点へ。
紅葉狩りにはまずまずのハイキングだった。
体調は悪かったが、とても心は癒された。
- コースタイム
古寺(11:05) → ゲート(11:30) → 大ダル林道(11:40) → 石保戸山(12:20) → 鳥小屋分岐(12:45) → 鳥小屋1760m(12:55) → ヤブ沢峠(13:20) → ヤブ沢の頭(13:30) → 笠取小屋(13:35) → ヤブ沢峠(13:50) → 廃トラック(14:30) → 四等三角点、鳥小屋(14:50) → 四等三角点、白沢峠(15:10) → 白沢峠(15:30) → 林道(16:00) → 大ダル林道(16:05) → 古寺(16:35)