遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記

日本百名山 〜丹沢山(1567m)〜

日本の滝百選の一角、早戸大滝と、それを抱える頂たる丹沢山を絡めて。
緩いハイキングのイメージ意外湧かない山だったので、極力ハードで楽しそうなアプローチといえばこれしかない!
出発は出遅れますが、リカバーできる程度なので、友人は西沢渓谷へ、私は一足先に早戸大滝を経由し丹沢山まで登って、それから早戸大滝で合流する予定で。

GWの渋滞も皆無で、順調に移動ができました。
国際マス釣場を左に見送り、数km奥へ向かうと、ダートに!

セローではないので、慎重に100mばかり進みましたが、ヘアピンで危険を感じ、ここから大人しく歩くことにしました。
幸い、割とすぐに林道終点である、伝道へ。

釣人の車が一台。 ここは、山の斜面を登っていきます。
簡単な道標もぶら下がっているので、すぐに分かります。
沢を軽く渡り、植林の有刺鉄線の張られた網の左に沿って登っていき、少し歩けば、廃屋が。

雨は十分にしのげる、造林小屋でした。
この側面の壁に、雷平15分とありました。
意外に近いのかと思いつつ、傾斜が緩やかになった山腹をどんどん進みます。
一箇所、沢へ降りる踏跡があったので、念のため確認しに行きましたが、こちらは、また違う沢の踏跡か、釣人が付けたようなものでした。
真っ直ぐ行く確信を得て、進んでいくと、川原へ導かれ、簡素な橋が架かっていて、ここを沢の左に渡渉。
踏跡や目印や周りの景色を注意深く観察しながら、割と順調に。
しかし、雷平ってまだか・・・? 悪くないペースで歩いているのに。
沢を何度か渡りましたが、水量も全く問題なく、靴を脱ぐようなところはありません。
そうして、ようやく、雷平へ到着。

一体、あの造林小屋からここまで15分で来られる人がいるのでしょうか。
ペンキのマークに従い、沢を遡上すること数十分・・・。
ようやく、早戸大滝がその姿を見せました!

これは、一番下から見上げた写真で、一番奥の滝が早戸大滝です。
左の斜面を登っても滝の直下に行けそうでしたが、私は写真下の滝の右の岩を楽して登ることに。
滝を横から撮ろうと、カメラを首からぶら下げていたのが、いけなかった・・・。
レンズカバーが岩にガツガツ当たって、いつの間にか外れてしまってありませんでした。
因みに、ここだけは、岩も濡れており注意が必要で、登り慣れていない人が他の所のように、登っていけるような岩ではありませんので、推奨はしません。まぁ、普通の人は登ろうとも思わないでしょうけど。
そして、滝の直下へ。

写真で見るより、素晴らしかったです♪
左の張り出した岩と、一段目の滝が落ちる部分の岩が磨かれて美しい青みを帯びた色がインパクトがあります。
マイナスイオンを全身に浴びながら、しばらく堪能。
さて、これから、滝の上へとトラロープが付いた急な斜面を進みます。
落差50m程度ある滝なので、上まで行くのにも、それなりの労力が必要でした。

滝の落ち口を木に捕まって覗き込みますが、中々スリルがありますよ☆
ここには、大滝新道入り口と書かれたプラスチックの皿が木に下がっています。
大滝新道って聞いたことあるな・・・。
できれば下りに使いたいと思いましたが、情報不足もあり、時間が読めないので、またの機会かな。
今回は、滝の左の尾根をそのまま直登するルートを取ります。
本当に、字の如く直登で、登りが得意だと思っている私も休み休み。
アセビの新緑が心地いい♪
ひたすら、一直線にガンガン登るだけですし、踏跡も目印もそこそこあるので、迷うことはないでしょう。
丹沢の主稜っぽい稜線が近づいてきて、最後はシカ対策の柵を回りこんで稜線に出ました。

丁度、この指標と、テーブル兼ベンチの正面です。
ここで、小休止を挟み、丹沢山へと向かいます。
さっきの重かった足取りが、一気に軽やかに豹変(笑)
この道をダラダラと歩くのは、私には退屈に感じてしまうのかもしれないので、今回のルートは正解だったなと思いました。
シカ対策の柵が功を奏しているようで、下草がたっぷり。

1kmってあったのに、何故かそれ以上の感じがしました。
登山者・ハイカーで賑わう山頂へ。
山小屋もあるんですね。ざっと40人位いるのに、さっきのルートでは誰とも会いませんでしたよ。

一応、記念写真を一枚。
やっぱり、丹沢に来たならば、最高峰である蛭ヶ岳には登っておかねばならないですが、時間的にキツイ・・・。
今日は、それでも、及第点に十分に達しているので、すぐに諦めもつくというもので。
昼食をここで取りましたが、景色も曇って大して見えず、混雑もしているので、落ち着かない!
また、丹沢なら、携帯の電波も入るだろうなどと甘い考えをしていましたが、全然入らず圏外で、友人と連絡も取れず。
待たせてしまっても困るので、早めに下り始めました。
足を痛めないように、ゆっくり下っていると、大きなサルノコシカケが目に留まりました。これだけ大きければサルも余裕で腰を掛けられますねー。

ペットボトルは500mlではなく、1Lなんです。
こんな大きなのが、御殿山にもあったなー、と回想をしつつ。
そうして、再び滝へ。
友人を探してみたものの、予定時間より大分早かったのか、まだ来ていないので、大滝新道を偵察に行きました。
こちらの方も急勾配で辛そうなようです。
目印も踏跡もあるし、地図を見る限りでは私でも十分に行けそうな印象でした。
こんな状況でも、待つのは意外に退屈なもので・・・。
雷平で合流するつもりで下りましたが、一向に合流できず。
時間的に、往復するのは、危ない時間になりつつあるので、下りきることに。
下っていると、登ってきた人に何人も会いました。
ですが、どの人も友人ではない・・・・。
バイクを停めた所で、座ってどうするか考えていると、聞き覚えのある排気音。
彼が来た!!
西沢渓谷から3時間とみていたのですが、それ以上にかかったようで。
作戦ミスでした。 彼は、これから一人でも滝に行くという・・・(汗)
西沢渓谷を歩いた後だし、何より歩き慣れていないのが、心配だったのでガイドがてら付いていくことに決めて。
余計なお節介はしない私ですが、水が無いのはどうでしょうか?ということになり、買ってきてもらいました、何と私の分までも!
途中でアクシンデントもありましたが、何とか彼と大滝を直下で眺めてこられました。
一つだけ恐ろしかったのが、滝の直下に生々しい血が!
大量ではありませんが、少量というわけでもないものでした。
負傷、大したことないといいんですが・・・。
二度目ということもあり、ルートファインディングも何も無く、一度目より楽々往復できました。
滝直下以外はハイキングコースに毛が生えたような程度に思っていましたが、アウトドアに慣れていない一般の方々が来るには注意がかなり必要なようでした。
機会があれば、大滝新道と蛭ヶ岳と雷滝を絡めてやりたいと思います。
彼には、最後の食事の会計も含めて悪いことしたな・・・と、反省。
どうも、感覚がずれているので私はガイドには、とてもなれませんね。

  • 本日の行程(二度目の大滝往復時間は大雑把です)

未舗装地点(7:50) → 林道終点・伝道(8:05) → 造林小屋(8:20) → 雷平(8:45) → 早戸大滝(9:20-9:45) → 稜線(10:25) → 丹沢山(10:55-11:15) → 稜線下降点(11:40) → 早戸大滝(12:20-12:55) → 雷平(13:40) → 未舗装地点(14:20-15:30) → 雷平(16:10) → 早戸大滝(16:50) → 未舗装地点(18:30)