気になっていたベーカリーでパンを買って、ハイキングへ。
白沢峠から板橋峠までの未踏区間を繋げに行く。
今まで20回以上は通過しているはずの場所、白沢橋。
チェーンゲートがあるので、歩いて林道を行く。
すぐに沢の様子が気になって、林道を離脱してそちらへ。
意外と滑でいいですね。
雷川もそうだったが、堰堤はあるが、沢自体は素敵なのかも。
散見される不法投棄のゴミが非常に不快で帳消しにしてくれる・・・。
濡れていると、登山靴ではフリクションはまるでダメ。乾いているところもつるつる滑る。
二俣は左。水路のようになっている。全然、悪くない。
振り返って・・・。いつか、あちらの花土も行かないと、と思う。
小規模だが良い感じだ。
いい滑!!思わぬ収穫という感じ。
ぬめりは半端ではないので、濡れている所には近付けない。
ちょっと旬を過ぎているが・・・。結構沢山。
林道を上がるが、水の音が気になり、沢を見ていると、大きな滑滝!!
恐らく、一番の滝だと思う。
こちらの標識があるが、沢を離れるのが勿体ないので・・・。
まだ小さいが良い感じの場所があった。
林道と堰堤が無ければ、それなりに癒し系の沢として遡行価値もあったかもしれない。
その後は、登山道を利用。
キノコは幾つかあった。スギタケのはずだが、かなり大きいのもあって、同定に不安が残る。
沢を離れると、まずまずの勾配の登り。
9月は山に行けているので、多少は登りもこなせるように感じる。
水も源頭で補給して、喉を潤す。美味しい水だ。
峠が近くなると、踏跡が非常に薄いが、特別問題ない。
2回目の対面ですね。
これで、白沢峠は全方向の様子が分かることになって満足。
未踏区間へと向かう。
以前のような防火帯らしい。
1578.2mの四等三角点。点名、『北沢』。どの沢のことなのでしょうか。
ピークの端にあって、そのうち崩壊して消失しそうな感じだ。
少々のアップダウンはあるが、大したことはない。
サクッと、倉掛山へ。三等三角点、点名『墨川』。
ちょっと手前の方が本来は展望があるのかもしれない。
地味な山頂で展望は無い。
山頂の様子。
本当にピークというより通過点という感じだ。
さっさと先へ進む。歩きやすく、快速で進める。
1740mが墨川山。地図に記載がないので、気にしていないと知ることがない。
1700.1m、四等三角点。点名、『萩尾』。ここはピークから少し下にある。
地図は正確だ。
その後、1663mピークは拓けている。
恐らく、ソーラー設置のためにこうしているのだろう。
展望もあって、今回のルートの中では一番いいかもしれない。
僅かで、板橋峠へ。
見覚えは十分にある。
作業もしているようなので、区間を確かに繋げたことなので、少し戻って先ほどの場所で昼食。
午前中に買ってきたパンでランチだ。
これを楽しみにしてきた♪
以前から気になっていたお店でやっと行けた上、見た目も美しく美味しそうで早く食べたいと思っていたのだ。
オーブンで少し温めた方がもっと美味しいのだろうが、これは当たりだ♪
値段も良心的だし、甲斐市敷島にある某ベーカリーの塩山版といった印象。
たまに笹の影から見えるこの花の横で食べる。展望もそれほどいいわけではないが、十分に私には満足な環境だ。
・・・。おっと、山と全く関係ない方向に逸れてしまった。
さて、帰路へと向かう。
ここから笠取林道らしいのだが、車は数年は通行していないだろう様子。
概ねこんな感じで、水平なので歩きやすい。
時折、紅葉も。去年も白沢峠の界隈を歩いた時も良かったと思い出す。
天候は下り坂であり、向かいの山の稜線は雲の中に入っている。
苔むしたこの沢型をショートカットして、稜線へ乗る。
倉掛山の北、1710mピークから北西尾根を下ることにした。
他の様子も見たかったことや、三角点も踏めるし、危険そうな尾根や植生ではなさそうだし。
はじめ、意外にシャクナゲが鬱陶しい。藪漕ぎというにはぬるい感じだが。
少々急な場所もあるが、問題はない。獣道のようだが、踏跡もある。
シャクナゲの次は、枯れた笹の藪。といっても、道型はあるので、少々覆いかぶさる程度で、藪漕ぎまではいかない。
油断していると、急な小尾根に引き込まれそうだが、割と分かりやすい。
ちょっとした風化した砂地、コルみたいな場所も通過。痩せ尾根っぽい印象だ。
再度、枯れた笹を押し倒して下っていく。
1211m、四等三角点。点名、『ヒキゲ沢』。南の沢がそういう名称なのだろうか。
ここは林業用と思しきケーブルが散見された。
左のケーブルはどうなっているのだろうかと少し斜面を下ったが、ただ切れていたのみで、目的の尾根を再度下る。
終盤、植林となって、二俣に降り立つ。
おや、これはいいですね♪ 状態も非常に良く、複数あるので、一部をいただきです!!
後は、林道に合流して戻るのみ。短時間で済んだし、収穫もあったし、楽しめた。
さて、今回で主要な稜線がまた繋がった。奥秩父縦走路、大菩薩小金沢連嶺、御坂山塊まで。
やっつけ感は多少あったが、それでも山歩きがこうして楽しく出来ることが嬉しい。
- コースタイム
白沢橋(11:15) → 白沢峠(12:35) → 倉掛山(13:10) → 下降点ピーク(15:30) → 二俣(16:15) → 白沢橋(16:30)
倉掛山 / Argonさんの倉掛山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ