仕事帰りにお気に入りだった場所、帯那山へ。
林道途中に咲くコアジサイか?
ちらほら。そろそろ梅雨でしょうか。
駐車して歩く。
テンナンショウは、相変わらずたくさん。本当に、フタリシズカとテンナンショウばかりになってしまう山に寂しさを覚える。
かつて、アヤメが咲き乱れていた場所は、最早見る影もない。1輪だけ見るのみ。ロープで管理されているが、動物には全く効果は無い。
展望は良いが、草原に咲く花は無く空しい。建物はだいぶ傷んできている。
霞む甲府盆地を見る。しばし滞在して帰る。この時期に来る楽しみは無い。
帰路、切差の草むらに咲くアヤメを見る。
こちらの方が花が多いとは皮肉なものだ。
スイカズラの匂いは嫌いじゃない。
切差の集落もだいぶ在住者が減ったようだ。いずれ、バスも通らなくなるだろう。管理が行き届かなくなった山林や山沿い集落を見るのが、ここ数年特に多く、記録として残しておきたいと思う。