ブランチしてから、ゆっくり出発。
下降にでも使おうかとも思っていた、奥秩父はナメラ沢。
雁坂トンネル料金所手前の駐車場からアプローチ。
ここは初めてだった。以前は西沢渓谷だったか、そちらから歩いている。
舗装林道を行く。暑い。
日差しがきつい。じりじりとやられてしまう。
今日はどうせ濡れないと踏んで、ファイントラックのラピッドラッシュも装備していない。
さて、沓切沢橋の脇から沢を下降する。
踏跡もあって、危険は全く無し。
3分もかからないうちに滝が出る。右岸からクライムダウン。
3~4mと小さい滝で、ロープが張ってあり、楽勝である。
すぐ久渡沢本流。水量は普通なのだろう。
またまたすぐ峠沢を分けて、ナメラ沢へ。
沢歩きをまったりと。
ちょいと滑が出ている。
鞍掛沢でダメにしたレンズを新調して撮影。使い慣れたレンズはいいものだ・・・。
PLフィルター付けっぱなしで、失念した。
やがて、5m滝が現れる。
滝らしい滝ですね。
ここは登るしかないと思い、中央を突破。
びしょ濡れで寒くなった。うーん、ラピッドラッシュ装備してくれば良かったか。
ぬめりは無いけれど、少し外傾しているホールド主体なので、ちょいと気合入る。
さて、中ノ沢を右に分ける。そちらを遡行して、ナメラ沢下降でもいいかも?
トリカブト。秋への移り変わりを特に感じますね。
萎れたキノコと現役を。
滑が中々秀逸。
ぬめり箇所が分かりやすく、概ね水流を登っていける。
そして、目を惹く滑滝。
5m滝以来なので思わず写真を撮る。
左から取り付き、水流を適当に登る。たわしは持っていないがラバーソールで問題なし。
小規模な滑。
ここはやや深い。といってもそれほどではないが。
右岸から水流。階段状。
悪くない滑だ。
写真写りは良いが、谷川の滑を体験してしまうと、物足りなさは禁じ得ない・・・。
さて、二俣。
時間的にも左俣から青笹尾根で下山が妥当だろうと判断した。
こちら、二俣左にすぐの滝。
階段なので、適当に登れる。
少し傾斜は増すが何も問題なし。
折角なので、水流を突破。ここも濡れるのを厭わなければ、簡単。
ガレで余り惹かれない渓相になってきた。
この辺で水流が激減。殆ど無くなる。
両岸には踏跡ある様子。
まぁ、右岸から青笹尾根に乗り上げるんですが。
2052mピークとのコルを目標に適当にトラバースを仕掛ける。
笹は丈が低いので楽々の詰め。倒木も少ない。
僅かで青笹尾根に乗る。
先月歩いている上、今日は見通しが利くので、気を抜いても歩けることが分かっている。
キノコを撮影しながら下る。
沢山あった。標高の順で撮影。
食べられそうなキノコが無い・・・。
1735mピークからナメラ沢出合を目指す。
尾根がばらけて少し複雑。
倒木少なめで歩きやすいし、傾斜も緩いので、まぁ、適当に歩けるのですが。
最後は、何だか作業路みたいな道?に出たが。
行きでもチェックしていた、このAという目印の地点に出た。
沢講習でしょうか。
これより、往路を辿っていく。
十分に明るい時間帯に橋を上がる。
林道途中でスパッツを洗ったり、綺麗にして駐車場へ戻る。
ナメラ沢は半日でもいいかと思う。倒木は時間経過にてすっきりした模様。
今回の下山途中から右膝が感じたことが無い所の痛みが出ていた・・・。
歩けないということは全くないが、加齢かと思わずにいられない。
特に痛めるような動作はしていないつもりだが、余り負荷の強い動きは避けるべきなのか。
山岳保険には加入しているが、自分の能力不足や不手際でのレスキュー要請だけは本当に回避したいと思う。
山岳保険はお守り。
他者の落石誘発による傷害など、また予測不可能な落雷や崩落などでの保険と思っている。
- コースタイム
駐車場(11:45発) → 橋(12:00) → ナメラ沢出合(12:10) → 4m滝(12:20) → A地点(12:25) → 滑滝(12:50) → 二俣(13:30) → 水切れ(14:20) → 青笹尾根(14:30) → 四等三角点(15:00) → A地点(15:35) → 駐車場(16:30着)