遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

日本最高峰 富士山登頂

登山はしない友人と、富士山へ。
23時に須走口の駐車場で待ち合わせ、出発!
20〜30台くらいの車がありました。
ヘッドランプを点け、登ります。
風が結構あるので、木がザワザワと。
ゆっくり目で、順調に登っていき、樹林帯を抜けると、夜景が綺麗♪
写真を撮るものの、風に煽られて、ぶれてしまい、全然駄目。
再び樹林帯へ入り、抜けると、一気に雲が消えて満天の星。
6合目を過ぎて、本6合目の山小屋で小休止入れていると、酔っ払いみたいなヤツが出てきて、電気が何とかかんとか意味不明なことを喚いていたが、無視してさっさと進みます。
もう、ここには、寄り付きたくないです。
真っ暗な中、砂埃にまみれながらも、割と順調に。
7合目まで来ると、登山者が結構いて、風が強いので、下りてやり過ごすという方も。
私たちは、とりあえず、先に行って様子見ようということで、突撃!
風が強いせいで、ソフトシェルだけでは、ちょっと寒く、雨具を羽織って登ります。
8合目付近で、団体で40人くらい下りてくるのにすれ違い、何事かと思いました。
御来光がなさそうなので、下りてきたのか、荒れそうだったからなのか?
本8合目で、吉田口と合流し、山小屋横の通過は、風が強くて、よろけながらで、一箇所危なかったです。
サングラスを付けていますが、目が曇ってしまうし、ダウン装備して暖かくなると、睡魔が徐々に襲ってきて、難儀。
逆に、友人の方がこの辺りでは、調子が良さそう。
9合目の鳥居を過ぎて、登ると、完全に、日の出時刻を過ぎたらしく、空が明るいのですが、雲があって、山頂での御来光は見られず。

雲の上から、一応撮ってみました。
目の調子が悪くて、ピンボケかどうかも分かりませんでした(汗)
今日は紫外線じゃないのに、何でこうなるんだろう・・・。
こうなると、ゴーグル付けるしか手段がありませんよ。
角膜や視神経が弱いのか、軟弱な目に改めて気を落としました。
そうして、やっと、頂上の鳥居へ!

もう下りてくる人もいました。
こんなに、空が青いのに、御来光が見られなかったのは、とても残念。
お鉢巡りをする前に、岩陰で、食事♪

アルファ米 + 麻婆春雨で。
久々にこれ作りましたが、とても美味しく暖まり、友人にも好評で、持ってきた甲斐がありました♪
1時間程、剣ヶ峰の観測所と火口を見ながら、ゆっくり。
ここでは、風が穏やかでしたが、いざ出発すると、風がどんどん強くなりました。
富士宮口、御殿場口は、落石通行止となっていましたので、須走で登って正解だったんでしょう。
浅間大社奥宮を過ぎると、もう、まともに歩けないし、剣ヶ峰の直下の直登では、ずり落ちる始末。
一体、風速何mあったのか・・・。
それでも、勢いをつけて、一気に登り、剣ヶ峰へ。

日本最高峰、制覇です。
感動は、全くありません。二等三角点というのが意外でした。
さっさと、お鉢を回っていきますが、友人の足が駄目になったらしく、ここからは牛歩の如くスローダウン。
ダブルストックに替え、様子を見ながら。

それにしても、あの観測所作るのは、大変だったんだな、と改めて思いました。
映画も見たことがありますが、心底納得。
最後に、下る方面を撮って。

海までしっかり見えました。
お鉢からは、南アルプスや、奥秩父の山々まで見えるのですが、余りにも遠い・・・。
望遠レンズで覗いても、まだまだ遠い、遠すぎる・・・。
せいぜい、いいのは、三方分山・精進湖あたり。
砂礫・瓦礫の山で、岩山・アルペン的要素が皆無で、面白味は殆どないですね。
これは、登る前から分かっていましたので、予想通り。
下山は、登りよりも酷でした。疲労は全く無いですが、睡魔と闘うのが。
友人は、痛みで苦しそうで、徐々に休憩時間も間隔も長めに。
砂走りも、悪戦苦闘。
ようやく、樹林帯が近付いてきて、振り返ると、堂々たる山容のヤツ。

溶岩でガラガラしていてくれる方がありがたい。
この斜面は、スキーをしたら、楽しそう。
そうして、何とか下山完了。
皆、よく渋滞してまで行くよ・・・、と呆れにも似た感心。
私は、アイゼン、ピッケル装備で残雪期の天気が安定した時に、軽快に一発で落としたいです。

  • コースタイム

須走登山口(22:55) → 六合目(0:20) → 本八合目(5:20) → 十合目鳥居(6:05) → 剣ヶ峰(8:30) → 十合目鳥居(9:20) → 本八合目(10:30) → 須走登山口(13:30着)