遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

日本百名山 〜斜里岳(1545m)〜

ダートを突っ走り、清岳荘から、斜里岳へ。
国道からは、山頂は雲の中でしたが、どうでしょうかね〜。
登山スタイルに着替えて、いざ出発!

この辺りは、天気はいいので、その分暑いな・・・。
記帳して、一度、林道へ下りて、その終点から、やっと登山道と言ったところです。
大体、往復8kmくらいらしいです。
沢沿いを進む道がしばらく続き、渡渉もあります。
水量は問題なく、普通の登山靴でも、水没する所はありません。
残雪が、まだ残っていました。

林道歩きの暑さと違い、沢を詰めていくので割と涼しいんです。
ルートは、ペンキマークも付いていて、微妙な箇所は1つも無く、旧道・新道分岐の二股へ。

この水量ならば、全然問題無さそうな感じなので、旧道の沢登りコースを進みます。
新道は、結構距離があって、登りには余り向かなさそうですし。

沢登りとは言っても、やっぱり、水没するような渡渉はありません。
いいタイミングで登っているのかな。
しばらくすると、10m以上ありそうな滝が。

羽衣の滝、山頂まで約2kmとのこと。
その後も、連続して滝が続きます。
7合目が万丈の滝、その後も、雲華の滝、竜神の滝など。
振り返れば、雲海が広がっていて、斜里の町も遠くに見え、また、沢沿いに咲く花が涼しげで、いい気分で登っています☆

何人もの先行者に追いつき、そして、先に行かせてもらいます。
割と急な登りが続きますが、足場の悪い所ほど、時間短縮しやすい傾向の私。
そして、竜神の滝からすぐで8合目に。

ここから、いよいよ、沢詰めも終わりそうな水量になると、上二股へ。

新道と合流です。まだ、少し沢っぽいですが、すぐに、終わりました。
ん〜、何だか、拍子抜けするくらいあっさりした沢登りでした。
ハイマツの中を登っていくと、いよいよ、主稜線が見えてきて綺麗な花もちらほら。

いやぁ、来てよかった♪
ここまで天気が回復してくれるとは思いませんでした。
急登となった、ザレ場を登り、馬ノ背で、稜線に。
この辺りは、花が多くて、見たことの無い花ばかりで、感激♪

馬ノ背の左が斜里岳山頂で、こんな花を見ながら、そちらへ向かいます。
勾配もきつめですが、気になりません♪
途中で、小さめの社がありました。

本当に、小ぢんまり。
そうして、直ぐに、山頂に。右には三角点が少し離れてありました。

山頂まで来ると、雲海が広がっていました。
雲一つ無いというのも、いいけれど、これはこれで素敵☆
特に、山頂直下から眺める、北西尾根は素晴らしいです。

こういう尾根を登ってみたいですよ。
山頂で昼食を取って、ゆっくりしてから下ります。
下っていると、去年10月、南アルプス・笹山下山の際、拾っていただいた南嶺会の方々に会いました。
登山届で、山梨とあったので、分かったのだそうですが、まさかこんな所でお会いするとは、びっくりしました。
入会を勧められましたが、私でも大丈夫なのか、まだ不安が残ります。
ビシバシ下って、今度は、上二股から新道へ。
その分岐から数分で、竜神の池分岐へ。
ここは、スルーして、熊見峠へと向かいます。
ハイマツの平坦な道ですが、若干登りもあります。
右後には、斜里岳がよく見える♪

中央奥が山頂です。
逆側は、弟子屈の辺りが見えています。
摩周岳らしい部分がありましたが、あまり自信が無い・・・。
そして、ピークっぽい所が、熊見峠でした。

ここからは、下りが始まります。
下には、清里辺りの畑がよく見える所もありました。
登山道は、土嚢で整備されていて、とても歩きやすいです。

流石、百名山といったところでしょうか。
次第に樹林帯を急降下することになり、沢に下りると、そこが下二股で、後は、知った道で楽々下山。
清岳荘の前からでも、十分な景色を見ることができました。

あ〜、満足満足♪
ゆっくり着替えて、再びツーリングへと向かいました。

  • コースタイム

登山口(9:20) → 登山道(9:35) → 下二股(10:05) → 8合目(10:45) → 上二股(11:10) → 馬ノ背(11:35) → 斜里岳(12:00-12:40) → 竜神の池分岐(13:05) → 熊見峠(13:30) → 下二股(14:00) → 登山口(14:35着)