遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山梨百名山 〜高柄山(733m)〜

今日も寝坊。
軽くハイキングのつもりで、中央線沿線にある山へ。
今日は、予報で30℃まで上がると聞く・・・。
一体、30℃ってどれだけ暑いんだっけ。水も多めに1.5L持って行くことに。
UMPCも持参で、梁川駅まで、まずはバイクで凱旋☆
途中で、朝食を取りつつ、電車の時刻を調べ、頭に入れていたのですが、電車はまだ20分位先なので、バイクを登山口に近い所に置きに行きました。

とりあえず、車の待避所の広い所があったので、そこの隅に予め停めて。
登山口と梁川駅の、中間くらい?
丁度いい時間になり、電車で上野原駅まで移動。
梁川駅で、秀麗富嶽十二景のパンフレットを手に取り、それを見ながら。
梁川駅にはハイカーが団体でも沢山いたので、混まないといいな・・・。
さて、上野原で地図を見ながら、どうしたものかしばらく考えます。
それで、御前山へと取り付いて、そこから立野峠まで縦走して、下ることに決定。
小学校だか中学校だかを目指し、桂川橋を渡って、道路を歩きますが、ジリジリと暑い!
橋を渡り、道路の反対側に、指標がありました。

これを目印に、まだまだ舗装路を歩きます。
所々に、指標があり、迷わずに登山口まで来られました。

墓地の前に、御前山の登山口はあります。
最初から、中々の急斜面です。
トラロープが沢山張ってありますが、登りでは邪魔なだけですよ。
5分と経たない内に、汗が噴き出してきます。
下を見れば、春・初夏の草花が。

ホタルカズラとシソバタツナミソウですか、なるほど。
これは、御前山で休みながら、ネットで調べました。便利〜。
御前山の山頂直前に、祠があり、ここまで来ると勾配も無くなりました。

こちらが、御前山の山頂で、祠と三等三角点があります。
北面がひらけており、上野原の市街を眼下に臨みます。
日陰で、これからの情報などを調べつつ小休止。
この御前山は、鶴屋御前山で、他にも〜御前山が沢山あるらしい。
さて、低山ながら縦走と行きますか。
御前山からは、がっつり下ります。下にゴルフ場が見えます。
ということは、あの横を歩くわけで・・・。高柄山までは、また結構登るようです。
途中には、開けた景色の良い所もあり。新緑が目にしみるよう♪

ここで、ワラビが生えていたので、少しばかり摘んでいきました。
分岐を過ぎ、ゴルフ場のフェンス沿いの植林帯と広葉樹の道を登って、新矢野根峠へ。

東屋がありました。ここで座って、また小休止。
備え付けのルート図には、ゴルフ場に対する農薬流出・自然破壊・ゴルフ止めろなどの罵詈雑言。
こんなことするなら、直接言えばいいのに。浅はかな・・・。
まぁ、ゴルフ場ができたことで、以前の登山道が無くなり迂回しなければならなくなった経緯があるようなので、分からないでもありません。
気分を害されますが、少し進むと、黄色い目を惹く花が。

キンラン、というらしい。見たままの名前ですね。
何度も見かけたことがありましたが、絶滅危惧Ⅱ類(VU)とのこと。
やはり、今のうちに高山植物も間近で見ておきたいと、調べたあとで思うのでした。
しかし、蒸し暑い・・・。蒸し風呂のようです。
私は元々暑いのは大嫌いなので、堪えるの何の。
ゆっくり歩き、高柄山へ。

山梨百名山、92番目、高柄山、制覇!!
ここも、御前山同様、三等三角点で、祠がありました。
誰もいなかったので、ここで昼食にしました。
相模湖〜上野原を眺められます。
逆の南側も少し展望がありますが、霞がかかって大して見えません。
まだ、先は長いので、そこそこにして進みます。
暑さでバテバテ、真夏でもこんなに暑かったっけ・・・。

林道を横切り、左正面にある登山道を登っていきます。
登って直ぐに、大丸山頂となりました。
ここは、高柄山方面がよく見えます。

結構歩いてきたなー、と実感。
少し進むと、新大地峠、少し登ると、旧大地峠の分岐があります。

色々な方面からアプローチがあるんだと感心。
暑さで一向に足が進んでいかないので、ゆっくりと登ったり下ったりしながら歩いていきます。
矢平山は、三等三角点がありますが、展望なし。
標高860mと、本日の最高地点となるのですが、構わず突き進みます。
また植林帯を下って、次の分岐へ。

寺下峠というらしいです。私の資料では、こんなの無い・・・。
ここから、アップダウンをこなして鳥屋山(808m)へ。
この辺から、段々うんざりしてきます。
耐えて歩いていくと、稜線の南側が開けている所が。

ん、見覚えがある景色。
写真では切れてしまっていますが、意外に大きい秋山二十六夜山。
しばらく、ゆっくりしてしました。
再び樹林帯になりますが、少し登れば、立野峠でした。

ついに来ました。去年、雛鶴トンネルを基点にして、一周しているんですよ。
これで、この稜線も繋がり、かなり拡張されました。
満足して、あとは下る一方なので、気分も楽になりました。
たっぷりあった水も、残り200mL程度になったので、倉岳山の水場で充填。

ベンチもあって、ちょっとした休憩所です。
が、これは飲料水ではないらしく、かなり上まで登って、水を持ってきています。
持ち帰り用で、煮沸してから使うので、問題ないだろうと。
沢沿いらしく、涼しいので、靴を脱いで、クールダウン。
熱を持った足が、癒される〜♪
十分に涼んでから、この月屋根沢を下っていきます。
この沢沿いには、トチノキの巨木がいくつかあるのです。

そういえば、GWで行った不動滝でもトチノキあったっけ。
幹周りは優に5mを超えていそうです。
湿度は高いながら、暑さが無いので、結構快適。
スリップに注意しながら、沢を何度も渡ります。
少しも登ることはなく、登山口まで来ました。

終わったー!
バイクを停めた所までは、すぐで、着替えて帰り支度を整えつつ大休止。
ネットで調べても、四方津〜上野原間の記録が殆どで、中々梁川〜上野原の2駅分を歩いている人はいないのですが、これくらいが丁度一日歩けていいのではないでしょうか。
秋や冬ならば、欲張って、鳥沢〜上野原でもいいかもしれません。
今回は、真夏のような猛暑で酷い目に遭いましたけど。
しかし、これからこんな日に登山に行く気になるのだろうか・・・、と不安に。


  • 本日の行程

待避所(10:05) → 梁川駅(10:20) →(電車)→ 上野原駅(10:30) → 登山口(11:00) → 御前山(11:30) → 新矢野根峠(12:05) → 高柄山(12:50) → 林道(13:25) → 大丸(13:30) → 新大地峠(13:35) → 旧大地峠(13:45) → 矢平山(14:00) → 寺下峠(14:30) → 鳥屋山(15:10) → 立野峠(15:45) → 水場(16:05) → 登山口(16:35) → 待避所(16:40着)