遠流日記

登山・滝見・バイク等、趣味日記  ★沢パートナー大募集!★

桑の木沢・篠沢探勝

日曜日は、人が多そうなので、地味な所へ。
大武川渓谷までも避けて。
まずは、篠沢大滝へ向かうべく、林道を走っていきます。
篠沢大滝キャンプ場から上は、未舗装となります。
数km進むと、橋の手前で分岐があり、標識に従い、ここを右へ。
間もなく、ゲートが立ちはだかり、ここから歩くことにします。

勢いつけて右から乗り上げれば、これも突破できるんですけどね。
林道を歩くこと20分で、桑の木沢探勝の標識があります。
ここは、見送って、先に篠沢大滝を目指します。
地図では、とっくに林道の終点は過ぎていますが、まだ延びています。
一箇所、分岐がありますが、片方は大きな岩で塞がっているので、迷うことはありません。
更に歩くこと、15分で、右の法面に梯子が掛かっており、標識がありました。

一応、整備されていて、標識もしっかりあります。
急な斜面を、堰堤を巻くようにして、その上へ出て、沢に下ります。

ここで、沢を渡り、左岸を再び登っていきます。
踏跡がよく分からなくなることはありますが、標識はまだあります。

標識は、この黄色いので統一されています。
梯子も、もう一度登ると、すぐに、滝が見えました。

篠沢大滝、想像以上の名瀑♪ 岩肌が美しい・・・。
三脚を持ってきたので、ゆっくりと写真に収めて、と。
地形図を見ると、ここの近くの尾根から、黒戸山へ直登する尾根があるので、黒戸尾根を登るよりも楽に行けるかも!?
明瞭な感じですが、山頂直下が、どうでしょう?という印象です。
林道途中に、植林帯の部分に目印もあったので、おそらく、そこが取り付きなのだと思います。
そして、次は、黒戸噴水滝へ、先程の地点まで戻って、桑の木沢を詰めます。
林道跡を5分程進むと、東屋があります。

沢に架かる橋の脇に、一応、大雑把な地図がありました。

充てにならないんだよな、これ。
早戸大滝の前例があるし。
初めは、『終点まで1時間』となっていたみたいですが、後から、『1時間半〜2時間』と書き足されています。
当初は1時間で行けたが、今は荒れてしまい、その倍近くかかることもある、ということが推察されますね。
出発が遅いので、帰ってきた頃には日が暮れているかも・・・。
なので、ちょっと早めに歩いて進みます!
踏跡も赤いペンキマークもあって、全く問題は無いです。
10分ちょっとで、最初の滝へ。

桑の木滝。
この地点で、さっきの地図が充てにならないことが、はっきりと分かりました。
サクサク進んで、黄門の滝、その次の滝の真横を鎖を使って登り、くの字滝と。
そして、目的の、黒戸噴水滝がいよいよ見えてきました。
梯子を登って、再度左岸へ渡り、滝直下へ。

黒戸噴水滝は、篠沢大滝よりも知られていますが、篠沢大滝の方がいいかも?
想像通りかな。
滝の横まで行くと、噴水滝たる所以が分かります。
40分で来られたので、ゆっくりと写真を撮ることができました。
70mとありましたが、落差はそんなに無いです。
おそらく、梯子の下の滝も含めて、やっと、というところか、もしくは、まだ上にも滝が続いているのかな。
復路も軽快に進み、無事に暗くなる前に、東屋へ。
あれ・・・?ひょうたん池って、結局どこにあったの・・・?
かなり注意深く観察していたのですが、そんなの分かりませんでした。
20年の歳月や、台風なんかで無くなったんでしょうか。
こちらよりも、いつかレベルアップして、大武川を遡上して、北沢峠へと行くようなことがあれば楽しそう♪
昔は、北岳への最短アプローチだったそうなのですから。
この後、宇治駒ヶ岳神社へ行ったり、付近の林道を走ったりして、帰路へ。
日向八丁尾根の、大岩山の下りは、キレットというかフェース染みているのが見えて、不安になりました。
果たして、私に行けるのかどうか!?その方がワクワクしますけど♪

  • コースタイム

ゲート(13:40) → 桑の木沢入口(14:00) → 林道梯子(14:15) → 篠沢大滝(14:40) → 林道梯子(15:15) → 東屋(15:35) → 桑の木滝(15:45) → 黒戸噴水滝(16:10) → 東屋(17:00) → ゲート(17:20着)