遠流日記

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城山

仕事上がりの午後に一座。

最近、南部方面に行くことが多く、今日もその辺へ。

ターゲットは城山。山城があったのだろう。

高前寺の西から出発。

このような場所らしい。勉強不足で何のこっちゃ・・・。

舗装された歩道があって、そこを歩いて登る。手入れはされている。

城山神社へすぐに出る。巨木の下をくぐるように。

これは、双幹の欅として町の天然記念物に指定されているそう。確かに立派。

上にある墓地の上から山に入るが、ここが竹藪で嫌な感じ。

管理のされない竹、質が悪い・・・。

それも30mほど進めば薄くなっていく。

出だしが少し急で木がまばらだが、ぼちぼちと登る。

やがて、植林となり勾配が緩む。午後の日差しが暖かい。

城跡の痕跡が見られた。余り観察していなかったので、この程度。

頂上手前は平坦地となっていた。ここに城があったのか。

三等三角点、点名『鴨狩』。下の地域の名称と同じ。

展望はなく、地味な里山の藪山という感じ。

三角点の少し南から山頂を見ている。

山頂付近には、こちら。何株か見つかり、花の時期が楽しみ。

余りに短時間で登れてしまったので、南に向かって探索することにした。

振り返る。

ここからは植林がメインか。雑木林も混じるが。

作業路でもあったのだろう。かなり歩きやすいが、落ち葉が深い。

植林の中には機械も発見。近くには資材など散らかっていた。すぐ下には、倒壊した資材置きらしき小屋もあった。
道型があるので、右寄りに進む。

地図にも載っている小屋。

近くには梅が何本か植えられていた。

内部が見えた。これは何に使う道具なのか。

この植物は?この時期、緑は特に癒される。
411m高点に向かって移動する。その先にも神社記号がある411m高点があり、そちらが気になる。

毛無山方面かと思う。中々の貫禄。

展望はここが今回一番あったように思う。

三角点がある403.6m高点手前は竹が一部で見られる。

直前では、墓地があった。しかし、このゴミは・・・。ペットボトルや一升瓶やら酷い有様だ。

三角点は墓地の先。

四等三角点、点名『下田原』。これも地域の名称。

ここから南西には、歩道がある。それはそうだよね。

とても歩きやすい。

寺院記号の場所にも向かう。

しかし、こちらは竹藪・・・。挙句、罠があるらしい。そんな注意があった。

罠に引っかからないかビクビクしながら周囲を見渡すが、建物らしきものは見られなかった。向旭院という寺があったらしいが。

その西、神社もどうかなと思ったが・・・。

こちらは、まだ存在していた。全国多数ある、秋葉神社らしい。

傷みはかなりのものであり、折門集落で見た神社より10年程度先をいっているような印象を受けた。

全く手入れはされていないのは分かった。

こんな標識があったが、昭和58年ですか。本当に、ここから町内見渡せたのか。

ヒイラギはどこ・・・?

石段も見つけたが、落ち葉に埋もれて、自然に還りつつある。

石灯篭みたいなのは倒壊していた。

この先、落ち葉が深くて道が全く分からない。

上向方面に道があるのか、南西にある墓地から道があるのか。

上町に行くと、距離が長くなるので、墓地に降りることにした。

だいぶ日が傾いてきた。少し藪っぽい。道はまぁ無い模様だが、適当に下って、石組のある沢型をまたいで墓地に出た。

柚子がたわわに実っていた。何とも郷愁に駆られるような。

墓地は手入れは行き届いていた。ゴミは祖先が眠る場所だから持ち帰るようにと訴える看板があったが、山の上はゴミで酷いものだった・・・。

車が入れる道がすぐ下に来ていた。

富士川沿いの道に間もなく出る。

全く車が通らないので車道歩きも気分が沈まずにこなせた。

身延山?そちらも冬の間か春先に見たい花とともに歩きたい。

ここからトンネルを抜けて周回完了。

里山を歩くのは、意外な発見があって本当に楽しい。

身延町の人口減少率の予想は県内でもトップクラス。諸行無常だなとしみじみ思う。

 

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