遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

山梨百名山 〜大菩薩・小金沢連嶺 縦走☆〜 2日目

何度か、シカの奇声に起こされはしましたが、十分な睡眠が取れました。
4時頃に起きて、朝日を見ようとしましたが、やはり霞がかかって大したことはなかったので、二度寝をしてしまいました。
5時過ぎに、やっと起きて、食事を取ります。
日が昇り出すと、どんどん気温も上がっていくのが分かります。
暑いのは苦手なので、なるべく早く撤収をしますが、結局、かなりの時間が掛かってしまいました。
幕営地を後にする際に、撮影を。

透明度は悪いものの、富士山も見えて良かった♪
また、最初は笹を掻き分け進みます。
すぐに、雑木林の樹林帯へ変わり、これまでの草原や笹原は見られなくなりました。
天下岩なる岩を通過し、米背負峠で、小休止を。
甲斐大和駅へと林道を経由して下れるようです。
そちらの、西側から沢の水の流れが聞こえます。
さて、更なるピークへ向かうべく、歩を進めます!
峠からは、登りで大変でしたが、何とか、大谷丸へ到着。

何年か前までならば、西側の展望は良かったでしょうが、木が伸びて景色は今ひとつ。
山頂の辺りは、大鹿峠へと向かうルートと滝子山へ向かうルートが分岐しますが、倒木があり、ちょっと荒れ気味。
針葉樹の下に、ヤブレガサと思しき植物が目に付きます。
確か、これって、食べられるんだっけ。
また、登ったり下ったりしながら、進むと、西側に笹子駅へ向かう分岐がありました。
ここは、テント場には最適で、平らで広々していました。
ただし、展望は望めませんが。
しばらく進むと、鎮西ガ池に。

小さな池、社もあり、休憩です。それなりに標高もあるので、珍しいような?
滝子山の直下は、中々急で骨が折れました・・・。
暑さに耐え、ようやく、滝子山の頂上に立てました。

山梨百名山、47番目、滝子山、制覇!!
山頂は狭いですが、南面は、笹子の町を見下ろし、三ツ峠の向こうには富士山が鎮座しています。
北面もそこそこ見え、これまで歩いてきた方面を回想します。
大峠より北は見えませんが、かなり、歩いたんだな〜!!
これで、今回の小金沢を中心とした主稜線の最後のピークになるわけです。
三角点が無いと思っていたら、どうしてか、東側のやや下にありました。
もう、下る一方なので、気分は楽なものです☆
高川山にあった、男坂、女坂、ここにもありました。
男坂をどんどん下り、檜平で軽食を取り、長めに休憩です。
更に下ると、スギの地帯になり、ジグザグに高度を下げ、水の流れが聞こえてきます。
沢を渡ったりするところがいくつかありましたが、増水もしていないので問題なかったです。
途中の木のベンチがあるところで、靴を脱いで、足を水に浸けます。
冷たくて、気持ちがよかった♪
今までの樹林帯に飽きていたので、沢沿いの道はとても気持ちがいいものでした。
3人の登ってくる人とすれ違い、ようやく、林道に出ました。
林道はすぐに舗装路に変わり、あとは、初狩駅まで歩くだけです。

標識に誘導され、迷わずに国道20号まで来れたので、駅前のローソンで買い物を。
予想通り、駅で結構な時間待つことになりましたが、ホームには私以外誰もおらず、靴を脱いで、電車が来るまでくつろぎます♪
今度は、塩山駅で降り、バイクを回収すべく、バスを待ちます。
終点が、大菩薩の湯のバスに乗って歩いていくつもりで乗りましたが、登山口を経由しておりラッキーでした。
しかも、料金が100円って!!
バイクの回収が大変かと思っていましたが、非常に上手くいきました。
こちらのお店で荷物をデポして、バイクを取りに行ってきて、無事に2日間の縦走の旅は終了となりました。

荷物はこの重さが基準になるので、泊まりの山行でも、十分にこなせる手ごたえを得られました。一番の敵は、暑さ!!
今度は、雁坂峠から雲取山まで縦走して歩きたいな〜♪


  • 2日目の行程  *時刻は出発時刻

幕営地(6:15) → 米背負峠(6:50) → 大谷丸(7:20) → 鎮西ガ池(8:15) → 滝子山(8:40) → 檜平(9:10) → 林道(10:30) → 初狩駅(11:10−11:50) →→ 塩山駅(12:50) →→ 登山口バス停(13:15) → 登山口(13:30着)