バイクでひとっ走りして、お昼を持ってハイキングへ。
山梨は大和村、展望台がある場所。
舗装林道だが、落ち葉で路面状態も悪く、レーサーレプリカで来るのは結構なストレスだった。
展望台からは登ったところで、樹木に遮られて大して無い。
木が無いとしても、どうでしょうか?
道を挟んで上にある遊具は良しとして、なぜここに作ったのか疑問だ。
休憩にはいいので、ここでコーヒーを沸かして昼にする。
食べながら、どういうルートで未踏ピークを回るか考える。
時間もそこまであるわけではないので、時計回りで周回に決める。
少し下るような恰好になるが、まずは登り。
整備されていた。先のあれらを作るくらいだから、この整備は驚かない。
10分ほどで、水野田山。
三等三角点、点名『初鹿野村』。
展望は樹林の間からしか得られないが、達筆標識があった。
ここから北西に下る。
南下する尾根は歩きやすそうにも見えたが、私が進む北西尾根も歩き難くない。
白蛇沢に降り立つ。導水ホースは何に利用するのでしょう。
バイクで上がってきた林道を横切って、再度登りにかかる。
山ノ神と思しき祠があった。
こういう人工物(失礼)も、いつまで見られるか。
沢の左岸に簡易林道っぽいのが続いている。
それを辿っても良いが、沢を跨いで、左の尾根に乗ることにした。
出だしは少々急だが、問題ない植生と登りだ。
落ち葉で下の様子には注意が必要で、ズルズルとずり落ちてくるので、少々気を遣う。
岩も少しあった。特別、危険や通過困難な場所は無い。
主稜線に乗って、徳並山に到着。
四等三角点、点名『古部』。 展望は無いが、樹林の間から多少。
これ、牧丘町の大烏山周辺で見たことがある系統の標識。
さて、ここから北上する。
尾根上は歩きやすい。落ち葉の影響も少ない。
鮮やかな紅葉もまだ一部に見られた。
展望がないので、こういうのは大切。
ここが、西大志戸山らしい。のっぺりで通過点という印象。
標識等は特になし。
少し下って、その次・・・。
境界見出標と同じ場所にテープに巻かれて山名が書かれていた。
特に展望が良いわけではないが、ここで休憩。
下って登った先が少し展望があった。
1292mの標高点。こちらの方が山頂らしく感じるが、古部山の座標は隣らしい。
ロープで山頂は遮られていた。そして、この古い標識。
手製標識がある。展望はやはり無い。
ここから更に歩きやすくなる。
トレラン大会で使われたコースなので、納得。
一応登ってはいるものの、非常に勾配が緩いので、平地並の速度で歩ける。
冬らしい景色。
巨木も少しあった。
標識に導かれ、尾根を進む。
この先が、守屋。
四等三角点、点名『守屋』。
この三角点より手前が最高点。
再度、北に向きを変えて尾根を進む。
途中、三角コンバとある。由来はどこから?
御料局三角点でもありそうな雰囲気だったが、無かった。見つけられなかっただけかもしれないが。
林班の標識。年季入っている。
そして、折り返しピークへ。
境沢ノ頭というらしい。
一応、樹林の合間から富士山が見えた。この程度でも嬉しいものだ。
三角点は、新旧2つ並んでいた。
四等三角点、点名『若林』。
時間もそこまで残されていないので、ここで引き返す。
帰り、三角コンバの標識があった東のピークにも行ってみた。
が、発見したのは、生々しいクマの爪痕・・・。
白い標柱の足だけあったが、何とあったのか分からず。特に何も無し。
サクッと古部山まで戻って、やや東よりの北尾根を進む。
変わらず、何て歩きやすい!!
直進しそうだが、この標石を目印に、少し東向きに下る道が続く。
赤い実が目立った。何の実でしょうか。
その先、1273m。
ここは、竜門山というらしい。
通過点に過ぎない印象。当然、展望無し。
数百m先の三角点。
振り返っての写真。
四等三角点、点名『木賊』。
標識には木賊山と書いてあった場所のよう。別名、大天狗というらしい。
北西尾根をここから降りてもいいが、1128m高点の尾根を行く。
北西尾根分岐のすぐ北に祠があった。
この辺、以降、部分的に整備されていた。
直下が少し急で、ロープが流してあった。
落ち葉で地面の状態が把握しにくいので、あってもいいかも。
階段状になっている!こんなマイナーな場所、よく整備したね・・・。
その後、展望地。
下る尾根を左下に、富士山も。
一番の展望に見入る。送電線は野暮だと思うが、それでもね。
夏は藪っぽさそうだが、この時期は湿っぽさが無く問題なし。
1128m高点からどんどん下っていく。悪くない。
左手、東、滝子山方面を見る。こんな感じか。
総じて展望は悪いのだが・・・。
午後の日差しもだいぶ傾いてきた。
紅葉がまた映える時間帯になってきた。
林道手前、石碑みたいな岩があった。
ここから左に向かって道は下っていく。
そして、林道に降り立つ。
標識もあって、ちょっと驚きだ。
ここから林道を戻る。
が、一応、茶湯山なる名前があるらしいピークを踏む。
957m高点。
そこから、北側を見ている。
東京電力の所有地らしく、標柱があった。
山名は皆どこから調べてくるのか分からないので、ここが正しいのか不明だ。
再度、林道に戻って。
燃えるような紅葉!!
枯れ模様っぽいのだが、これは見事だ。
林道歩きも多少は気がまぎれるどころか、気分は良い。
林道途中、先ほどの展望地を見上げる。
斜面を均した跡がある。一部、ボルダーが気になったが、ちょっと適さないか。
日も稜線の向こうに沈んだ頃、周回完了。
水野田山・徳並山・西大志戸山・東大志戸山・古部山・守屋・境沢ノ頭・竜門山・大天狗 / Argonさんの古部山・水野田山・竜門山(山梨県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ