遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

大日影山 東山 鹿穴 鬼山

庭の梅を楽しんだ後、おもむろに出発。

裏山のような感覚の場所。武田神社の北。

山の手通り辺りから歩き始める。

雪かきをしているのを横目に、武田神社から東へ進む。

付近を何度も通ったことがあり、見るばかりだった。訪問するのは初めてだ。

階段を上がる。

竜華池。名前負け感、満点。釣りを楽しんでいる人が幾らか。この降雪でもよくぞ。

写真に写る山や西側が繋がる金子峠までは、今日は届かなさそうだ。

ここからは、新調したゲイターを装着して進む。

中央の山は何でしょうか。笊?

西に目を移すと、農鳥が主役の様子。

道幅広いが、雪で下の状態は分からない。

すぐに標識。躑躅ヶ崎亭とあった。

一応、ご挨拶し、そのまま尾根を進む。

雪が乗っており、落ち葉を気にせず歩きやすいくらいだ。

境界見出標が続く。雪の重みで倒れてきた竹が僅かにあるのみで藪はない。

尾根の南に付いている道と合流。

さて、向かうは東山なので、左へ。

ところが、トラバースにしては距離が延びそうに感じ、すぐさま尾根に復帰。

恐らくは、正規ルートではないのだろうが、適当に登れる。

躑躅ヶ崎園地、着。 新雪を独り占めだ♪

思ったほどの展望ではない。湯村山が端に見えた。

東屋でコーヒーを数口飲んで先へ向かう。

振り返って一枚。躑躅も咲くのか?余りないように見受けられたが。

そこそこ年季が入った標識。

途中、拓けた場所があって、柑橘系の木、そして梅。

遠目に見るが、結構咲いている。

それよりも、センダンの実の方が綺麗に感じた。

空の青さと相まってより美しい。

その後、防火帯のようになる。

傾斜が緩いといいが、少し急になると、地面のぬかるみと落ち葉の層がすこぶる滑り気が抜けない。

大日影山、着。734m。お手製の標識が幾つか。

登ってきた方向を振り返る。展望は御覧の通り。

尾根をそのまま進む。

虫こぶですかね。

雑木林。近くの小松山と同じく、アカマツも混じる。

このアカマツは立派!!この曲がり具合に加え、肌が輝き生命力に満ちているよう。

東山、着。885m。

こちらも展望は無い。広い頂上。

東山まで北東に真っすぐ登っていたが、ここからは南東へほぼ90度曲がり尾根を進む。

3分ほどで、大岩園地。

雪で白い街を見下ろすのも一興。

残念だが、展望はもう一声だ。白根三山も今一つ迫力に欠ける。

このすぐ先、南に真っすぐ下りないようにやや東に下る。

鞍部が、大黒峠のよう。標識はあるが、傷みも強い。

鳥がたくさん!写真を撮ろうと試みるも、満足とはいかず。

その内、岩場が現れる。ちょっと面倒臭い。

アイゼンは持ってきたが、装着は面倒だし、直登もできるに違いないだろうが、トラバースしている獣道を辿って左を進む。

強引に沢地形を上がり、先の岩を俯瞰できる場所があった。

あれは、ちょっと今日の状態ではリスクありそうですね・・・。

岩の逆はもっと楽だったのかも。ルートミスしたかな・・・?

尾根に復帰し、気を抜いて歩ける。

遠く、穂高!!

富士山は木の間から見えるが、どこかですっきり見えるでしょうと思いきや、中々見つからず。

間も無く、鹿穴。

山歩きを初めて浅い頃に、場所が分からずに何となく支えたように感じていた場所。

三等三角点、点名『鹿穴』。

こちらは、少々狭いように感じる山頂。

そして、獣の掘り返しが多い・・・。イノシシだろうか。その名の通りの場所か。

やや北に1042mピークに鬼山と名があるらしいので、そちらへも。

途中の峠、西への道は通行止らしく、黄色テープがあった。

目印は幾つかあるが、お構い無しにこれまで同様に適当に登る。

鬼山、着。この界隈では比較的高度があるのだが、そんな感じがしない。

岩堂峠へと下っていく。途中、岩の上にケルンが積んであった。

地図の道通りに、鋭角で岩堂峠へと向かう。

この界隈の道は、尾根と沢地形の弱い場所に極めて適切に付けたように感じる。

岩堂峠。訪れるのは2回目と思うが、全く初回の記憶は無い。

果たして本当に来たのかどうか・・・。

ぼちぼちと深草観音方面へと下る。

沢のやや上に道があるようだが、岩があり少し面倒。

岩壁に大きなハチの巣。

さて、深草観音も堪能する。

石仏はあちこちに散見される。

こんな立派だっただろうか。

この長い梯子はよく覚えている。手が冷たくなるので登るのは控える。

右手からも探索。

石仏にスポットライトのように日が当たる。

鎖が付いた階段状を上がってトラバースしていく。

岩を穿った場所を降りると・・・。

何と! 先の梯子の上だった。

過去に登った時、右に道があるなんて知らなかった!

積年の支え、完全にすっきりー!!

正面からの撮影は、気が引けたので、このアングルで。

確か御開帳は最近だったと記憶しているので、生きている内に拝めるだろうか・・・。

またの機会を・・・。私が存命であれば・・・。

降雪ときりっとした空気が厳かな雰囲気は得も言われぬ

静かにしていると、鳥があちこちから飛んでくる。

去年からは花を集中的に覚えてきたが、いずれは鳥も。

後は戻るのみ。植林の中を行く。

分岐を下る。

下部は融雪が著しく、木から滴る。それがまた美しい。

しかし、沢沿いは冷気が籠る。

メッシュの半袖に、アクティブ用の超軽量ジャケットでは、流石に寒い。

林道の終点に出る。橋を渡り、誰も踏んでいない雪を同じく進む。

良い被写体を発見し、折角、単焦点レンズも持ってきたので撮影を試みる。

使いこなしにはまだまだ程遠いが、楽しい。

あっという間に10分近くが経過。

さくさくという表現通りに林道を下る。

橋を渡り・・・。

過去、ここから要害山に登ったような・・・?

冬用の靴で車道を歩くのは苦痛に思え、山道を行くことにした。

お、先行者が逆から歩いているようですね。

登りがはじめは続くが、すぐに落ち着いてトラバース道が続く。

この東山の分岐以外は、ほぼ廃道になっている模様。

要害温泉、坐忘も廃業となってしまい、この辺りの旨味は少ない・・・。

午後の黄色い木漏れ日も楽しめる。

躑躅ヶ崎園地の下部に出た。

ここで、イノシシが1匹走り回っている。

放っておけばどこかにすぐに行くだろうと思ったが、何と地味に追ってくる・・・。

噛みつかれてもたまらないので、視線は余り外さずに一定の速度で下る。

やれやれ。もう過去の兎藪でのような修羅場は懲り懲りだ。

無事に竜華池まで出て、車道は適当にブラブラと歩いて終了!

 

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