遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

奥千丈岳 夢の庭園

午後の空いた時間を利用して、花見ハイク。

去年、取りこぼしていた奥千丈岳。

ボルダリングのついでに偵察したら、どうも西の沢沿いに踏跡あることに気付く。

これならば、ヘッデンでいいから去年ついでに踏んでおいてもよかったか・・・?

さて、奥千丈岳。これは、尾根上の三角点で、山頂という感じはしない。

とても地味な存在だ。想像はつくが、実際はどうだろうか。

沢のやや上の駐車余地からスタートだ。

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古い方の橋。

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これを遡行する。

藪っぽいが、両岸に何となく踏跡がある。源流釣り師が入るのだろうか。

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沢山の花が迎えてくれる。コミヤマカタバミでしょうか。

沢靴ではないが、問題ない感じ。

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ミヤマバイケイソウかな。たくさん。

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そして、苔生しており、奥秩父の雰囲気十分。

しばらく登ると、雪が沢に僅かに残る。

適当に右岸メインで上がっていく。

徐々に水の流れも聞こえなくなる。

ちょっと藪っぽさはあるが、初級レベルで問題なし。

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稜線直下で振り返って。

奥千丈岳の北に出た。

3分程の南下で、奥千丈岳。

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三等三角点、点名『櫻』。櫻とはいかに・・・?

立派なピークなはずがなく、地図上の通りの様子だ。

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周囲を見回すと・・・。おや、達筆標識?

このピークにはこちらはよく似合う。

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さて、北奥千丈岳へ。

歩きやすい。たまーに倒木はあるが、処理もそこそこされている。

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ミツバオウレンですね。バイカオウレンとの違いも理解した。

途中、岩に稜線ルート、トラバースルートが記載されていた。

トラバースで・・・。

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2511m地点。特に何があるわけではない。

勾配も大したことが無いので、サクサクと。

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いよいよ、振り返ると、富士山登場。

今日は期待していなかったので、嬉しい。

シャクナゲはまだまだだけれど・・・。

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北奥千丈岳も近くなると、金峰山がいい感じだ。

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ここは、10年は前。大晦日に通過して以来か。しみじみ。

景色を堪能する。

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思ったより早く来てしまった。一応、国師岳にも行ってみるか。

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一等三角点。点名『國師岳』。

この山の格を落としているのが、川上牧丘林道であることは間違いない。

南面に展開される治山用の林道も複雑な気持ちだ。

先ほど歩いてきた道もそうだが、やはりこの山の素晴らしさはその豊かな針葉樹林、山深さだと思う。シャクナゲも加わればなお良し!

華やかさは金峰山に譲るとしても、好きな山だ。

いずれは、雨降山へとここを繋げよう。

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天狗岩。カメラでズームすると剣も良く視認できる。

ここは、いずれ・・・。構想はあるので、楽しみだ。

さて、もう下山するのみ。大弛峠へ進む。

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植物がどうしても気になる。ミツバオウレンの美しさよ。

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ヒメイチゲも捨てがたし。いずれも素敵だ。

僅かだが、無理を押して来て良かった。

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この時期では、芽吹いてから新緑展開中だ。

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さて・・・、あれ(川上牧丘林道)を行きますか・・・。

夢の庭園では、やはりシャクナゲは早かった。

大弛峠から、ぼちぼち林道を下る。

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ツツジの一種だと思うが、分からない。

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キバナノコマノツメ。これは、比較的、昔から知っている。

退屈な林道歩きも、これらのお蔭で楽しめた。

車に乗って、シャクナゲを楽しむ。

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さて、小川山のシャクナゲ藪もこれが迎えてくれるのならば、苦にならないだろう。

未踏区間である、大双里から小川山の区間を、いい時期に行きたいものだ。

 

  • コースタイム

やけやまはし(13:10) → 奥千丈岳(14:00) → 北奥千丈岳(14:35) → 国師岳(14:50) → 前国師岳(15:05) → 大弛峠(15:30) → 駐車地点(16:10)

 

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