遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山梨百名山 〜黒岳(1793m) 節刀ヶ岳(1736m)〜

ハッ!?目覚まし!?
オイ、月〜土に設定してどうする・・・。
はい・・・、今日も寝坊しましたよ・・・。
まぁ、そんなに時間をロスしたわけではないので、出発!
今回のルートは黒岳→節刀ヶ岳へと、富士山を眺めながら尾根伝いに進みます。
私としては、かなりの挑戦。
自分の実力を試すために、試練を!

蕪入沢芦川林道を駆け抜け、登山口へ。
釈迦ヶ岳へ向かう団体さんと軽く会釈をしてから、9時24分、入山!

登る・・・・、ひたすら登る!!
急登とありましたが、そんなにたいした登りではないような?
自分には長丁場なので、無理は出来ないのですが、大丈夫そうです。
黒岳山頂が近くなる北側では、雪が多少ありましたが、まだまだ普通に登れました。
そして、黒岳山頂へ。到着時刻、10時7分

山梨百名山、6つ目、黒岳、制覇!!
展望はないですが、200m南にあるとの標識。
そんなに近いなら、是非とも見に行かねば、と向かいますよ。

これが、実に見事♪

河口湖、山中湖、富士吉田市街を眼下に、真正面に富士山。
小休止をここで取り、すずらん峠方面へ出発します。


黒岳からすずらん峠までは、中々急な下りでした。
そして、すずらん峠を無事に通過。

時刻、10時25分

更に、破風山、10時35分通過。
この稜線は、木々の間から富士山や河口湖が見られます。


進んでいくと、珍しいもの発見!

太陽電池付きのカメラです。


こいつは、こんな景色を見ています。

所々にこうした開けた場所があり、休憩をするのにも楽しめます☆


新道峠・10時48分通過、中藤山・11時4分通過、不逢山・11時29分通過。
そして、11時35分、大石峠に到着!!
この大石峠は展望も良く、広いので、ここで昼食を取りました。
喉を潤すと、本当にほっとしますよ☆
コースタイムを確認・・・。登り始めて、大体2時間で来てしまいました・・・。
まぁ、節刀ヶ岳まではこのくらいのペースでいいかな、と思い、歩を進めます。

ちょっとした岩場を越えたりして、途中、珍しいもの、その2を発見!!

一生懸命歩いていると気づかずに通過していたでしょうが、たまたま視界に入りました(笑)
ここを、12時4分通過。
今のところ、さして疲れを感じないので、小休止も短めで進みました。
金山の分岐から10分足らずで、やっと節刀ヶ岳に到着!!
到着時刻、12時28分

山梨百名山、7つ目、節刀ヶ岳、制覇!!
秩父の山や、南アルプスも見られました。丸々、3時間かかりましたね。


ここまで来ると、少し疲れてきた感じだったので、景色を楽しみつつ長めに休憩。
何だか、長めに取ったからなのか、疲れがどっと来たのか分かりませんが、足が重い・・・。
ハイペースで来たので、少しペースを落として下山にかかります。
ピストンして、すずらん峠から林道へ合流するコースで帰ります。


・・・、やはり疲れている!!
下山は神経を使うので要注意なのですが、途中で足の異変が・・・。
マメが出来そうだ・・・。
だが、バンドエイドもないので、摩擦を減らして応急的に処置することも出来ずそのまま歩く羽目に・・・。
すずらん峠に近い所からですかね。
このまま歩けば間違いなくマメになる!
進むしかないので、仕方が無いですけど。

崩れている所はありましたが、険しい所も無く、何とか、すずらん峠の入り口まで到着。
時刻、14時40分

ところが、すずらん群生地へと下ってしまいましたよ!!
折角、林道へ下りてきたのに。
この時の自分には、この道がどこへ行くのか分からなかったので・・・。

そして、やっぱり、マメになりました・・・。
すずらん群生地辺りで。
我慢して戻るしかないのですが、歩く度に痛むので病みますよ・・・。
しかも、舗装路ですし・・・。
迷ったり、バランスを崩す危険は無いのでいいのですが。
そう!、このすずらん群生地に下りてきて始めて、さっきの林道が近道だったことに気づきました(;´Д`)

しかしながら、どうにもならないので、スローペースで歩いていきますよ。
もしかしたら、林道をそのまま下っていったら、マメにならずに済んだかもしれない・・・、などとつまらぬことを考えながら。
林道の合流地点を恨めしく思いながら、やっとバイクを見た時には、本当に力が抜けました。
バイクでは、たかが10分そこそこの距離を何分かかって来たことか・・・。
到着時刻、15時35分


ということで、今回の登山は、質を考えると失敗と言えるかもしれません。
これが、冬山縦走南アルプスなんてパターンだったら、目も当てられないです。
とりあえず、早くちゃんとした登山靴を手に入れねば!!
初心者に一番必要な超重要アイテムですね。
それと、今度からは長丁場の場合は、もう少しペースを落として進み、小休止も多少長めがいい、ということを学びました。
大体、最初の黒岳までが、目安90分のところ半分程度で登ってますから・・・。
早く登ればいいってもんじゃねぇ!!(怒)
実に課題点の多い登山となりましたが、試練という意味では十分な登山でした。