午後の空いた時間を利用して、花見ハイク。
去年、取りこぼしていた奥千丈岳。
ボルダリングのついでに偵察したら、どうも西の沢沿いに踏跡あることに気付く。
これならば、ヘッデンでいいから去年ついでに踏んでおいてもよかったか・・・?
さて、奥千丈岳。これは、尾根上の三角点で、山頂という感じはしない。
とても地味な存在だ。想像はつくが、実際はどうだろうか。
沢のやや上の駐車余地からスタートだ。
古い方の橋。
これを遡行する。
藪っぽいが、両岸に何となく踏跡がある。源流釣り師が入るのだろうか。
沢山の花が迎えてくれる。コミヤマカタバミでしょうか。
沢靴ではないが、問題ない感じ。
ミヤマバイケイソウかな。たくさん。
そして、苔生しており、奥秩父の雰囲気十分。
しばらく登ると、雪が沢に僅かに残る。
適当に右岸メインで上がっていく。
徐々に水の流れも聞こえなくなる。
ちょっと藪っぽさはあるが、初級レベルで問題なし。
稜線直下で振り返って。
奥千丈岳の北に出た。
3分程の南下で、奥千丈岳。
三等三角点、点名『櫻』。櫻とはいかに・・・?
立派なピークなはずがなく、地図上の通りの様子だ。
周囲を見回すと・・・。おや、達筆標識?
このピークにはこちらはよく似合う。
さて、北奥千丈岳へ。
歩きやすい。たまーに倒木はあるが、処理もそこそこされている。
途中、岩に稜線ルート、トラバースルートが記載されていた。
トラバースで・・・。
2511m地点。特に何があるわけではない。
勾配も大したことが無いので、サクサクと。
いよいよ、振り返ると、富士山登場。
今日は期待していなかったので、嬉しい。
シャクナゲはまだまだだけれど・・・。
ここは、10年は前。大晦日に通過して以来か。しみじみ。
景色を堪能する。
思ったより早く来てしまった。一応、国師岳にも行ってみるか。
一等三角点。点名『國師岳』。
この山の格を落としているのが、川上牧丘林道であることは間違いない。
南面に展開される治山用の林道も複雑な気持ちだ。
先ほど歩いてきた道もそうだが、やはりこの山の素晴らしさはその豊かな針葉樹林、山深さだと思う。シャクナゲも加わればなお良し!
華やかさは金峰山に譲るとしても、好きな山だ。
いずれは、雨降山へとここを繋げよう。
天狗岩。カメラでズームすると剣も良く視認できる。
ここは、いずれ・・・。構想はあるので、楽しみだ。
さて、もう下山するのみ。大弛峠へ進む。
植物がどうしても気になる。ミツバオウレンの美しさよ。
ヒメイチゲも捨てがたし。いずれも素敵だ。
僅かだが、無理を押して来て良かった。
この時期では、芽吹いてから新緑展開中だ。
さて・・・、あれ(川上牧丘林道)を行きますか・・・。
夢の庭園では、やはりシャクナゲは早かった。
大弛峠から、ぼちぼち林道を下る。
ツツジの一種だと思うが、分からない。
キバナノコマノツメ。これは、比較的、昔から知っている。
退屈な林道歩きも、これらのお蔭で楽しめた。
車に乗って、シャクナゲを楽しむ。
さて、小川山のシャクナゲ藪もこれが迎えてくれるのならば、苦にならないだろう。
未踏区間である、大双里から小川山の区間を、いい時期に行きたいものだ。
- コースタイム
やけやまはし(13:10) → 奥千丈岳(14:00) → 北奥千丈岳(14:35) → 国師岳(14:50) → 前国師岳(15:05) → 大弛峠(15:30) → 駐車地点(16:10)
奥千丈岳・北奥千丈岳・国師ヶ岳・前国師岳 / Argonさんの前国師岳・奥千丈岳・北奥千丈岳の活動データ | YAMAP / ヤマップ