遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

戸川南沢

いよいよ、林道の冬季閉鎖が解除されつつあります。
というわけで、かねてから気になっていた、戸川の豹留尊(くるそん)滝へ。
丸山林道の途中に標識が一応あるので、そこから突撃!

スギの植林帯を下っていく・・・。
ここのところ、ジムばっかりで、長時間歩くことをしていなかったので、何とも不思議な感覚。
テープも所々にあり、踏跡もそこそこ。
沢の流れの音が徐々に近づき、特に問題なく戸川北沢へ降り立つ。
やや下った対面崩落部の際から、今度は登りが始まるようです。
と、その前に、腹ごしらえ。
取り付きのすぐ下にある、3〜4m程度の滝を見ながら♪

・・・、登り始めると、暑い・・・。
ヒイヒイ言いながら・・・。
道の状況は、まぁまぁ。
一般登山道級ではなさそうかな。
一応、トラロープあったり、マーキングもあるけれど、足滑らせたら、20mは滑落!ってところもありますし。
儀丹の滝と同レベル。

トラバース気味に登り、尾根へ出ます。
尾根は、今までの苦労が嘘のように、快適そのもの!
アセビの新緑を尾根通しに。
何だか、早戸大滝〜丹沢山を思い出すなぁ。
10分もしないうちに、尾根を外れ、沢へ徐々に下降・・・。
ようやく、戸川南沢へ。
ん〜、長かった!
軽快に、沢を詰めること5分程で大きな滝が見えてくる!
徐々に近づき・・・。

前座の滝でも、いける♪ 奥の直瀑が、豹留尊滝の上段。
直下を目指して・・・。

落差は二段で30m以上ありそう。
そして、直下へ。

飛沫を浴びつつ、鑑賞♪
左手の巨石の下には、雨乞いの祠もあるらしい。
滝の上も見てきましたが、すぐに見えるようなものは無し。
降りるとき、錆びた鎖発見。
まぁ、静加重なら使えそう。
さて、戻って、下流の滝の様子を窺いに!
トタンの残骸などが散らかっている所まで来て、上着が無いことに気付く・・・。
折角、今日はロープもハーネスも持ってきたので、下降は強気に行けるはずだったのに!!
豹留尊滝直下まで戻り、回収後、今度は登ってきた尾根を下って滝を見に行くことに変更。
下降点から数十mで、尾根が右に向くところがあるので、それを見逃さずに下っていく・・・。
地形図でも明瞭なので、心配することはないだろうと。
予想よりは、急ですが、危険さは、殆ど感じない。
ちょっとしたコルが見えてくると、右手に木々の間から大きな滝も見えました!
あれは、毘舎婆滝の上の滝か!?
このまま尾根を下り切って見に行くより、トラバース気味に滝目掛けて進む方が楽そうと判断。
結果、割と簡単に、その滝下に。

この滝も落差がそこそこあって、20mは有にありそう。
沢登りしてきて、この滝を巻くのは、ちょっと嫌だな〜。
とは言え、とても、登れる様相ではないので、左を上がって高巻きかなぁ・・・。

滝を見たり地形図や資料を見たり眺めていると、どうも、この滝、毘舎婆滝の2つ上のような場所にあるみたいなんだけれど・・・。
何分、ネットでもヒットしないので、分からないんですよね。
というわけで、今日は、ジムに行くべくタイムアップ。
次は、中尾根を下りきって、出会いの毘婆戸滝から見てくるか、もしくは、赤石温泉から忠実に辿るか・・・。
どちらも、私のレベルでは、いっぱいいっぱいかもしれない。