埼玉に登山で来るのは久しぶりだ。
花見がてら、四阿山へ。
道の駅、両神温泉薬師の湯から出発。
道端に咲くオウバイを一枚。
梅はほぼ満開。
一番歩かれそうにない道を選択。ここから山道。
里山の雰囲気満点。
植林の中を登っていく。
このスゲは何でしょうか。
前日の雨~雪で、少々滑りやすいが、問題となるはずもない。
植物を探しながらだが、特別気になるものはなかった。
登山道を外れて、尾根を直登し、神社へ。
文政とあったので、200年くらい前か。
それなりに手入れはされている模様。
ここから道が普通にあった。
果樹園地の分岐がすぐにあり、登山道っぽい右の道を行く。
道の左手に石仏を発見。
秩父は特にこういう類が多いように感じる。
周りを囲われていたが、年期が入って壊れている。
そこからすぐで車道に出る。
交通整理の方に挨拶して車道を行く。
車道歩きは好きではないので、右手の山道へ上がる。
お墓なのか、碑なのか分からない・・・。
山の神でしょうか。道は良くてすこぶる歩きやすい。
送電線の場所が近くなると、展望が良い。
武甲山は、何となく登る気にならないのは何故だろうか。
見栄えはいいのにね。
ツチグリがわんさかいた。
中々の彩り。
これは、河津桜?
ロウバイは旬を過ぎつつあるようだ。
マンサクだと思ったら、和ロウバイだった。
サンシュユっぽいような。
フクジュソウはちょうど見頃な様子だった。
色が濃い花もいたけれど、遠くて写真写りはダメ・・・。
十分に楽しんだ後、四阿山を踏みに行く。
階段が整備されているが、そこそこ長く息が上がる。
それに加えて、花粉症で症状が辛い。
写真を撮影している際も、目に見えるほどの花粉量だったな・・・。
東屋は人がいたので、さっさと先へ。
両神神社奥社らしい。
両神神社について調べてみると、どうやら3つある模様。
特に感慨もないので、さっさと先へ。
直登尾根はロープが張られていて、大人しく登山道を行く。
雪が溶けてぬかるんだり歩きにくさはある。鎖は所々にあり。
人が多くて渋滞してしまうのは仕方がない。
下山はこちらのつつじ新道を行くことにしていたので、あの渋滞を見ると正解かと思った。タイミングが悪かっただけかもしれないけれど。
渋滞に揉まれて、山頂へ。
三等三角点、点名『東家山』。
頂上は余り広くはなく、5人もいれば窮屈さがある。
両神山。
この先、両神山までは結構な距離も歩きごたえもありそうだ。辺見尾根というのか。
標高に似合わず、意外に手ごわい山域だと思う。
祠を見て、さっさと下山にかかる。
岩があるが、いたって普通の登山道。
昨日は雪か雨だったので、空が白んでいるのは、花粉が飛んでいるせいに違いない・・・。景色を楽しむと同時に、鼻がムズムズしてくる。
鎖場が時々ある。振り返って一枚。
硬めの靴で来たので、歩きにくくてしょうがない。
大岩の横を通過。見栄え十分。
また鎖場。ここは、鎖がないと非常に厳しい場所だと思う。
着地先は竹が生えている。
ハイキング道の気分で来ると痛い目見るでしょうな。
登ってくる人には何人か会ったが、下りではいなかった。そんな道であり、標識もそんな注意書きがある。
植林の暗めな道を行く。植林用の作業路を利用したような感じであり、やや薄めの踏まれ方。
花粉なのか、水蒸気なのか、ちょっと不明・・・。しかし、綺麗だ。
上手く様子を撮りたかったが、すぐに消えてしまった・・・。
登山口に到着。標識に『このハイキング道は中級から上級者コース』とあるのだが、それってハイキング道ではないのでは・・・?
ここから、節分草園へ向かう。
なのだが・・・。途中の民家近くに咲くフクジュソウとセツブンソウが見事!
遠目からでも群生しているのがよく分かるほど。
節分草園には、どうも日が当たっているように見えず。午前中が良いようであり、アズマイチゲが開花する頃に見れば良いかと、結局行かず。
バスは通っているようだが、無論短距離なので乗る気はない。民家の庭や山を見ながらぼちぼちと歩く。
ふと、藪に気配を感じたところ、目をやると・・・。
鮮やかな雉がいた。自宅の周辺にも春から夏にはよく見るが、写真を撮るほどでもないかと思っていたやつ。
春の陽気の中をぼやぼやと歩き、道の駅に戻り、買い物して帰路へ。
四阿屋山 / Argonさんの四阿屋山(埼玉県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ