遠流日記

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山梨百名山 〜雨乞岳(2037m)〜

3週間ぶりくらいの登山です。
継続は力なり・・・、できませんでした。
北杜市の外れにある、雨乞岳に、ゆっくりとはできませんが、感覚を取り戻すつもりで登りに行きました。
石尊神社の近くからのアプローチです!

私の持つ資料では、『ルート荒れ始めている』とあるので、ならば荒れて歩けなくなる前に行ってやろうじゃないの、ということで。
更に西側の平久保池からのルートは、整備されてメジャーらしいです。
今回のルートの方が、1時間程度余計に掛かり長いです。
分厚く堆積した落ち葉を踏みしめながら登りますよ。
特に代わり映えしないつづら折れです。
途中には、日当たりのよいところ、日陰にそれぞれ、花が☆

しかし、右のものはいかにも生命力弱そうで何かに寄生していそう(笑)
この他にも、ツツジが頻繁にみられました。
登山に間が空いてしまったので、やたらに長く感じます(汗)
ようやく、笹が足元に現れ、変化が見られるようになると、やっと、ホクギノ平の三角点ポイントに来られました。
古い指標が指す三等三角点の周りは何も無く、指標がなければ、まず分かりません。
ここで、少し長めに休憩を取りました。
しかし、暑い・・・。
登山を始めたのが、本格的に寒くなる頃からだったので、暑さの耐性は皆無です。
ホクギノ平から先は、笹原とカラマツ、ツツジが。

いい雰囲気の登山道です♪
たまに見られる古い指標がここから度々あります。
しばらく進むと、日向山の雁ヶ原のような砂礫が左手に見え、あれが、水晶ナギか?と推察。
分岐は、更に進んだところにあり、水晶ナギの方向は入り口が荒れていました。
が、目印はバッチリだし、奥の方が踏跡が濃く、全く問題ありません。
目印に導かれ、下っていくと、展望が開けました♪

これは、これから登る雨乞岳。結構、まだ登るんだな・・・。
更に眼前には威圧するように、鋸岳が屹立しています。
あんな山に私も登れるのか・・・。
残念ながら、甲斐駒ヶ岳は見えませんが、代わりに、日向山の雁ヶ原がいい感じです☆

空気の透明度が高ければ、富士山も遠望できるそうです。
快晴で気持ちが良く、展望も素晴らしいので、休憩を長めに。
しかし、まだ最後のキツイ登りが待っているので、ここで力尽きるわけにはいきません。
気を取り直して、分岐まで戻り、山頂目指して進みます!
しばらくは、大した登りではないものの、やがて、資料と地形図の通り、急登で息が上がります。
木材運搬に昔使われたワイヤーを乗り越えて、コメツガの木々が現れてきます。
そして、ようやく山頂へ!!

山梨百名山、50番目、雨乞岳、制覇!!
今回は、三角点メインの写真でイメチェン。
しっかし、疲れた〜! 登山ってこんなに疲れるものだっけ・・・(汗)
これで、やっと、山梨百名山も折り返しです。
山頂付近では、先程は見えなかった、甲斐駒ヶ岳鳳凰山八ヶ岳も見えます!

これは、鳳凰山(左)と甲斐駒ヶ岳(右)。
写真では甲斐駒ヶ岳の右に続く鋸岳が切れてしまいっているのが残念です。
多少、白い部分が少なくなりましたが、まだまだ、残雪たっぷりです。
透明度が高ければ、茅ヶ岳や奥秩父の山も見えるんでしょう。
靴を脱いで、完全にくつろぎます♪
チョウも目の前を優雅に舞い、何とものどか☆

十分景色を満喫して、来た道を戻りました。
下りでも、長く感じたので、意外に距離があったようです。
天気が下向きになる前に楽しめたのは幸いでした。
最後に、ルートは迷いようがないほど、赤テープ・目印が付けられており、こちらは資料の通りではありませんでした。


  • 本日の行程 *時刻は出発時刻

登山口(6:20) → ホクギノ平(8:10) → 水晶ナギ分岐(8:40) → 水晶ナギ(9:10) → 雨乞岳(10:10) → 水晶ナギ分岐(10:30) → ホクギノ平(10:50) → 登山口(12:00着)