遠流日記

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山梨百名山 〜甘利山(1731m) 千頭星山(2139m)〜

地方新聞で、甘利山のレンゲツツジが見頃だとの情報を得ていたので、是非とも行こうと思っていました。
そして、新しいカメラを購入後、初使用となります!
雨ではないものの、標高1500mから上は、雲がかかって見通しが利きません。
今日は、景色はお預けにして、花を存分に楽しむことにします☆
甘利山の直下まで、舗装路で乗り入れられ、駐車場も無料なので、7時前ですが、結構盛っていました。
遊歩道になっており、山頂直下は、一面ツツジでした。

これ程までに多いとは思いませんでした。
花は少し見頃を過ぎていますが、まだ十分楽しめました。
(写真は、戻ってきてから撮っています)
ツツジを見ながら、山頂へ。

山梨百名山、55番目、甘利山、制覇!!
ふ〜む、山頂には三角点はなく、やや下の東屋のところに三角点がありました。
このまま、千頭星山へと縦走していきますよ〜。
少し下って、登り返していきます。
どんどん進んでいくと、奥甘利山の標識が現れます。
行ってみたものの、何も無し・・・。
青木鉱泉への分岐を左に見送り、笹原やツガの地帯を、どんどん歩いていくと、千頭星山でした。

山梨百名山、56番目、千頭星山、制覇!!
予想外に山頂らしくありません。
ここで終了するには、物足りないので、大ナジカ峠・鳳凰山へと続く道を歩いてみることにしました。
うん、やっぱり、打って変わって踏跡が少ない♪
何とも幽玄な雰囲気を漂わせているので、モノクロで撮ってみました。

ブラックメタルのアートワークに使えそう(笑)
相変わらず、ガスも湧いていますので、より一層趣深いものです。
しばらく進むと、崩落しているところを、ロープを補助に使い、下っていきます。
ふん、楽勝♪などと思っていたら、問題は、ここからでした。
下るところの目印は問題ないのですが、尾根から外れて急降下します。
ここが曲者で、どう下っていいのやら、やや分かりにくかったです。
倒木も結構あるので、その上を歩く時は、滑るので注意が必要でした。
水が流れ出すところまで下り、右手に岩を見ながら、今度は登っていきます。
なるほど、この岩を巻くために下ったのか、と納得。
また下りとなり、稜線を進んでいくと、綺麗な花が♪

キバナノコマノツメ、と思われます。


更に、こちらは、コイワカガミも。

思わず、まじまじと観察です。
高山植物の名前も、今度は覚えていこう♪
足を延ばした甲斐があったというものです。
ここで引き返してもいいかと、悩みましたが、大ナジカ峠まで行くことにしました。
相変わらず、踏跡はやや薄く、足元も悪く歩きにくいですが、問題のあるところはなく、笹原に出ました。
おそらく、ここが大ナジカ峠。

指標もありますが、既に大ナジカ峠は過ぎたように、千頭星山・大ナジカ峠と矢印に書かれていました。
しばらく、休憩してから、来た道を戻りました。
中々、歩き応えのあるルートで、珍しく、コースタイム並に時間が掛かりました。
撮影に時間を費やしていたのも考慮しても、ペースは上げられないルート、という印象です。
これだけ、ガスが湧いて視界が悪いにもかかわらず、迷いそうなところは1箇所だけで、ルートファインディングは、私でもほぼ問題ないかと思います。
しかし、ここから、更に鳳凰山へと向かうには、3時間以上かかるようで、1泊2日の下山コースでなら、いけそうな気がしました。
久しぶりに、充実した登山ができ、景色なしだったものの、満足しました。


  • 本日の行程 *時刻は出発時刻

駐車場(6:50) → 甘利山(7:40) → 青木鉱泉分岐(8:30) → 千頭星山(8:45) → 大ナジカ峠(9:50) → 千頭星山(11:00) → 甘利山(11:50) → 駐車場(12:10着)