R君と、南八ヶ岳を攻略。
私はまだ未踏の西岳がメインだ。折角なので、編笠山と絡めて周回。
前日の雨・雪が心配であったが、道路状況は影響がなかった。
富士見高原スキー場の上から出発。駐車も問題なし。
ゲートにはしっかり鍵が掛かっている。
すぐに登山口っぽい場所へ。
林道を歩いたり、突っ切ったり。
水も完全凍結せずに流れていた。休憩には良い開けた場所。
カラマツの植林がメインの植生。日が登ると温か味を感じる。太陽は偉大だ。
古い標識はあるが、いまいち惹かれるものが少ない。これは文字の判別不能。
2000mを超えた付近から、黒木に変わっていく。これは素敵。
しかし、ここまで雪が少ないとは・・・。
そして、展望が現れる。
編笠山へはトラバースですね。
南アルプスは良い感じだ。今日は風も弱いので、快適だろうか。
富士見パノラマスキー場が気になる。中央アルプスと御嶽山も良く見えた。
僅かに登るだけで、景色が変わる楽しさ。
展望地から僅かの樹林をこなすと、西岳。
展望はそれなりに良いが、これだけ登るだけであれば、味気ないことだろう。
軽食を取りながら景色を楽しむ。
もっと阿弥陀岳などは展望が素晴らしいと思ったが、期待は外れた。
権権岳はも思ったほどは見えない。
樹林帯トラバースとなると、雪の量が増える。トレースもあり、歩行に全く支障なし。
アイゼンも着ける必要性は感じない。
ベースレイヤー2枚で歩いていたため、ここはとても寒かった。軽快に歩く。
意外に人に会う。人気あるのでしょうか。
水場手前はやや荒れていたが、特別支障無し。水場は完全氷結して流れていなかった。
間もなく、青年小屋に出る。営業はしていないようだ。
いつかゆっくりと泊まりで飲みに行きたいものだ。
南に回って一枚。
ここでも人が何人もいた。これだけ穏やかで雪も無ければ楽々楽しめる。
ここから、岩が大きくて、雪も噛んでおり、とても歩きにくい。
去年12月に歩いた稜線を見ると感慨深い。
歩いたら気持ち良さそうなのが、ここからでもよく分かる。
南からだとあんなに尖っており格好良いのに・・・。
そして、編笠山に到着。
展望も素晴らしい。風を避けて、食事をゆっくり取る。
さっきまでいた西岳。遠くには北アルプス。
冬の状況をまた体験したいものだ。
車山などは雪が無くて、スキー場はかわいそう。
南アルプスは早川尾根の影が、野焼きの煙でしょうか?影響して神々しさが漂う。
霞がかかっているが、悪くない。
金峰山も今日はそこまで雲はかかっていないか。
十分に景色を堪能して下山へ。
しばらくは、先ほどのように岩が多くて歩きにくい。
樹林帯に入ると歩きやすさが格段に違う。
黒木の自然林はやっぱり素敵だ。木の世代交代を見る。
凍結もはさむ。アイゼンをつけないで下るので若干滑りながら注意して・・・。
植生が変わる。そろそろ植林に変わってしまうか。
明るく木漏れ日が春の陽気だ。暖かい。
途中、シカがだいぶ近づいても逃げない。子供のシカは興味津々のようだった。
ここの岩屋は、大きくて中々楽しそうなボルダリングが出来そう。
ホールドも良さそうで傾斜もあり、私向きだなと思う。
『盃流し』なる場所がどれか分からなかったが、どうやら、この手前のガレ沢の滑がそうだったようだ。全くもって、名前負けでしょうよ。わざわざ見直すほどでもない。
林道に出て、編笠山を遠望。意外と近かった。
帰りは迂回路を経由して、無事に下山。
今回はだいぶ余裕があって、楽勝ムードだった。
コースタイムはそこそこで休憩も含めると8時間かかるかも、と見ていたが、雪も少なく、登山道の状態が良かったせいだろう。
次の山行は少し調子に乗るか!?
- コースタイム
ゲート(7:35) → 不動清水(8:05) → 西岳(10:00) → 青年小屋(10:55) → 編笠山(11:35-12:30) → 岩屋(14:00) → ゲート(14:55)